今週の日曜日は、広島厚生年金会館において「RCC早春神楽共演大会」が開催されます。この大会は三部構成で進められていきます。第一部では「原点を見つめる」で、原田神楽団「天の岩戸」が上演されます。皆さんご存知の通り宇津女命が岩戸の前で舞ったものが神楽の最初とされています。この演目では、その神楽の始まりがご覧いただけます。後に続く二部、三部のように鬼などは出てこず、派手さはありませんが神楽の奥深さ、歴史、神楽のそのものの良さを堪能できると思います。そして、次に第二部では『伝統を受け継ぐ』。この部では古くから伝わってきた伝統を今に受け継ぎ、そして伝承していく。神楽をされている方々にとっても重要で大事な部分ではないかと思います。今回そんなの地域で大切に守られてきた伝統的な神楽を披露してくださるのは、筏津神楽団「神武」、大都神楽団「黒塚」、三谷神楽団「大江山」、山王神楽団「八岐大蛇」です。旧舞いの独特な雰囲気、趣のある所作や舞いをじっくりと堪能したいですね。そして最後、第三部では『あらたなる神楽への挑戦』。この部では、時代とともに変化していき、新しく斬新なものへと変わっていく神楽。また、各神楽団の創作神楽などがご覧いただけます。各神楽団のオリジナリティー溢れる神楽。今回は、琴庄神楽団「義経平氏追討」、東山神楽団「戻り橋」、大塚神楽団「頼政」、上河内神楽団「滝夜叉姫」、中川戸神楽団「紅葉狩」が舞われます。今回もあっと驚く仕掛けや演出が次々に出てきそうですね。皆さまもわくわくされているのではないでしょうか!?このビックイベントまであと少しですね。私たちもその日が来るのを今か今かと待ちわびています♪当日、みんなで楽しみましょう☆
2010,02,26 Fri 19:21
コメント
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://www.npo-hiroshima.jp/blogn/tb.php/291
トラックバック