今週の土曜日は、安芸太田町の加計体育館で「第60回 西中国選抜神楽競演大会」が行われます。51回大会以降の優勝団体総出演という、まさに記念すべき大会になりそうです!そしてこの大会は、数ある競演大会の中でももっとも歴史ある大会として知られています。まさに今回はすべてが見どころ、といったかんじですね。
たくさんある見どころの中で、少し自分なりのポイントを紹介してみたいと思います。まずは旧舞の部。津浪神楽団と苅屋形神楽団が「塵輪」を上演されます。同じ演目ですが、もちろん舞い方や囃子は違います。また、衣装や手物も微妙に違いがあると思いますので、そういった違いを見比べながら見ると、より面白さが感じられるはずです。新舞の部は、面の早変わりに注目。最近はどの団も工夫を凝らし、ありきたりのタイミングよりは、いつの間にか面が変わっている!というようなタイミングでやられていると思います。また、面をつける前後の演技の違いなどにも注目すると、これも神楽がより楽しめるはずです。新舞の部でも、原田神楽団「大江山」はおそらくこういう場面はないと思いますが…。こちらはやはり酒呑童子さんに注目でしょうね!
あとはやはり、競演大会ということで、優勝の行方も気になるところですね。この大会は、11月の神楽グランプリへの出場権もかかっていますから、まだ対象になっていないファンの方は、いつにも増して応援に力が入ることでしょう!また、会場は暑くなりますから、うちわなどをお忘れなく!
神楽日程表
大会場所
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たくさんある見どころの中で、少し自分なりのポイントを紹介してみたいと思います。まずは旧舞の部。津浪神楽団と苅屋形神楽団が「塵輪」を上演されます。同じ演目ですが、もちろん舞い方や囃子は違います。また、衣装や手物も微妙に違いがあると思いますので、そういった違いを見比べながら見ると、より面白さが感じられるはずです。新舞の部は、面の早変わりに注目。最近はどの団も工夫を凝らし、ありきたりのタイミングよりは、いつの間にか面が変わっている!というようなタイミングでやられていると思います。また、面をつける前後の演技の違いなどにも注目すると、これも神楽がより楽しめるはずです。新舞の部でも、原田神楽団「大江山」はおそらくこういう場面はないと思いますが…。こちらはやはり酒呑童子さんに注目でしょうね!
あとはやはり、競演大会ということで、優勝の行方も気になるところですね。この大会は、11月の神楽グランプリへの出場権もかかっていますから、まだ対象になっていないファンの方は、いつにも増して応援に力が入ることでしょう!また、会場は暑くなりますから、うちわなどをお忘れなく!
神楽日程表
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2007,09,06 Thu 19:11
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昨年は午前3時半に終わった鳴滝の神楽大会ですが、今年は12時くらいだったおかげで、少しは寝る時間が取れました(笑)。翌日、2日は三次市文化会館で「第2回三次神楽共演大会」が行われました。「今週の見どころ」でもお伝えしたように、「神楽リレー」にご登場いただいた方々の出演がありました。
神楽リレー10人目のランナー、原田神楽団の上野将さんは、「日本武尊」で主役の日本小碓命(やまとおぐなのみこと)を堂々と演じられました。上演後、偶然にも会場で上野さんにお会いすることができたのですが、その時に「この役は若手の登竜門なんです」というお話を伺いました。確かに、基本的な神の舞がすべて詰まったような役で、なおかつ最初から最後までほとんどの場面で出番があるわけですから、若手育成にはピッタリかもしれませんね。途中、小碓命が女装する場面があるのですが、上野さんは「紅葉狩」で鬼女も舞われるため、妙に似合っていた気もしました(笑)。
記念すべき神楽リレー最初のランナーになっていただいたのは、中川戸神楽団の倉本拓哉さん。「瀧夜叉姫」で藤原秀郷を演じられました。今回のメンバーを見てみると、高校3年生の倉本さんをはじめ、ほとんどの方が10~20代という若手を中心とした構成だったように思います。またこの演目は面の早変わりが見どころの一つなんですが、面が変わるたびに客席からどよめきや歓声、拍手が上がっていました。中には「おぉ~すごいのぉ~」という声も近くから聞こえてきたほどで、さすが「スーパー神楽」の本家本元ですね!
そして「スーパー神楽」に負けない演出で盛り上げてくれたのが横谷神楽団「比熊山」。このブログ2回目の登場です。三次市に伝わる「稲生物怪(いのうもののけ)物語」を神楽化したもので、さまざまな妖怪たちに加え、照明の演出などで、今まで見たことのないような物語が展開されます。初めてご覧になった方は、照明が暗くなるたびに、「今度はどんな妖怪が出るんだろう?」とワクワクされたことでしょう!自分は半年ぶりに見たのですが、前回と少し変わっているところがあったり、さらに練習を積まれている成果が伝わってきましたね。
今回初めて拝見した穴笠神楽団「葛城山」なんですが、とても印象に残った場面がありました。左側の写真がそうなんですが、土蜘蛛の岩屋に向かう途中、四天王の二人が水干(すいかん:神が一番上に着る大きな衣装)を脱いで、きれいにたたむ、という場面があったんです。普通この場面ではすでに水干を脱いで出てくるのがほとんどだと思いますので、ちょっと驚きました。衣装や手物は、神楽団にとって非常に大切なものですから、脱ぎ捨てたり投げ捨てたりするよりは、こうやって丁寧に扱うのが本来の姿かもしれませんね。
最後は日吉神楽団「八岐の大蛇」。これまた左側の写真にご注目。見てください、この酒樽の大きさ!足名椎&手名椎さんがこれをかついで出てきた時は、客席から大きなどよめきと笑い声で一時騒然とするほどでした。まるでこの樽の中から大蛇が出てきそうな大きさですよね(笑)。そして登場した大蛇は八匹!大きな酒樽を隠してしまうほどのスケールで、舞台いっぱいに大暴れしてくれました。その大蛇をこれまた豪快に退治していく須佐之男尊の舞もよかったですね。
会場には本当にたくさんのお客さんで、第2回の今年も大盛況だったと思います。行くことができなかった方も、どうぞ来年は三次にお越しください!
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神楽リレー10人目のランナー、原田神楽団の上野将さんは、「日本武尊」で主役の日本小碓命(やまとおぐなのみこと)を堂々と演じられました。上演後、偶然にも会場で上野さんにお会いすることができたのですが、その時に「この役は若手の登竜門なんです」というお話を伺いました。確かに、基本的な神の舞がすべて詰まったような役で、なおかつ最初から最後までほとんどの場面で出番があるわけですから、若手育成にはピッタリかもしれませんね。途中、小碓命が女装する場面があるのですが、上野さんは「紅葉狩」で鬼女も舞われるため、妙に似合っていた気もしました(笑)。
記念すべき神楽リレー最初のランナーになっていただいたのは、中川戸神楽団の倉本拓哉さん。「瀧夜叉姫」で藤原秀郷を演じられました。今回のメンバーを見てみると、高校3年生の倉本さんをはじめ、ほとんどの方が10~20代という若手を中心とした構成だったように思います。またこの演目は面の早変わりが見どころの一つなんですが、面が変わるたびに客席からどよめきや歓声、拍手が上がっていました。中には「おぉ~すごいのぉ~」という声も近くから聞こえてきたほどで、さすが「スーパー神楽」の本家本元ですね!
そして「スーパー神楽」に負けない演出で盛り上げてくれたのが横谷神楽団「比熊山」。このブログ2回目の登場です。三次市に伝わる「稲生物怪(いのうもののけ)物語」を神楽化したもので、さまざまな妖怪たちに加え、照明の演出などで、今まで見たことのないような物語が展開されます。初めてご覧になった方は、照明が暗くなるたびに、「今度はどんな妖怪が出るんだろう?」とワクワクされたことでしょう!自分は半年ぶりに見たのですが、前回と少し変わっているところがあったり、さらに練習を積まれている成果が伝わってきましたね。
今回初めて拝見した穴笠神楽団「葛城山」なんですが、とても印象に残った場面がありました。左側の写真がそうなんですが、土蜘蛛の岩屋に向かう途中、四天王の二人が水干(すいかん:神が一番上に着る大きな衣装)を脱いで、きれいにたたむ、という場面があったんです。普通この場面ではすでに水干を脱いで出てくるのがほとんどだと思いますので、ちょっと驚きました。衣装や手物は、神楽団にとって非常に大切なものですから、脱ぎ捨てたり投げ捨てたりするよりは、こうやって丁寧に扱うのが本来の姿かもしれませんね。
最後は日吉神楽団「八岐の大蛇」。これまた左側の写真にご注目。見てください、この酒樽の大きさ!足名椎&手名椎さんがこれをかついで出てきた時は、客席から大きなどよめきと笑い声で一時騒然とするほどでした。まるでこの樽の中から大蛇が出てきそうな大きさですよね(笑)。そして登場した大蛇は八匹!大きな酒樽を隠してしまうほどのスケールで、舞台いっぱいに大暴れしてくれました。その大蛇をこれまた豪快に退治していく須佐之男尊の舞もよかったですね。
会場には本当にたくさんのお客さんで、第2回の今年も大盛況だったと思います。行くことができなかった方も、どうぞ来年は三次にお越しください!
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2007,09,04 Tue 21:08
新着コメント
ジェラードさん、コメントありがとうございます。
原田神楽団さんの日曜の上演は、舞、楽とも若手中心のメンバーでしたね。
手打ち鐘は団長さんではありませんでしたよ!
中川戸さんの光国役は、こちらも若手の方でした。
団長さんは裏方をされていたそうですよ^^;
五月さん、コメントありがとうございます。
やはり大蛇は迫力ありますね!
最後を飾るに相応しい演目だと思います。
なかなか生で見る機会がないようですが、機会があればぜひ!!
原田神楽団さんの日曜の上演は、舞、楽とも若手中心のメンバーでしたね。
手打ち鐘は団長さんではありませんでしたよ!
中川戸さんの光国役は、こちらも若手の方でした。
団長さんは裏方をされていたそうですよ^^;
五月さん、コメントありがとうございます。
やはり大蛇は迫力ありますね!
最後を飾るに相応しい演目だと思います。
なかなか生で見る機会がないようですが、機会があればぜひ!!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/09/05 19:08 | BFfnvy1Y |
三次〜近くだったのに残念!大蛇が八匹!圧倒されますよね。私も1月にみた八岐大蛇も八匹で感動しまくりました☆
連日お疲れ様です
連日お疲れ様です
| 五月 | EMAIL | URL | 07/09/05 19:03 | MZc4TY.E |
はぁ、これまた行きたかったですね~
最初は行くつもりでしたが・・・(-_-;)
原田さんは前日の君田近郷に出られて、最後でしたが、団長さんが鉦で勢いがすごかったです。
日曜も団長さん鉦やられました?
中川戸さんの光圀役の方は団長さんですか?
最初は行くつもりでしたが・・・(-_-;)
原田さんは前日の君田近郷に出られて、最後でしたが、団長さんが鉦で勢いがすごかったです。
日曜も団長さん鉦やられました?
中川戸さんの光圀役の方は団長さんですか?
| ジェラード | EMAIL | URL | 07/09/05 18:03 | CDQkBe9E |
いよいよ今年も神楽シーズンが始まりました!これから約3ヶ月間は、毎週どこかで太鼓の音が聴こえるような、ファンのみなさんにとって嬉しい期間になりますね。しかし、最近は神楽イベントも増えたので、どこに行こうか、あるいは行きたいイベントが重なってしまったりと、シーズン特有の悩み?もあるかもしれません。9月1日土曜日は「第18回 おおあさ鳴滝露天温泉神楽共演大会」が行われました。心配していた雨もどうにか降らずにすみ、関係者のみなさんもホッとされたことと思います。きっとファンの方の日頃の行いがよかったのでしょう!
では上演された神楽のいくつかを紹介します。まずは津浪神楽団「天の岩戸」。このブログでも「ちょっとしたことに注目を」と以前から書いていますが、「岩戸」を見る際に自分がいつも気にしていることがあります。それは常闇(とこやみ)の世界の物語である、ということです。天照大御神がお隠れになったために、昼も夜もない、ただの常闇になってしまったのですが、実際にはもちろん真っ暗の中で神楽を舞うことはできません。「何も見えない」ということをどうやって表現されているか。セリフはもちろん、ちょっとした所作の中にもその要素が見えると思います。左側の画像は児屋根命と太玉命が出会う場面ですが、この「出会う」ということも舞の中にうまく組み込まれています。
初めて見たのが佐野社中の創作神楽「有明」。佐賀県に伝わる「鍋島化け猫騒動」を神楽化したものなんですが、自分を含めて多くの方が大きなインパクトを受けられたのではないでしょうか。特にその立ち合いが印象的だったんですが、何と言っても化け猫が鳴き声を発するのには驚きました。「ゥニャ~!」「フー!」など、本物の猫のような声がマイクを通じて会場に響き渡ったんですよね。もちろんセリフではなく、舞っている最中に、なんです。そしてさすが?化け猫だけあって、切っても切ってもなかなか死なずに、相当抵抗してましたね。本当に珍しいものを見せていただきました!
そしてイベント後半は「大江山三段返し」が組まれていました。まずは大塚神楽団「戻り橋」。例によって傘売り善兵衛さんが笑わせてくれました!「この辺りは暗くなったら鬼が出る」というセリフがあるのですが、先ほど上演された「有明」を引き合いに出して、「暗くなったら、ネコが出るでござるぞ!」と言ったのには会場のみなさん大爆笑!返事に困った茨木童子の化身が「ニャ~オ。」と言うと今度は「そなたはオスネコか、メスネコか?」とさらに追い討ち(笑)。しかし化身さんもベテランの方で、その返答に「ハーフ。」 これまた会場が大爆笑でしたね!
数ある神楽の演目の中で、最も神楽団ごとに違いがあるものが「羅生門」ではないでしょうか。琴庄神楽団の「羅生門」も、今回初めて拝見しました。やはり酒呑童子の化身を舞われた方の演技が素晴らしかったですね。鬼に変わった時の面がうまく付かずに落ちてしまうというハプニングはありましたが、恐ろしげな声と演技で十分カバーされていたと思います。むしろ、白妙(しらたえ)の優しげな面だったことによって、より不気味さが増していたのではないでしょうか。また立ち合いの途中に、茨木童子の腕をくっつけるという展開だったのも印象的でしたね。
最後は佐野社中「大江山」。これがまた珍しいものを見せていただきました。まるで「大江山絵詞」などを見ているようなかんじで、物語の世界に引き込まれました。姫をさらう場面で、鬼が本当に姫を抱えて連れ去って行ったのは、リアルな演出でよかったと思います。他にも、姫が洗濯をしている場面は、普段は帯などの布を持っていますが、こちらで洗っていたのは、実際の姫の衣装だったり、現れた酒呑童子が最初は鬼ではない面だったりなど、かなり伝説に近いような構成でした。セリフがやや難しかったのですが、よぉく聞いていると「五神」などと似たようなものもありましたね。
4団体8演目の大熱演で、いろいろな神楽を楽しむことができました。雨も降らず、本当によい神楽シーズンの幕開けでしたね。ただ、今回のイベントを撮影したビデオがないのが少し残念です。一般のビデオ撮影は禁止で、さらにビデオ業者の方もおられないので、今回の上演を記録したものが一切ないんですよね。写真と文章だけではやはり限界があります。化け猫の鳴き声や、善兵衛さんの面白い会話など、行けなかったみなさんにどこまで伝わったでしょうか。何かコメントをいただけると嬉しいです。
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では上演された神楽のいくつかを紹介します。まずは津浪神楽団「天の岩戸」。このブログでも「ちょっとしたことに注目を」と以前から書いていますが、「岩戸」を見る際に自分がいつも気にしていることがあります。それは常闇(とこやみ)の世界の物語である、ということです。天照大御神がお隠れになったために、昼も夜もない、ただの常闇になってしまったのですが、実際にはもちろん真っ暗の中で神楽を舞うことはできません。「何も見えない」ということをどうやって表現されているか。セリフはもちろん、ちょっとした所作の中にもその要素が見えると思います。左側の画像は児屋根命と太玉命が出会う場面ですが、この「出会う」ということも舞の中にうまく組み込まれています。
初めて見たのが佐野社中の創作神楽「有明」。佐賀県に伝わる「鍋島化け猫騒動」を神楽化したものなんですが、自分を含めて多くの方が大きなインパクトを受けられたのではないでしょうか。特にその立ち合いが印象的だったんですが、何と言っても化け猫が鳴き声を発するのには驚きました。「ゥニャ~!」「フー!」など、本物の猫のような声がマイクを通じて会場に響き渡ったんですよね。もちろんセリフではなく、舞っている最中に、なんです。そしてさすが?化け猫だけあって、切っても切ってもなかなか死なずに、相当抵抗してましたね。本当に珍しいものを見せていただきました!
そしてイベント後半は「大江山三段返し」が組まれていました。まずは大塚神楽団「戻り橋」。例によって傘売り善兵衛さんが笑わせてくれました!「この辺りは暗くなったら鬼が出る」というセリフがあるのですが、先ほど上演された「有明」を引き合いに出して、「暗くなったら、ネコが出るでござるぞ!」と言ったのには会場のみなさん大爆笑!返事に困った茨木童子の化身が「ニャ~オ。」と言うと今度は「そなたはオスネコか、メスネコか?」とさらに追い討ち(笑)。しかし化身さんもベテランの方で、その返答に「ハーフ。」 これまた会場が大爆笑でしたね!
数ある神楽の演目の中で、最も神楽団ごとに違いがあるものが「羅生門」ではないでしょうか。琴庄神楽団の「羅生門」も、今回初めて拝見しました。やはり酒呑童子の化身を舞われた方の演技が素晴らしかったですね。鬼に変わった時の面がうまく付かずに落ちてしまうというハプニングはありましたが、恐ろしげな声と演技で十分カバーされていたと思います。むしろ、白妙(しらたえ)の優しげな面だったことによって、より不気味さが増していたのではないでしょうか。また立ち合いの途中に、茨木童子の腕をくっつけるという展開だったのも印象的でしたね。
最後は佐野社中「大江山」。これがまた珍しいものを見せていただきました。まるで「大江山絵詞」などを見ているようなかんじで、物語の世界に引き込まれました。姫をさらう場面で、鬼が本当に姫を抱えて連れ去って行ったのは、リアルな演出でよかったと思います。他にも、姫が洗濯をしている場面は、普段は帯などの布を持っていますが、こちらで洗っていたのは、実際の姫の衣装だったり、現れた酒呑童子が最初は鬼ではない面だったりなど、かなり伝説に近いような構成でした。セリフがやや難しかったのですが、よぉく聞いていると「五神」などと似たようなものもありましたね。
4団体8演目の大熱演で、いろいろな神楽を楽しむことができました。雨も降らず、本当によい神楽シーズンの幕開けでしたね。ただ、今回のイベントを撮影したビデオがないのが少し残念です。一般のビデオ撮影は禁止で、さらにビデオ業者の方もおられないので、今回の上演を記録したものが一切ないんですよね。写真と文章だけではやはり限界があります。化け猫の鳴き声や、善兵衛さんの面白い会話など、行けなかったみなさんにどこまで伝わったでしょうか。何かコメントをいただけると嬉しいです。
この記事が面白い・勉強になったと思われたら迷わずクリック
2007,09,03 Mon 21:17
新着コメント
konitanさん、コメントありがとうございます。
「有明」は本当に衝撃でしたね!!
佐野社中さんのHPを見ましたが、今年はもう広島で舞われる予定はないようです…。
http://68.xmbs.jp/sanokagurasyatyu/
ぜひ、島根のほうにも足を運んでみてください!
「有明」は本当に衝撃でしたね!!
佐野社中さんのHPを見ましたが、今年はもう広島で舞われる予定はないようです…。
http://68.xmbs.jp/sanokagurasyatyu/
ぜひ、島根のほうにも足を運んでみてください!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/09/06 19:15 | BFfnvy1Y |
鳴滝の大会とてもよかったです。初めて佐野神楽社中の「有明」を見せていただいたのですが、衝撃的な神楽でした。奏楽と舞手の息があっていて迫力がありました。また、佐野神楽社中の神楽が見たいです。もっと広島に来てほしいなと思いました。佐野さんの今後の予定に広島はあるのでしょうか?
PS・・・化け猫の声が頭から離れない・・・・・・・
PS・・・化け猫の声が頭から離れない・・・・・・・
| konitan | EMAIL | URL | 07/09/06 08:33 | uqwet4PY |
役小角さん、コメントありがとうございます。
他であまり見れない演目もあっただけに、ビデオがないのは残念ですね。
雰囲気が伝わったと言っていただけて嬉しいです!
またコメントお願いします。
ジェラードさん、コメントありがとうございます。
琴庄さんの「羅生門」はかなり独特でしたね!
この後、頼光がまず起き上がって、幣を振って綱を起こす、という展開だったんです。
変わってますよね!?
少しビックリしましたよ!
他であまり見れない演目もあっただけに、ビデオがないのは残念ですね。
雰囲気が伝わったと言っていただけて嬉しいです!
またコメントお願いします。
ジェラードさん、コメントありがとうございます。
琴庄さんの「羅生門」はかなり独特でしたね!
この後、頼光がまず起き上がって、幣を振って綱を起こす、という展開だったんです。
変わってますよね!?
少しビックリしましたよ!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/09/04 19:15 | BFfnvy1Y |
五月さん、コメントありがとうございます。
少しでも大会の雰囲気が伝われば幸いです。
いつも見ていただいてありがとうございます!
またコメントお願いします。
寿パパさん、コメントありがとうございます。
お子さん達には相当、強烈な印象でしたでしょうね!
それにしてもすごい化け猫さんでした。
もっちゃさん、コメントありがとうございます。
行けなかった方のためにも、雰囲気が伝わるように、と記事を書いているつもりです。
ビデオがないのは残念ですね…。
来年はぜひお越しください!
少しでも大会の雰囲気が伝われば幸いです。
いつも見ていただいてありがとうございます!
またコメントお願いします。
寿パパさん、コメントありがとうございます。
お子さん達には相当、強烈な印象でしたでしょうね!
それにしてもすごい化け猫さんでした。
もっちゃさん、コメントありがとうございます。
行けなかった方のためにも、雰囲気が伝わるように、と記事を書いているつもりです。
ビデオがないのは残念ですね…。
来年はぜひお越しください!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/09/04 19:10 | BFfnvy1Y |
あーーー行きたかった(T_T)
琴庄さんの「羅生門」は見たことがないので、すごく気になります。
写真の神が倒れた後に腕を取り返すんですね~(^o^)丿
神が2人倒れてますが、頼光と綱ですか?
だとしたら、その後が気になります
琴庄さんの「羅生門」は見たことがないので、すごく気になります。
写真の神が倒れた後に腕を取り返すんですね~(^o^)丿
神が2人倒れてますが、頼光と綱ですか?
だとしたら、その後が気になります
| ジェラード | EMAIL | URL | 07/09/04 18:09 | d1Kfm29s |