今回の神楽研究コラムは今までと少し違う、いわば番外編。テーマは「五神」。「五龍王」や「五郎王子」ともいう。石見神楽では最大の長編として伝承されており、ある意味最も神楽らしい神楽と言える。がしかし、難しいセリフが多いため、なかなかファンの方にはこの演目の面白さが伝わりにくいのではなかろうか。そこで今回はこの「五神」のセリフを例によって広島弁に訳して、みなさんにわかりやすく紹介していこうと思う。なお、今回のコラムは浜田市の後野神楽社中にご協力をいただいた。
この国の最初の神、国常立王(こくしょうりゅうおう)には、春青(しゅんぜい)大王、夏赤(かせき)大王、秋白(しゅうはく)大王、冬黒(とうこく)大王という息子たちがいた。
春青「わしは国常立王の長男で、春青大王いうんじゃ。住まいは東の方でのぅ、春を司って(つかさどって)生き物を創るんが仕事なんよ。ほいで暑ぅも寒ぅものぅて、国を栄えさせぇ言われとる。夏赤大王はどうしょうるん?」
夏赤「わしゃぁ国常立王の次男で夏赤大王いうんじゃがな。南の方に住んどって夏を司ってのぅ、生き物を育てて国を栄えさせるのが仕事なんよ。秋白大王はどがしょうるん?」
秋白「わしは国常立王の三男で秋白大王いうんよ。西の方に住まいしとってな、秋を司って穀物やら木の実やらをよぅけ収穫しよるんよ。それで国を栄えさせぇと。冬黒大王はどうしょうるんね?」
冬黒「わしは国常立王の四男で冬黒大王いうんで。北の方に住んどって冬を司って、雨やら雪やらをよぅけ降らしょうるんよ。ほいで生き物を休ませちゃって、国を栄えさせぇ言われとるんよ。へぇで春青大王さん、どがしたんね??」
春青「おう、あののぅ、こがぁしてみんなでのぅ、国を守って村を栄えさせて、親父の幸福を祈っちゃろうやぁ。」
そこへ、埴安(はにやす)大王の使いが現れる。
使い「あんたらぁ四神の神さんらぁかいな?」
四神「あんたぁどこの誰なら。名乗りんさいや。」
使い「わしゃぁ国常立王の末っ子の、埴安大王の使いなんじゃ。へぇで、わしの主が言うてんには、あんたら4人は、この国を横取りしてからに、わしには一っつもわけてくれん。なんぼ末っ子じゃぁ言うても、土地がのぅちゃぁやれんけぇ、はよぉ分けてくれぇやぁ~、ちゅぅわけなんよ。」
四神「何ぅ言ょーるんね!?埴安大王の土地なんぞ、よその国にはあるかもしれんけど、この日本にゃぁあるわけなかろうが。あがぁじゃ言うときんさい。わかったらどけぇでも行ってしまいんさいや。」
使い「こりゃ、ちゃんと言うとかんと、後であっちゃならん事になるわ。わしの主の埴安大王いう人はの、ケンカ好きじゃけぇ、鎧を着て軍隊をようけ連れて、力づくで領地を取り返す言うてじゃがの。はぁこけぇ来てじゃが、それでもえぇかいの?」
四神「どあがぁでもせぇ!」
すると埴安大王が現れる。
埴安「そこの四神の神さんらぁや。」
四神「あんたぁどこの誰なら。名乗りんさいや。」
埴安「あんたら知っとるじゃろうが。わしゃ国常立王の末っ子の埴安大王で。へぇじゃけあんたらの弟なんでぇ!?ほれ、わしらの親父も、兄さんらには礼儀正しくして、弟らはかわいがっちゃれぇよって言うとるじゃろが。へじゃけど逆にわし一人をのけ者にしてからに、ぶちはぐいわ。へぇで四神の兄ちゃんらぁは、この国ぅ横取りして、年中360日もみな取ってからに、わしにゃぁ一っつもわけてくれん。なんぼ末っ子じゃぁ言うても、こがなことじゃやれんけぇ、はよ分けてくれぇやぁ、四神の兄ちゃんらぁよ。」
四神「あんたぁ末っ子じゃけぇ、この世界がどがぁやってできたか知るまぁが。上を向いて空をよぉ見んさい。かがんで地面をよぉ見んさい。春夏秋冬の季節があって、わしらぁはそれぞれきちっと仕事をしよるんで。この世界がある限り、わしらの土地がないところはないんじゃ。へじゃけあんたに分けるもんは何もない。はよいにんさい、埴安大王さん。」
埴安「そがぁに言うてならしょうがないわ。わしも旗をかかげて弓矢を持って兜をかぶって、ぶちつぇえ兵隊を川の向こうによぅけ集めて、かかってくる敵はみな成敗して、四神の兄ちゃんらぁも追い払っちゃるわ。へぇでこの世に何ものぅなったら、わしがこの国を治めるわ。じゃけど、今のうちにわしに降参するんじゃったら、命だけは助けちゃるで。」
四神「誰が降参するきゃぁ!」
埴安「へじゃ戦の準備してきちゃろうてぇ。」
四神「どがぁでもせぇ!!」
話し合いは決裂し、埴安大王は戦の準備を整えるためいったん引き返した。
春青「あれ見たきゃぁ?ぶち怒っとるけぇ、わしらも油断できんわ。戦の準備しょうで!」
こうして四神の神たちと埴安大王との間で、戦が始まった。
決戦を前に、再び埴安大王が叫ぶ。
埴安「あぁはぐいのぅ!四神の兄ちゃんらぁに、また文句言うちゃるわ。戦しちゃろう思うて来てみりゃぁ、ぶち大軍がおるじゃなぁか!東西南北どこの山にも川にもよぅけ兵隊がおるわ。わしゃまだガキじゃし、たったこれだけの兵隊で戦わにゃいけん。まるでカマキリ対クルマじゃん。へじゃけど、風がいくらつよぅても柳の枝は折れんで。水がいくらつよぅても岩石は動かされん。わしが負けて体も骨もなんもなぁよぅになっても、いっそかまわんで。刀も弓矢も持っとるし、命をかけてとにかくやっちゃろうてぇ。あぁもぉ!兄ちゃんらぁにゃ勝てんかぁ。矢ならよぅけあるけぇ、雨みたいに降らしちゃるわ!!」
四神「皆でやっちゃりんさいや!」
激しい戦いが繰り広げられるが、そこへ一人の老人が現れた。
老人「おいおい、五神の神さんらぁ、何ぅしよるんね。やめんさいや。」
五神「わしらぁ土地の奪い合いの戦をしよるんじゃ。やめぇなんぞと言われる筋合いはなぁで!」
老人「あんたらぁ、こんな戦をしよっちゃいけまぁが。国の民が困っとるのはどがするんね。わかったら刀も弓も納めて戦をやめて、わしが言うことをよぉ聞きんさいや。」
五神「はぁはぁ、あがぁですのぅ。」
老人「ほいでの、わしは高天原(たかまがはら)のごうぎな御殿に呼ばれてからに、かしこねの命(みこと)さんに、五神の神さんらぁに命令してけぇ言われたんじゃ。へじゃけ今からあんたらの土地やらをわけますけぇの。」
五神「はぁ、わかりました。」
老人「まずのぅ、長男の春青大王さんは、東の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで春の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この青い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
春青「ありがたいのう。」
老人「へぇから、夏赤大王さんには、南の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで夏の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この赤い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
夏赤「ありがたいのう。」
老人「ほいで、秋白大王さんには、西の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで秋の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この白い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
秋白「ありがたいのう。」
老人「ほいから、冬黒大王さんには、北の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで冬の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この黒い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
冬黒「ありがたいのう。」
老人「しまいに、埴安大王さんには、真ん中の土地ぅあげるけぇの。ほいで春夏秋冬の残してもろうた18日を全部あわせりゃ、これも72日じゃけぇ、みなと同じになるで。この黄色い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
埴安「ありがたいのう。」
老人「よしゃよしゃ、へぇじゃ五神さんら、これでえぇあんばいになったけぇ、村が栄えるんと豊作になるんと、わりぃことがなぁよぅになるんと民のみなさんが元気になるんと、みな祈って神楽を舞いんさいや。わしが先導しちゃるけぇ。」
五神「はぁ、あがしましょうてぇ。」
だいたいのあらすじはわかっていても、やはり何をしゃべっているかわからなければ、面白さは半減してしまうのではないだろうか。例えば、埴安大王が決戦を前にして言うセリフ。自分から戦をしかけたわりに、実は途中弱気ともとれるセリフがあったりする。このほか、いろいろ意味深いセリフが楽しめるが、やはり一番は四神たちが埴安大王の願いを断るところだろう。ここがこの演目の核と言っても過言ではないのだが、さすがにここは難しすぎた。本文中にある「元亨利貞なり。」この四字熟語、訳すだけでかなりの文章になる。とにかく、今回はわかりやすさを優先したため、カットした部分も多数あることをご了承いただきたい。だいたいの意味がわかっていれば、なんとなくでも言っていることがわかったりする部分もあるはず。次回「五神」をご覧になるときには、しっかりと聞いてみると新しい発見があるかもしれない。
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参考文献
「校訂石見神楽台本」
協力
後野神楽社中
この国の最初の神、国常立王(こくしょうりゅうおう)には、春青(しゅんぜい)大王、夏赤(かせき)大王、秋白(しゅうはく)大王、冬黒(とうこく)大王という息子たちがいた。
春青「わしは国常立王の長男で、春青大王いうんじゃ。住まいは東の方でのぅ、春を司って(つかさどって)生き物を創るんが仕事なんよ。ほいで暑ぅも寒ぅものぅて、国を栄えさせぇ言われとる。夏赤大王はどうしょうるん?」
夏赤「わしゃぁ国常立王の次男で夏赤大王いうんじゃがな。南の方に住んどって夏を司ってのぅ、生き物を育てて国を栄えさせるのが仕事なんよ。秋白大王はどがしょうるん?」
秋白「わしは国常立王の三男で秋白大王いうんよ。西の方に住まいしとってな、秋を司って穀物やら木の実やらをよぅけ収穫しよるんよ。それで国を栄えさせぇと。冬黒大王はどうしょうるんね?」
冬黒「わしは国常立王の四男で冬黒大王いうんで。北の方に住んどって冬を司って、雨やら雪やらをよぅけ降らしょうるんよ。ほいで生き物を休ませちゃって、国を栄えさせぇ言われとるんよ。へぇで春青大王さん、どがしたんね??」
春青「おう、あののぅ、こがぁしてみんなでのぅ、国を守って村を栄えさせて、親父の幸福を祈っちゃろうやぁ。」
そこへ、埴安(はにやす)大王の使いが現れる。
使い「あんたらぁ四神の神さんらぁかいな?」
四神「あんたぁどこの誰なら。名乗りんさいや。」
使い「わしゃぁ国常立王の末っ子の、埴安大王の使いなんじゃ。へぇで、わしの主が言うてんには、あんたら4人は、この国を横取りしてからに、わしには一っつもわけてくれん。なんぼ末っ子じゃぁ言うても、土地がのぅちゃぁやれんけぇ、はよぉ分けてくれぇやぁ~、ちゅぅわけなんよ。」
四神「何ぅ言ょーるんね!?埴安大王の土地なんぞ、よその国にはあるかもしれんけど、この日本にゃぁあるわけなかろうが。あがぁじゃ言うときんさい。わかったらどけぇでも行ってしまいんさいや。」
使い「こりゃ、ちゃんと言うとかんと、後であっちゃならん事になるわ。わしの主の埴安大王いう人はの、ケンカ好きじゃけぇ、鎧を着て軍隊をようけ連れて、力づくで領地を取り返す言うてじゃがの。はぁこけぇ来てじゃが、それでもえぇかいの?」
四神「どあがぁでもせぇ!」
すると埴安大王が現れる。
埴安「そこの四神の神さんらぁや。」
四神「あんたぁどこの誰なら。名乗りんさいや。」
埴安「あんたら知っとるじゃろうが。わしゃ国常立王の末っ子の埴安大王で。へぇじゃけあんたらの弟なんでぇ!?ほれ、わしらの親父も、兄さんらには礼儀正しくして、弟らはかわいがっちゃれぇよって言うとるじゃろが。へじゃけど逆にわし一人をのけ者にしてからに、ぶちはぐいわ。へぇで四神の兄ちゃんらぁは、この国ぅ横取りして、年中360日もみな取ってからに、わしにゃぁ一っつもわけてくれん。なんぼ末っ子じゃぁ言うても、こがなことじゃやれんけぇ、はよ分けてくれぇやぁ、四神の兄ちゃんらぁよ。」
四神「あんたぁ末っ子じゃけぇ、この世界がどがぁやってできたか知るまぁが。上を向いて空をよぉ見んさい。かがんで地面をよぉ見んさい。春夏秋冬の季節があって、わしらぁはそれぞれきちっと仕事をしよるんで。この世界がある限り、わしらの土地がないところはないんじゃ。へじゃけあんたに分けるもんは何もない。はよいにんさい、埴安大王さん。」
埴安「そがぁに言うてならしょうがないわ。わしも旗をかかげて弓矢を持って兜をかぶって、ぶちつぇえ兵隊を川の向こうによぅけ集めて、かかってくる敵はみな成敗して、四神の兄ちゃんらぁも追い払っちゃるわ。へぇでこの世に何ものぅなったら、わしがこの国を治めるわ。じゃけど、今のうちにわしに降参するんじゃったら、命だけは助けちゃるで。」
四神「誰が降参するきゃぁ!」
埴安「へじゃ戦の準備してきちゃろうてぇ。」
四神「どがぁでもせぇ!!」
話し合いは決裂し、埴安大王は戦の準備を整えるためいったん引き返した。
春青「あれ見たきゃぁ?ぶち怒っとるけぇ、わしらも油断できんわ。戦の準備しょうで!」
こうして四神の神たちと埴安大王との間で、戦が始まった。
決戦を前に、再び埴安大王が叫ぶ。
埴安「あぁはぐいのぅ!四神の兄ちゃんらぁに、また文句言うちゃるわ。戦しちゃろう思うて来てみりゃぁ、ぶち大軍がおるじゃなぁか!東西南北どこの山にも川にもよぅけ兵隊がおるわ。わしゃまだガキじゃし、たったこれだけの兵隊で戦わにゃいけん。まるでカマキリ対クルマじゃん。へじゃけど、風がいくらつよぅても柳の枝は折れんで。水がいくらつよぅても岩石は動かされん。わしが負けて体も骨もなんもなぁよぅになっても、いっそかまわんで。刀も弓矢も持っとるし、命をかけてとにかくやっちゃろうてぇ。あぁもぉ!兄ちゃんらぁにゃ勝てんかぁ。矢ならよぅけあるけぇ、雨みたいに降らしちゃるわ!!」
四神「皆でやっちゃりんさいや!」
激しい戦いが繰り広げられるが、そこへ一人の老人が現れた。
老人「おいおい、五神の神さんらぁ、何ぅしよるんね。やめんさいや。」
五神「わしらぁ土地の奪い合いの戦をしよるんじゃ。やめぇなんぞと言われる筋合いはなぁで!」
老人「あんたらぁ、こんな戦をしよっちゃいけまぁが。国の民が困っとるのはどがするんね。わかったら刀も弓も納めて戦をやめて、わしが言うことをよぉ聞きんさいや。」
五神「はぁはぁ、あがぁですのぅ。」
老人「ほいでの、わしは高天原(たかまがはら)のごうぎな御殿に呼ばれてからに、かしこねの命(みこと)さんに、五神の神さんらぁに命令してけぇ言われたんじゃ。へじゃけ今からあんたらの土地やらをわけますけぇの。」
五神「はぁ、わかりました。」
老人「まずのぅ、長男の春青大王さんは、東の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで春の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この青い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
春青「ありがたいのう。」
老人「へぇから、夏赤大王さんには、南の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで夏の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この赤い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
夏赤「ありがたいのう。」
老人「ほいで、秋白大王さんには、西の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで秋の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この白い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
秋白「ありがたいのう。」
老人「ほいから、冬黒大王さんには、北の方の土地ぅあげるけぇの。ほいで冬の90日が欲しいんじゃろうけど、ちぃとこらえてもろうて、18日を残して、72日ほどあげましょうよ。この黒い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
冬黒「ありがたいのう。」
老人「しまいに、埴安大王さんには、真ん中の土地ぅあげるけぇの。ほいで春夏秋冬の残してもろうた18日を全部あわせりゃ、これも72日じゃけぇ、みなと同じになるで。この黄色い御幣を立ててしっかり治めんさい。」
埴安「ありがたいのう。」
老人「よしゃよしゃ、へぇじゃ五神さんら、これでえぇあんばいになったけぇ、村が栄えるんと豊作になるんと、わりぃことがなぁよぅになるんと民のみなさんが元気になるんと、みな祈って神楽を舞いんさいや。わしが先導しちゃるけぇ。」
五神「はぁ、あがしましょうてぇ。」
だいたいのあらすじはわかっていても、やはり何をしゃべっているかわからなければ、面白さは半減してしまうのではないだろうか。例えば、埴安大王が決戦を前にして言うセリフ。自分から戦をしかけたわりに、実は途中弱気ともとれるセリフがあったりする。このほか、いろいろ意味深いセリフが楽しめるが、やはり一番は四神たちが埴安大王の願いを断るところだろう。ここがこの演目の核と言っても過言ではないのだが、さすがにここは難しすぎた。本文中にある「元亨利貞なり。」この四字熟語、訳すだけでかなりの文章になる。とにかく、今回はわかりやすさを優先したため、カットした部分も多数あることをご了承いただきたい。だいたいの意味がわかっていれば、なんとなくでも言っていることがわかったりする部分もあるはず。次回「五神」をご覧になるときには、しっかりと聞いてみると新しい発見があるかもしれない。
この記事が面白い・勉強になったと思われたら迷わずクリック
参考文献
「校訂石見神楽台本」
協力
後野神楽社中
2007,04,24 Tue 19:47
コメント
もっちゃさん、コメントありがとうございます。
わかりやすかった、もう一度見たいなどなど、本当に嬉しい言葉をいただいて、ありがとうございます☆
やはり広島ではなかなか見れない演目ですね。
もし機会がありましたら、ぜひ!
わかりやすかった、もう一度見たいなどなど、本当に嬉しい言葉をいただいて、ありがとうございます☆
やはり広島ではなかなか見れない演目ですね。
もし機会がありましたら、ぜひ!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/08/22 20:57 | BFfnvy1Y |
早速読ませていただきました(笑´▽`)
他のも面白かったけど、これも面白いですね♪
すっごく分かりやすかったです。
後野さんの五神をRCCで一度だけ拝見したことがありますが、これを読んでもぅ一度見たい~(>_<*)と思いました★☆
どこかで見れることがあるといぃのですが・・・
広島ではなかなか難しいですよね。。。(;_;)
今はDVDで我慢したいと思います♪w
他のも面白かったけど、これも面白いですね♪
すっごく分かりやすかったです。
後野さんの五神をRCCで一度だけ拝見したことがありますが、これを読んでもぅ一度見たい~(>_<*)と思いました★☆
どこかで見れることがあるといぃのですが・・・
広島ではなかなか難しいですよね。。。(;_;)
今はDVDで我慢したいと思います♪w
| もっちゃ | EMAIL | URL | 07/08/22 10:41 | 0dchuV.g |
コガネムシさん、コメントありがとうございます。
E坂さんに続いてのお言葉、本当に嬉しいです。
今回のコラムは短縮バージョンを参考にさせていただきましたが、やはり完全バージョンのほうが面白いですよね。
RCC早春で長いバージョンを見させていただきましたが、また機会があればぜひ見てみたいと思います。
E坂さんに続いてのお言葉、本当に嬉しいです。
今回のコラムは短縮バージョンを参考にさせていただきましたが、やはり完全バージョンのほうが面白いですよね。
RCC早春で長いバージョンを見させていただきましたが、また機会があればぜひ見てみたいと思います。
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/04/26 18:34 | BFfnvy1Y |
E坂さん、コメントありがとうございます。
社中の方からお褒めの言葉をいただき、大変嬉しく思います。
とにかく分かりやすさを一番にしたので、かなりの意訳になってしまった部分もあり、どうかなと思ったりしたのですが^^;
吉和の大会でも楽しみにしております☆
社中の方からお褒めの言葉をいただき、大変嬉しく思います。
とにかく分かりやすさを一番にしたので、かなりの意訳になってしまった部分もあり、どうかなと思ったりしたのですが^^;
吉和の大会でも楽しみにしております☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/04/26 18:29 | BFfnvy1Y |
後野神楽社中のコガネムシと申します。いつもいろいろとご指導いただき有難うございます。この度の「五神」の翻訳素晴らしいですね。大変解りやすく翻訳してあり、なさけない話、私たちにも良くわかり納得出来る所が多々あります。神楽ファンの方には「五神」を理解出来て、楽しく観ていただけることと思います。大会等では時間的に口上も舞いも短縮せざるを得ず、理解が難しい点があると思いますが、このコラムをご覧いただくと良くわかりますね。私たちもまだまだ勉強していきたいと思います、よろしくお願いします。
| コガネムシ | EMAIL | URL | 07/04/26 18:27 | hS9sqCxM |
特派員さん、この度は石見神楽「五神」をコラムに取り上げて頂き有難うございました。そして、広島版翻訳本当にお疲れさまでした。恥ずかしながら我々も正直理解に欠けるところもありありで勉強しながらの上演となっております。とても要点よく分かりやすく翻訳されましたね。さすがです。このコラムをご覧頂き興味を更に皆様方にもって頂ければ嬉しく思います。広島での公演も今のところ吉和競演を残すのみとなりました。35分の持ち時間では肝心な部分もカットせざるを得ませんが石見神楽のアピールに頑張って参りたいと思います。
| E坂 | EMAIL | URL | 07/04/26 18:23 | hS9sqCxM |
リロっちさん、コメントありがとうございます。
まだ見られたことがない方に「楽しみ」と言っていただけて嬉しいです。
今週末の吉和競演大会で、後野神楽社中さんが上演されますので、ぜひご覧ください☆
またコメントお願いします。
まだ見られたことがない方に「楽しみ」と言っていただけて嬉しいです。
今週末の吉和競演大会で、後野神楽社中さんが上演されますので、ぜひご覧ください☆
またコメントお願いします。
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/04/25 18:15 | BFfnvy1Y |
広島弁に直しての五神お疲れ様です☆
私はまだ見たことがないので、この広島弁バージョンでのあらすじを頭に入れながら見ようと思います!!
とても参考になりました♪見るのが楽しみです(*´∀`*)
私はまだ見たことがないので、この広島弁バージョンでのあらすじを頭に入れながら見ようと思います!!
とても参考になりました♪見るのが楽しみです(*´∀`*)
| リロっち | EMAIL | URL | 07/04/25 00:10 | mKy7VC4E |
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