先週の日曜日、千代田開発センターで月一の舞が開催されました。今月の月一の舞のテーマは「妖艶の舞-神楽に描かれる美女たち-」それぞれの神楽団の美女たちが妖艶で見事な舞いを披露してくださいました。それでは報告です。
まず初めは中川戸神楽団による「瀧夜叉姫」です。
五月姫が貴船明神から妖術を授かり、それに比例して表情がどんどん変わっていくところが見どころの一つ。最初は静けさが漂う場に五月姫が登場し、ゆっくりと落ち着いた様子が伝わっていきます。しかし、妖術を授かると一変。次第に荒々しく力強い立ち振る舞いへと変わり、先ほどの五月姫とは別人のようでした。また、最後の妖術が浄化され五月姫へと戻っていく様子も見どころ。怒り狂う鬼から徐々にもとの五月姫の姿へと戻っていく姿には、会場からはたくさんの拍手が沸き起こっていました。面がどんどん変わっていくところはいつ見ても驚かされてしまいますね。
そして、次は今回月一に初登場の大都神楽団による「黒塚」です。
こちらの演目は、大都神楽団さんのオリジナル要素が多く含まれた演目となっており、山伏と剛力の二人が、狐の化身の宿を訪ねて行く場面では、糸車を使った他では見られない演出が施されていました。その糸車を女がゆっくり回す姿はどこか妖艶な雰囲気をかもし出しているような気がしました。また、今回のテーマでもある美女の姿でゆっくり舞う様子は、怪しくも艶っぽさのある舞いでした。剛力さんは心を奪われてしまっていましたが、危うくこちらまで心を奪われてしまいそうでしたね。また、終盤の場面では阿邪利祐慶(あじゃりゆうけい)と剛力、そして狐の笑いあり、奮闘ありの演出に会場は笑いの渦となっていました。
そしてお次は本地中組神楽団による「土蜘蛛」です。
土蜘蛛の精魂が胡蝶に化け、源頼光に典薬の御薬と偽り、毒薬を渡します。そして、頼光、卜部季武たちが奥の間へと姿を消した瞬間、胡蝶の様子が豹変していきます。こちらも頼光の様子を伺いながら、怪しげな雰囲気を漂わせながら舞っている姿はとても妖艶でした。そして、頼光を襲おうと幕を勢いよく開けた瞬間には、鬼の姿へといつの間にか変わっていました。そして、そのまま頼光へと蜘蛛を投げ、頼光を舞台中央へと引きずり込んでいと、その瞬時には鬼の顔がさらに一回り大きな鬼の顔へ。次から次へと素早く変わる鬼の姿におぉ~と会場が盛り上がり、客席からはたくさんの拍手が起こっていました。
そして最後を飾るのは中川戸神楽団による「紅葉狩」です。
こちらの演目、鬼女たちの優雅な舞いと観客を驚かすたくさんの仕掛けとを兼ね揃えている演目ですね。始まって早々、まず初めに二人の女性が登場。怪しくも華麗に舞い、次に中央の幕がゆっくり開けられ呉葉(くれは)が登場。そして、三人が揃い優雅にはらりはらりと舞う様子はとても美しく、しばし酔いしれてしまいそうでした。そして、たくさんの仕掛けでは、呉葉が鬼へと変わるとき、角がにょきにょきと現れたり、また、火薬や蜘蛛を使った演出などがあり、会場はその仕掛けの度にどよめきの声がたくさん起こっていました。妖艶な舞いから激しい舞い、そして凝った演出にもお客様は楽しまれているようでした。
さぁ、そして神楽の上演がすべて終了した後は、皆さんお待ちかね。神楽団員の方たちとの記念撮影会です。今回は、中川戸神楽団の方達との記念撮影となりました。先ほど激しく舞っていた鬼さんとたくさんのお客様が記念撮影をしており、とても賑わっていらっしゃいました。
さて、今月の月一の舞はいかがだったでしょうか?多くの方に楽しんでいただけたでしょうか?そして、ここでお知らせですが、今回の月一の舞が終了いたしますと、次回の月一の舞は12月となります。少しの間、空いてしまいますのでお間違えのない様、お越しくださいませ。それでは12月の月一の舞いもお楽しみに☆
まず初めは中川戸神楽団による「瀧夜叉姫」です。
五月姫が貴船明神から妖術を授かり、それに比例して表情がどんどん変わっていくところが見どころの一つ。最初は静けさが漂う場に五月姫が登場し、ゆっくりと落ち着いた様子が伝わっていきます。しかし、妖術を授かると一変。次第に荒々しく力強い立ち振る舞いへと変わり、先ほどの五月姫とは別人のようでした。また、最後の妖術が浄化され五月姫へと戻っていく様子も見どころ。怒り狂う鬼から徐々にもとの五月姫の姿へと戻っていく姿には、会場からはたくさんの拍手が沸き起こっていました。面がどんどん変わっていくところはいつ見ても驚かされてしまいますね。
そして、次は今回月一に初登場の大都神楽団による「黒塚」です。
こちらの演目は、大都神楽団さんのオリジナル要素が多く含まれた演目となっており、山伏と剛力の二人が、狐の化身の宿を訪ねて行く場面では、糸車を使った他では見られない演出が施されていました。その糸車を女がゆっくり回す姿はどこか妖艶な雰囲気をかもし出しているような気がしました。また、今回のテーマでもある美女の姿でゆっくり舞う様子は、怪しくも艶っぽさのある舞いでした。剛力さんは心を奪われてしまっていましたが、危うくこちらまで心を奪われてしまいそうでしたね。また、終盤の場面では阿邪利祐慶(あじゃりゆうけい)と剛力、そして狐の笑いあり、奮闘ありの演出に会場は笑いの渦となっていました。
そしてお次は本地中組神楽団による「土蜘蛛」です。
土蜘蛛の精魂が胡蝶に化け、源頼光に典薬の御薬と偽り、毒薬を渡します。そして、頼光、卜部季武たちが奥の間へと姿を消した瞬間、胡蝶の様子が豹変していきます。こちらも頼光の様子を伺いながら、怪しげな雰囲気を漂わせながら舞っている姿はとても妖艶でした。そして、頼光を襲おうと幕を勢いよく開けた瞬間には、鬼の姿へといつの間にか変わっていました。そして、そのまま頼光へと蜘蛛を投げ、頼光を舞台中央へと引きずり込んでいと、その瞬時には鬼の顔がさらに一回り大きな鬼の顔へ。次から次へと素早く変わる鬼の姿におぉ~と会場が盛り上がり、客席からはたくさんの拍手が起こっていました。
そして最後を飾るのは中川戸神楽団による「紅葉狩」です。
こちらの演目、鬼女たちの優雅な舞いと観客を驚かすたくさんの仕掛けとを兼ね揃えている演目ですね。始まって早々、まず初めに二人の女性が登場。怪しくも華麗に舞い、次に中央の幕がゆっくり開けられ呉葉(くれは)が登場。そして、三人が揃い優雅にはらりはらりと舞う様子はとても美しく、しばし酔いしれてしまいそうでした。そして、たくさんの仕掛けでは、呉葉が鬼へと変わるとき、角がにょきにょきと現れたり、また、火薬や蜘蛛を使った演出などがあり、会場はその仕掛けの度にどよめきの声がたくさん起こっていました。妖艶な舞いから激しい舞い、そして凝った演出にもお客様は楽しまれているようでした。
さぁ、そして神楽の上演がすべて終了した後は、皆さんお待ちかね。神楽団員の方たちとの記念撮影会です。今回は、中川戸神楽団の方達との記念撮影となりました。先ほど激しく舞っていた鬼さんとたくさんのお客様が記念撮影をしており、とても賑わっていらっしゃいました。
さて、今月の月一の舞はいかがだったでしょうか?多くの方に楽しんでいただけたでしょうか?そして、ここでお知らせですが、今回の月一の舞が終了いたしますと、次回の月一の舞は12月となります。少しの間、空いてしまいますのでお間違えのない様、お越しくださいませ。それでは12月の月一の舞いもお楽しみに☆
2009,08,26 Wed 22:09
コメント
是非 行かさせて頂きます♪★
| 神楽バカ | EMAIL | URL | 09/09/01 09:19 | iV95cbPg |
神楽バカさんコメントありがとうございます。
月一の舞に来ていただきありがとうございました。
会場もたくさん盛り上がっており、とても賑わっていましたね!!
ぜひ、また月一の舞にお越しくださいね★
月一の舞に来ていただきありがとうございました。
会場もたくさん盛り上がっており、とても賑わっていましたね!!
ぜひ、また月一の舞にお越しくださいね★
| 特派員N | EMAIL | URL | 09/08/28 21:55 | rnKQm9Cw |
僕も月一に行きました?
大変 良かったです?
行って良かったです?
大変 良かったです?
行って良かったです?
| 神楽バカ | EMAIL | URL | 09/08/28 20:32 | T3/2VqIU |
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