2月23日は広島市の広島文化学園HBGホールで「RCC早春神楽共演大会」が開催されます。広島の最大級のイベントとして、楽しみにされている神楽ファンのみなさんも多いと思います。
第一部は「原点を見つめる」で、西村神楽社中「四神」と琴庄神楽団「天の岩戸」が組まれています。「四神」は四人の舞手による儀式舞、「岩戸」は四人の神様による様々な舞が見所となります。こうして書くとよく似ているように思えますが、恐らくご覧になると、まったく違った印象を受けられることでしょう。さてその違いはどこにあるのか、その辺りに注目されると、また一つ神楽の魅力を感じられるかもしれません。
第二部は「伝統を受け継ぐ」。三谷神楽団「塵倫」と筏津神楽団「八岐大蛇」の二演目です。舞台芸術として注目を浴びている広島の神楽ですが、昔ながらの伝統を大事にしてこそのもの。いろいろな娯楽が溢れている現代ですが、その中でもなお多くの人々を惹きつける魅力を持っている神楽。昔も今も変わらないその魅力を、ここでじっくり味わっていただければと思います。
そして第三部「新たなる神楽への挑戦」。原田神楽団「悪狐伝」、上本地神楽団「壇ノ浦」、宮乃木神楽団「大和葛城」、大塚神楽団「伊吹山」、横田神楽団「紅葉狩」、中川戸神楽団「板蓋宮」の六演目。この大会、このステージならではの演目、演出に注目が集まります。照明や舞台装置によって、今まで見たことのない、新しい神楽を存分にお楽しみ頂けることと思います。上演する神楽団のほうも、このステージにかける思いはきっと並々ならぬものがあるに違いありません。そんな熱い思いのこもった上演を、どうぞお見逃しなく!
第一部は「原点を見つめる」で、西村神楽社中「四神」と琴庄神楽団「天の岩戸」が組まれています。「四神」は四人の舞手による儀式舞、「岩戸」は四人の神様による様々な舞が見所となります。こうして書くとよく似ているように思えますが、恐らくご覧になると、まったく違った印象を受けられることでしょう。さてその違いはどこにあるのか、その辺りに注目されると、また一つ神楽の魅力を感じられるかもしれません。
第二部は「伝統を受け継ぐ」。三谷神楽団「塵倫」と筏津神楽団「八岐大蛇」の二演目です。舞台芸術として注目を浴びている広島の神楽ですが、昔ながらの伝統を大事にしてこそのもの。いろいろな娯楽が溢れている現代ですが、その中でもなお多くの人々を惹きつける魅力を持っている神楽。昔も今も変わらないその魅力を、ここでじっくり味わっていただければと思います。
そして第三部「新たなる神楽への挑戦」。原田神楽団「悪狐伝」、上本地神楽団「壇ノ浦」、宮乃木神楽団「大和葛城」、大塚神楽団「伊吹山」、横田神楽団「紅葉狩」、中川戸神楽団「板蓋宮」の六演目。この大会、このステージならではの演目、演出に注目が集まります。照明や舞台装置によって、今まで見たことのない、新しい神楽を存分にお楽しみ頂けることと思います。上演する神楽団のほうも、このステージにかける思いはきっと並々ならぬものがあるに違いありません。そんな熱い思いのこもった上演を、どうぞお見逃しなく!
2014,02,18 Tue 00:20
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9月9日の日曜日は広島市の上野学園ホールで「中四国神楽フェスティバルinひろしま」が行われます。全12プログラムのうち、広島・島根の神楽は5つ。そのほか中四国地方の神楽がズラリ。今まで見たことのない神楽が盛りだくさんで、とても興味深いイベントとなっています。さらに今回は徳島市より「のんき連」による阿波踊りもあります。個人的にもやはり阿波踊りに注目したいですね! 神楽と同じく、日本の伝統芸能の一つとして長く伝承されている阿波踊り。阿波踊りには三大主流というものがあり、「阿呆(あほう)連」の阿呆調 、「娯茶平(ごぢゃへい)」の娯茶平調、そして今回の「のんき連」ののんき調がその3つに数えられているそうです。神楽でいう舞手は「踊り手」、そして奏楽は「鳴り物」で、神楽でもお馴染みの太鼓や笛、鉦に加えて三味線があるようです。これがいったいどんな上演になるのか、とても楽しみですね!
2012,09,06 Thu 21:36
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▼8月20日(土) 第二回―高校生神楽の共演
「神迎え」・「天慶記・将門」-広島県新庄学園ー郷土芸能同好会―(北広島町)
新庄学園―郷土芸能同好会は、40年以上の歴史を持ち、卒業生の中には、各地の神楽団で中核として活躍されている方々もおり、それを励みとして日々活動されています。
今回、演じられるのは、「神迎え」・「天慶記・将門」。「神迎え」は、神楽のはじめに演じられる儀式舞のひとつであり、四人の舞子と奏楽の一体感を感じとってもらえることでしょう。「天慶記・将門」は、平安中期の戦乱・天慶の乱の物語。迫力ある立ち合いに注目してください。
「岩戸」-島根県立浜田商業高校―郷土芸能部―(島根県浜田市)
浜田商業高校―郷土芸能部は、平成17年に、石見地方の伝統芸能「石見神楽」への理解と深化、継承のため創部され、近隣での活動はもとより、遠く韓国での公演、さらには自主公演などといったように活発な活動をされています。
「岩戸」という演目は、神楽の中でも、非常に大切にされている演目の一つで、個々の役の個性が最大に活かされる演目なので、じっくりご覧ください。
「滝夜叉姫」-広島県立千代田高校―神楽愛好会―(北広島町)
千代田高校―神楽愛好会は、地元の神楽団との結び付きも強く、各種イベントにも積極的に出演されています。今回、演じられる「滝夜叉姫」は、新庄高校演じる「天慶記・将門」の続編となり、父・将門討たれた娘が仇を討たんがために、鬼と化してしまいますが最期には陰陽師に成敗されてしまいます。姫が鬼へと変化する場面も見どころの一つですが、その過程の心情の変化にもご注目ください。
「塵 倫」-広島県立吉田高校―神楽部―(安芸高田市)
吉田高校―神楽部は、神楽団に所属している部員も多く、各々の神楽団の持ち味を活かし合ったチームワーク溢れる舞で、日々練習に励んでおられます。
「塵 倫」は、神楽の中でも代表的な鬼舞の一つですね。三匹の鬼の息の合った舞、矢を討たれた鬼の苦しむ姿に注目してください。
「八岐大蛇」-広島県立加計高校芸北分校―神楽部―(北広島町)
芸北分校―神楽部は、他のクラブ活動との両立の中、近隣のイベント・神楽大会への出演のほか、ミュージシャンとのコラボレーションにも参加されています。「八岐大蛇」は、神楽の中で最も知られている演目で、芸北分校では八頭の大蛇が登場し、その迫力ある舞は、各地でも好評を得ています。須佐之男命との迫力ある戦いはもちろん、老夫婦と姫の別れの情緒ある場面にも注目してください。
▼8月21日(日) 特別公演 神楽新時代
今回の見どころは、なんといっても初演演目が4つもあることではないでしょうか。この公演に合わせて、各神楽団・社中がそれぞれの思いをこめて、作り上げられてこられたとおもいます。今回のテーマ(神楽新時代)にもあるように、今回の公演を通して神楽の進化・未来を感じとってもらえることでしょう。
「紅葉狩」 東山神楽団(北広島町)今年も、暑い日が続いていますが、実は暦の上(8月8日)ではもう秋なんですよ。まだまだ暑い日が続きそうですが、一足先に秋の気分を味わってもらえることでしょう。姫から鬼への変化、合戦の激しさと目が離せない舞を堪能して下さい。
初演 「土 蜘」 大都神楽団(島根県江津市)
広島を代表する演目「葛城山(土蜘蛛)」を、「古典演目は土臭く、創作演目は新鮮で奇想天外な展開を」がモットーの大都さんが、石見神楽の持ち味を活かしながら、能や謡曲に描かれる「土蜘」の物語を織り交ぜながら独自の解釈を持って、舞い上げます。大都さんの創作演目には、「相馬城」「大江山酒呑童子」に代表されるように、あっと驚く演出も盛り込まれているものが多いので、今回の演目でも「奇想天外な展開」を見せてくれることでしょう。
「山 姥」 大塚神楽団(北広島町)
多くの演目で活躍する源頼光四天王・坂田金時誕生の物語として、「葛城山」「紅葉狩」と同時期に生まれたこの演目。変化などの見せ場はないものの、怪童丸と頼光主従の合戦、山姥との別れの場面といったように他の演目に負けない見せ場もありますので、注目してください。
初演 「岩見重太郎(女狐退治)」 宮乃木神楽団(広島市安佐北区)宮乃木さんにとって、「新羅三郎」(09年初演)以来の新演目。「岩見重太郎」といえば、皆さんもよくご存じ、狒狒退治・仇打ちありと、二度おいしい演目として浸透しているとおもいますが、今回の物語では、諸国を遍歴していた重太郎が、人々をたぶらかす女狐を退治に向かいます。しかし、この悪事を働く女狐には、数百年に起こった悲しい出来事が秘められていたのです。演目発表時から、話題の多い演目のようで、当日を楽しみにされている方も多いようですね。
初演 「月一の舞いのための戸隠山雅鬼揃」 石見神楽亀山社中(島根県浜田市)
少し前の時代、「石見神楽」が広島の大会に呼ばれた時、たいてい「大蛇をやってくれ」と言われて、多くのお客さんが席を立って休憩に行ってしまう。派手な広島の新舞を見慣れたお客さんからしたら、地味なものに見えていたころを経験されながらも、「もっと石見神楽を発展させたい」という思いを持ち、数々の困難を潜り抜け、昨年は「芸石神楽競演大会」で優勝という栄誉にも輝かれた亀山社中さん。広島と島根の神楽交流に敬意をはらい、広島を代表する演目「紅葉狩」を通して、これまでの感謝とこれからの広島・島根双方の神楽の発展を願いながら舞われます。題名の通り、今回の月一の舞限定の演目なので、見逃されないようにくれぐれも、ご注意くださいね!
初演 「茨 木」 中川戸神楽団(北広島町)スーパー神楽の先駆けとして知られる中川戸さんの新演目です。「茨木」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? そう、あの酒呑童子の手下「茨木童子」が神楽ファンの皆さんは真っ先に出てくることでしょう。一般的には、「羅生門」や「戻り橋(後編)」という演目で演じられていますが、ここは、数々のスーパー神楽を世に送り出している中川戸さん、演目の名前にもこだわりを見せています。今回も各所に見どころのある演出がでてくるようなので、当日を楽しみにしてお待ちくださいね。
▼詳細はこちらから
http://www.npo-kagura.jp/contents/2011-kouiki-kagura/2011-08-20-21-saiten/index.html
「神迎え」・「天慶記・将門」-広島県新庄学園ー郷土芸能同好会―(北広島町)
新庄学園―郷土芸能同好会は、40年以上の歴史を持ち、卒業生の中には、各地の神楽団で中核として活躍されている方々もおり、それを励みとして日々活動されています。
今回、演じられるのは、「神迎え」・「天慶記・将門」。「神迎え」は、神楽のはじめに演じられる儀式舞のひとつであり、四人の舞子と奏楽の一体感を感じとってもらえることでしょう。「天慶記・将門」は、平安中期の戦乱・天慶の乱の物語。迫力ある立ち合いに注目してください。
「岩戸」-島根県立浜田商業高校―郷土芸能部―(島根県浜田市)
浜田商業高校―郷土芸能部は、平成17年に、石見地方の伝統芸能「石見神楽」への理解と深化、継承のため創部され、近隣での活動はもとより、遠く韓国での公演、さらには自主公演などといったように活発な活動をされています。
「岩戸」という演目は、神楽の中でも、非常に大切にされている演目の一つで、個々の役の個性が最大に活かされる演目なので、じっくりご覧ください。
「滝夜叉姫」-広島県立千代田高校―神楽愛好会―(北広島町)
千代田高校―神楽愛好会は、地元の神楽団との結び付きも強く、各種イベントにも積極的に出演されています。今回、演じられる「滝夜叉姫」は、新庄高校演じる「天慶記・将門」の続編となり、父・将門討たれた娘が仇を討たんがために、鬼と化してしまいますが最期には陰陽師に成敗されてしまいます。姫が鬼へと変化する場面も見どころの一つですが、その過程の心情の変化にもご注目ください。
「塵 倫」-広島県立吉田高校―神楽部―(安芸高田市)
吉田高校―神楽部は、神楽団に所属している部員も多く、各々の神楽団の持ち味を活かし合ったチームワーク溢れる舞で、日々練習に励んでおられます。
「塵 倫」は、神楽の中でも代表的な鬼舞の一つですね。三匹の鬼の息の合った舞、矢を討たれた鬼の苦しむ姿に注目してください。
「八岐大蛇」-広島県立加計高校芸北分校―神楽部―(北広島町)
芸北分校―神楽部は、他のクラブ活動との両立の中、近隣のイベント・神楽大会への出演のほか、ミュージシャンとのコラボレーションにも参加されています。「八岐大蛇」は、神楽の中で最も知られている演目で、芸北分校では八頭の大蛇が登場し、その迫力ある舞は、各地でも好評を得ています。須佐之男命との迫力ある戦いはもちろん、老夫婦と姫の別れの情緒ある場面にも注目してください。
▼8月21日(日) 特別公演 神楽新時代
今回の見どころは、なんといっても初演演目が4つもあることではないでしょうか。この公演に合わせて、各神楽団・社中がそれぞれの思いをこめて、作り上げられてこられたとおもいます。今回のテーマ(神楽新時代)にもあるように、今回の公演を通して神楽の進化・未来を感じとってもらえることでしょう。
「紅葉狩」 東山神楽団(北広島町)今年も、暑い日が続いていますが、実は暦の上(8月8日)ではもう秋なんですよ。まだまだ暑い日が続きそうですが、一足先に秋の気分を味わってもらえることでしょう。姫から鬼への変化、合戦の激しさと目が離せない舞を堪能して下さい。
初演 「土 蜘」 大都神楽団(島根県江津市)
広島を代表する演目「葛城山(土蜘蛛)」を、「古典演目は土臭く、創作演目は新鮮で奇想天外な展開を」がモットーの大都さんが、石見神楽の持ち味を活かしながら、能や謡曲に描かれる「土蜘」の物語を織り交ぜながら独自の解釈を持って、舞い上げます。大都さんの創作演目には、「相馬城」「大江山酒呑童子」に代表されるように、あっと驚く演出も盛り込まれているものが多いので、今回の演目でも「奇想天外な展開」を見せてくれることでしょう。
「山 姥」 大塚神楽団(北広島町)
多くの演目で活躍する源頼光四天王・坂田金時誕生の物語として、「葛城山」「紅葉狩」と同時期に生まれたこの演目。変化などの見せ場はないものの、怪童丸と頼光主従の合戦、山姥との別れの場面といったように他の演目に負けない見せ場もありますので、注目してください。
初演 「岩見重太郎(女狐退治)」 宮乃木神楽団(広島市安佐北区)宮乃木さんにとって、「新羅三郎」(09年初演)以来の新演目。「岩見重太郎」といえば、皆さんもよくご存じ、狒狒退治・仇打ちありと、二度おいしい演目として浸透しているとおもいますが、今回の物語では、諸国を遍歴していた重太郎が、人々をたぶらかす女狐を退治に向かいます。しかし、この悪事を働く女狐には、数百年に起こった悲しい出来事が秘められていたのです。演目発表時から、話題の多い演目のようで、当日を楽しみにされている方も多いようですね。
初演 「月一の舞いのための戸隠山雅鬼揃」 石見神楽亀山社中(島根県浜田市)
少し前の時代、「石見神楽」が広島の大会に呼ばれた時、たいてい「大蛇をやってくれ」と言われて、多くのお客さんが席を立って休憩に行ってしまう。派手な広島の新舞を見慣れたお客さんからしたら、地味なものに見えていたころを経験されながらも、「もっと石見神楽を発展させたい」という思いを持ち、数々の困難を潜り抜け、昨年は「芸石神楽競演大会」で優勝という栄誉にも輝かれた亀山社中さん。広島と島根の神楽交流に敬意をはらい、広島を代表する演目「紅葉狩」を通して、これまでの感謝とこれからの広島・島根双方の神楽の発展を願いながら舞われます。題名の通り、今回の月一の舞限定の演目なので、見逃されないようにくれぐれも、ご注意くださいね!
初演 「茨 木」 中川戸神楽団(北広島町)スーパー神楽の先駆けとして知られる中川戸さんの新演目です。「茨木」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? そう、あの酒呑童子の手下「茨木童子」が神楽ファンの皆さんは真っ先に出てくることでしょう。一般的には、「羅生門」や「戻り橋(後編)」という演目で演じられていますが、ここは、数々のスーパー神楽を世に送り出している中川戸さん、演目の名前にもこだわりを見せています。今回も各所に見どころのある演出がでてくるようなので、当日を楽しみにしてお待ちくださいね。
▼詳細はこちらから
http://www.npo-kagura.jp/contents/2011-kouiki-kagura/2011-08-20-21-saiten/index.html
2011,08,19 Fri 08:10
新着コメント
こんにちは、無です。いよいよ明日から2日にわたって開催される月一の舞い。とても楽しみにしています。
ぼくは2日目の神楽新時代に行きます。
管理人さんの報告も楽しみにしていますよ。
ぼくは2日目の神楽新時代に行きます。
管理人さんの報告も楽しみにしていますよ。
| 無 | EMAIL | URL | 11/08/19 11:26 | /8cGCTqY |
7月17日、広島市のALSOKホール(旧郵便貯金ホール)で『神楽スペシャル・伝説の地を訪ねて』が開催されます。
今年で8回目の開催となり、毎回さまざまなテーマが設定されています。今年は『伝説の地を訪ねて』ということで、神楽の舞台となった場所が紹介され、「え、この場所が・・」「へぇ~」という感じで、神楽を普段見慣れている方にも新鮮に思え、また初めて見る方には深く入っていける機会になることでしょう。
今回の企画で注目したいのは、普段は独立して舞われることの多い「悪狐伝」シリーズ(前編・玉藻前、中編・悪狐伝、後編・殺生石)が一挙に上演されることですね。この演目はみなさんよくご存知の通り、世界を股に掛け悪事の限りを尽くした、金毛白面九尾の狐の物語です。
前編では、悪狐が美しい女性に化け、時の帝の寵愛を受けますが、陰陽師に正体を見破られてしまい、東の国へと逃れます。
中編では、逃れた悪狐が再び女性へと姿を変え、悪事をはたらいていましたが、勅命を受けた弓矢の名人に退治されます。また、十念寺の和尚、珍斉さんも神楽を盛り上げてくれることでしょう!
後編では、退治された悪狐の魂が大岩となり、近づく人や生き物の命を奪っていましたが、徳のあるお坊さんの鉄槌によって、粉砕され、その魂は封印されます。
この物語が一度に見れるという機会はなかなかないのではないでしょうか!?本当に大注目ですね。
またこの大会では、上演される神楽それぞれの物語の舞台となった地を、ステージに設置されたスクリーンで紹介されます。ほとんどの神楽大会では上演前のあらすじだけですが、それに映像を加えることによってみなさんに物語がよりわかりやすくなってのではないかと思います。このスクリーンの設置によって、さらに神楽が面白く感じるという効果もあることでしょう。また神楽の上演中には、映像がそのスクリーンに映し出されて、特にアップの映像などは、後ろや2階席のお客さんにもよく見えるようになっています。
この大会が、初めて神楽を見る方には、神楽を好きになるきっかけとなり、神楽ファンの方には、演目に秘められたものを知っていただける機会になっていただければ、幸いです。
今年で8回目の開催となり、毎回さまざまなテーマが設定されています。今年は『伝説の地を訪ねて』ということで、神楽の舞台となった場所が紹介され、「え、この場所が・・」「へぇ~」という感じで、神楽を普段見慣れている方にも新鮮に思え、また初めて見る方には深く入っていける機会になることでしょう。
今回の企画で注目したいのは、普段は独立して舞われることの多い「悪狐伝」シリーズ(前編・玉藻前、中編・悪狐伝、後編・殺生石)が一挙に上演されることですね。この演目はみなさんよくご存知の通り、世界を股に掛け悪事の限りを尽くした、金毛白面九尾の狐の物語です。
前編では、悪狐が美しい女性に化け、時の帝の寵愛を受けますが、陰陽師に正体を見破られてしまい、東の国へと逃れます。
中編では、逃れた悪狐が再び女性へと姿を変え、悪事をはたらいていましたが、勅命を受けた弓矢の名人に退治されます。また、十念寺の和尚、珍斉さんも神楽を盛り上げてくれることでしょう!
後編では、退治された悪狐の魂が大岩となり、近づく人や生き物の命を奪っていましたが、徳のあるお坊さんの鉄槌によって、粉砕され、その魂は封印されます。
この物語が一度に見れるという機会はなかなかないのではないでしょうか!?本当に大注目ですね。
またこの大会では、上演される神楽それぞれの物語の舞台となった地を、ステージに設置されたスクリーンで紹介されます。ほとんどの神楽大会では上演前のあらすじだけですが、それに映像を加えることによってみなさんに物語がよりわかりやすくなってのではないかと思います。このスクリーンの設置によって、さらに神楽が面白く感じるという効果もあることでしょう。また神楽の上演中には、映像がそのスクリーンに映し出されて、特にアップの映像などは、後ろや2階席のお客さんにもよく見えるようになっています。
この大会が、初めて神楽を見る方には、神楽を好きになるきっかけとなり、神楽ファンの方には、演目に秘められたものを知っていただける機会になっていただければ、幸いです。
2011,07,14 Thu 23:25
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2010,12,31 Fri 22:55
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