7月27日日曜日は千代田開発センターで月一の舞が行われました。
まず都治神楽社中の「天の岩戸」
始まってすぐ、天の兒屋根の命と天の太玉の命が鈴を鳴らし舞う場面。舞がピッタリと揃っており、鈴の奏でる音がとても心地よく感じました。
また、岩戸を開こうと神々が賑やかに御神楽を舞うところも非常によかったです。しっとりと滑らかに舞う天の宇津女の命にハキハキとした力強い命天の手力男の命の舞が加わりより一層華やかなで激しい舞になっていました。
そしてようやく天照大神が岩戸から出てこられ、神々が喜びの舞を舞うのですが、途中掛け声と同時に神々が飛び跳ねながら舞うところもあり全身で喜びを表しているようで、すごく印象的でした。
次に石見神代神楽上府社中「鹿島」
天照の子孫、經津主命(ふつぬしのみこと)は国を譲ってくれるよう大国主の第一の御子、事代主命(ことしろぬしのみこと)と大国主の第二の御子、建御名方命(たけみなかたのみこと)にお願いします、しかし事代主命は承諾してくれますが建御名方命は承諾せず、ついに經津主命は建御名方命と国をめぐって力くらべとなります。
がっしりとつかみ合い力と力のぶつかり合い!お互い一歩も引かない力くらべはとても見ごたえがあり、こちらまでグッと力が入ってしまいます。また、力くらべに負けた建御名方命は經津主命に降参するかと思いきや、舞台から飛び降り、観客席へと逃げ込んでこられました。途中客席に座っていた子供を抱き上げるなど、観客から笑いをとっておられました(笑)
続いて石見神楽亀山社中「八衢」
この演目は、天照大神の孫邇邇芸命(ににぎのみこと)が降臨の際に、猿田彦の命が道案内をしようと待っていました。しかし天の宇津女の命はこの者を怪しく思うのです。しかし訳を説明し誤解は解け、宇津女の命は猿田彦に天の広矛を授けます。猿田彦はその広矛で悪魔払いをしながら一行を先導し無事お連れするという物語。天孫降臨とも言います。
決して派手な演目ではありませんがその分、宇津女の命、猿田彦それぞれの舞い、また天の宇津女の命と猿田彦の命の会話をじっくりと見聞きすることができたのではないでしょうか。また最後、猿田彦の衣装が一枚めくれとても輝かしい衣装などもとてもきれいでしたね。
そして最後は石見神代神楽上府社中「八岐大蛇」
お囃子と掛け声と同時に舞台袖、正面からぞろぞろと大蛇登場。八頭すべてそろうとものすごい迫力になりますね!!また次から次へと繰り広げられる技はどれもすばらしく、観客からはたくさんの拍手が湧き上がっていました。また、技の途中お囃子のリズムに合わせて大蛇たちが首を振る姿がありました。恐ろしい顔ではありますが、どこか可愛さを感じましたね。
そしていよいよ立ち合い!大蛇たちがいっせいに目を覚まし、須佐之男命に襲い掛かかってきます。途中大蛇に締め付けられるなどして危機迫る場面もありましたが須佐之男命も負けじと戦い、思わず頑張れ!と応援したくなりました。
今回石見神楽シリーズで“石見神楽が語る「日本誕生」の物語”となっており、神楽の原点を始め、そこから広がってゆく日本誕生の神話を味わうことができたように思います。そしてさまざまな神様も見ることができました。しかしこれにとどまらず、もっとたくさんの神話、神様を知っていきたいですね♪
また、広島の方ではなかなか石見神楽を中心に見る機会が少いので、今回じっくりと石見神楽を堪能できたのではないでしょうか。
さて来月は、山王神楽団さんと東山神楽団さんと中川戸神楽団さんによる“スーパー神楽 神々の詩 回想公演”です。そして、めったにお目にかかれない三団体合同演目もあり、見ごたえたっぷりです!ぜひお越しください☆
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まず都治神楽社中の「天の岩戸」
始まってすぐ、天の兒屋根の命と天の太玉の命が鈴を鳴らし舞う場面。舞がピッタリと揃っており、鈴の奏でる音がとても心地よく感じました。
また、岩戸を開こうと神々が賑やかに御神楽を舞うところも非常によかったです。しっとりと滑らかに舞う天の宇津女の命にハキハキとした力強い命天の手力男の命の舞が加わりより一層華やかなで激しい舞になっていました。
そしてようやく天照大神が岩戸から出てこられ、神々が喜びの舞を舞うのですが、途中掛け声と同時に神々が飛び跳ねながら舞うところもあり全身で喜びを表しているようで、すごく印象的でした。
次に石見神代神楽上府社中「鹿島」
天照の子孫、經津主命(ふつぬしのみこと)は国を譲ってくれるよう大国主の第一の御子、事代主命(ことしろぬしのみこと)と大国主の第二の御子、建御名方命(たけみなかたのみこと)にお願いします、しかし事代主命は承諾してくれますが建御名方命は承諾せず、ついに經津主命は建御名方命と国をめぐって力くらべとなります。
がっしりとつかみ合い力と力のぶつかり合い!お互い一歩も引かない力くらべはとても見ごたえがあり、こちらまでグッと力が入ってしまいます。また、力くらべに負けた建御名方命は經津主命に降参するかと思いきや、舞台から飛び降り、観客席へと逃げ込んでこられました。途中客席に座っていた子供を抱き上げるなど、観客から笑いをとっておられました(笑)
続いて石見神楽亀山社中「八衢」
この演目は、天照大神の孫邇邇芸命(ににぎのみこと)が降臨の際に、猿田彦の命が道案内をしようと待っていました。しかし天の宇津女の命はこの者を怪しく思うのです。しかし訳を説明し誤解は解け、宇津女の命は猿田彦に天の広矛を授けます。猿田彦はその広矛で悪魔払いをしながら一行を先導し無事お連れするという物語。天孫降臨とも言います。
決して派手な演目ではありませんがその分、宇津女の命、猿田彦それぞれの舞い、また天の宇津女の命と猿田彦の命の会話をじっくりと見聞きすることができたのではないでしょうか。また最後、猿田彦の衣装が一枚めくれとても輝かしい衣装などもとてもきれいでしたね。
そして最後は石見神代神楽上府社中「八岐大蛇」
お囃子と掛け声と同時に舞台袖、正面からぞろぞろと大蛇登場。八頭すべてそろうとものすごい迫力になりますね!!また次から次へと繰り広げられる技はどれもすばらしく、観客からはたくさんの拍手が湧き上がっていました。また、技の途中お囃子のリズムに合わせて大蛇たちが首を振る姿がありました。恐ろしい顔ではありますが、どこか可愛さを感じましたね。
そしていよいよ立ち合い!大蛇たちがいっせいに目を覚まし、須佐之男命に襲い掛かかってきます。途中大蛇に締め付けられるなどして危機迫る場面もありましたが須佐之男命も負けじと戦い、思わず頑張れ!と応援したくなりました。
今回石見神楽シリーズで“石見神楽が語る「日本誕生」の物語”となっており、神楽の原点を始め、そこから広がってゆく日本誕生の神話を味わうことができたように思います。そしてさまざまな神様も見ることができました。しかしこれにとどまらず、もっとたくさんの神話、神様を知っていきたいですね♪
また、広島の方ではなかなか石見神楽を中心に見る機会が少いので、今回じっくりと石見神楽を堪能できたのではないでしょうか。
さて来月は、山王神楽団さんと東山神楽団さんと中川戸神楽団さんによる“スーパー神楽 神々の詩 回想公演”です。そして、めったにお目にかかれない三団体合同演目もあり、見ごたえたっぷりです!ぜひお越しください☆
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2008,07,30 Wed 20:24
新着コメント
神楽好きさんコメントありがとうございます。
私自身もじっくり島根の神楽が見れて大変満足でした。(^-^)
しかし、こちらの方ではちょっぴりマニアックなのかもしれませね。こういった演目も面白いと思うのですが・・・。
私自身もじっくり島根の神楽が見れて大変満足でした。(^-^)
しかし、こちらの方ではちょっぴりマニアックなのかもしれませね。こういった演目も面白いと思うのですが・・・。
| 新人特派員 | EMAIL | URL | 08/08/02 22:04 | c5VuDOlA |
広島で島根の神楽が見れると急いで行ったのですが、余裕で席に座れました。
大勢のお客様??少しマニアテックなのかな?
私的には大満足の一日だったのですが・・・・
んー・・・・・・
大勢のお客様??少しマニアテックなのかな?
私的には大満足の一日だったのですが・・・・
んー・・・・・・
| 神楽好き | EMAIL | URL | 08/08/02 10:45 | tTBCbx1A |