7月17日、広島市のALSOKホール(旧郵便貯金ホール)で『神楽スペシャル・伝説の地を訪ねて』が開催されます。
今年で8回目の開催となり、毎回さまざまなテーマが設定されています。今年は『伝説の地を訪ねて』ということで、神楽の舞台となった場所が紹介され、「え、この場所が・・」「へぇ~」という感じで、神楽を普段見慣れている方にも新鮮に思え、また初めて見る方には深く入っていける機会になることでしょう。
今回の企画で注目したいのは、普段は独立して舞われることの多い「悪狐伝」シリーズ(前編・玉藻前、中編・悪狐伝、後編・殺生石)が一挙に上演されることですね。この演目はみなさんよくご存知の通り、世界を股に掛け悪事の限りを尽くした、金毛白面九尾の狐の物語です。
前編では、悪狐が美しい女性に化け、時の帝の寵愛を受けますが、陰陽師に正体を見破られてしまい、東の国へと逃れます。
中編では、逃れた悪狐が再び女性へと姿を変え、悪事をはたらいていましたが、勅命を受けた弓矢の名人に退治されます。また、十念寺の和尚、珍斉さんも神楽を盛り上げてくれることでしょう!
後編では、退治された悪狐の魂が大岩となり、近づく人や生き物の命を奪っていましたが、徳のあるお坊さんの鉄槌によって、粉砕され、その魂は封印されます。
この物語が一度に見れるという機会はなかなかないのではないでしょうか!?本当に大注目ですね。
またこの大会では、上演される神楽それぞれの物語の舞台となった地を、ステージに設置されたスクリーンで紹介されます。ほとんどの神楽大会では上演前のあらすじだけですが、それに映像を加えることによってみなさんに物語がよりわかりやすくなってのではないかと思います。このスクリーンの設置によって、さらに神楽が面白く感じるという効果もあることでしょう。また神楽の上演中には、映像がそのスクリーンに映し出されて、特にアップの映像などは、後ろや2階席のお客さんにもよく見えるようになっています。
この大会が、初めて神楽を見る方には、神楽を好きになるきっかけとなり、神楽ファンの方には、演目に秘められたものを知っていただける機会になっていただければ、幸いです。
今年で8回目の開催となり、毎回さまざまなテーマが設定されています。今年は『伝説の地を訪ねて』ということで、神楽の舞台となった場所が紹介され、「え、この場所が・・」「へぇ~」という感じで、神楽を普段見慣れている方にも新鮮に思え、また初めて見る方には深く入っていける機会になることでしょう。
今回の企画で注目したいのは、普段は独立して舞われることの多い「悪狐伝」シリーズ(前編・玉藻前、中編・悪狐伝、後編・殺生石)が一挙に上演されることですね。この演目はみなさんよくご存知の通り、世界を股に掛け悪事の限りを尽くした、金毛白面九尾の狐の物語です。
前編では、悪狐が美しい女性に化け、時の帝の寵愛を受けますが、陰陽師に正体を見破られてしまい、東の国へと逃れます。
中編では、逃れた悪狐が再び女性へと姿を変え、悪事をはたらいていましたが、勅命を受けた弓矢の名人に退治されます。また、十念寺の和尚、珍斉さんも神楽を盛り上げてくれることでしょう!
後編では、退治された悪狐の魂が大岩となり、近づく人や生き物の命を奪っていましたが、徳のあるお坊さんの鉄槌によって、粉砕され、その魂は封印されます。
この物語が一度に見れるという機会はなかなかないのではないでしょうか!?本当に大注目ですね。
またこの大会では、上演される神楽それぞれの物語の舞台となった地を、ステージに設置されたスクリーンで紹介されます。ほとんどの神楽大会では上演前のあらすじだけですが、それに映像を加えることによってみなさんに物語がよりわかりやすくなってのではないかと思います。このスクリーンの設置によって、さらに神楽が面白く感じるという効果もあることでしょう。また神楽の上演中には、映像がそのスクリーンに映し出されて、特にアップの映像などは、後ろや2階席のお客さんにもよく見えるようになっています。
この大会が、初めて神楽を見る方には、神楽を好きになるきっかけとなり、神楽ファンの方には、演目に秘められたものを知っていただける機会になっていただければ、幸いです。
2011,07,14 Thu 23:25
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