今週の日曜日は、安佐南区民文化センターで「神楽公演 十二神祇神楽」というイベントが行われます。十二神祇の神楽は、普段神楽ファンのみなさんが見慣れている芸北神楽や石見神楽とは大きく違うもので、簡単に言えば儀式舞、という感じでしょうか。そんな神祇系の神楽が十二演目あるので、「十二神祇」と言われるのだそうです。広島県では広島市内の安佐北区や安佐南区、廿日市市などで継承されていますが、現在は団員数の不足により、活動休止に陥っていたり、あるいは芸北神楽を習ってなんとか団員を確保している、といった団体が多いようです。見た目は確かに地味かもしれませんが、長い間その地域で受け継がれてきた伝統芸能ですので、これが失われてしまうのは本当に残念な事です。自分もあまり見たことはないのですが、初めて見るのにどこか懐かしさを感じる、素晴らしいものであったと思います。それに今の芸北の神楽では薄れつつある神楽の基本というものが強く感じられ、また伝承されている方の姿には感動しました。ぜひみなさん、十二神祇を見てみてください!
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2008,01,24 Thu 19:09
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