競演だけでなく特別出演を含む、すべての団体が対象の「特別賞」。その賞に見事輝いたのは浜田市の石見神代神楽上府社中「八岐大蛇」。やはり大蛇たちの舞は思わず見入ってしまいますね。この画像のように、スサノオがこの八頭の大蛇を相手に、果たして勝てるのだろうかというくらいの迫力。これはぜひ会場に来て見ていただきたいですね。
では特別出演された団体を紹介してみたいと思います。まずは北広島町、新庄高等学校の郷土芸能同好会のみなさんによる「天慶記・将門」。奏楽の4人全員が女の子だったのがまず驚いたのですが、最後までリズムのよい楽を奏でられていました。それから舞のほうでは、やはり若いみなさんですから、本当に元気がよい、という印象。特に回る姿がとてもキレイでしたね。部員16人のほとんどが今年から神楽を始められたそうですが、そうは思えないものでした。また舞や楽の感じは、宮乃木神楽団さんに似ているような印象だったのですが、見られたファンのみなさんはいかがだったでしょうか。
原田神楽団「天の岩戸」。いろいろ見どころの多い神楽だと思いますが、やはり思兼之命(おもいかねのみこと)が登場するのが一番興味深いところではないでしょうか。他の団ではなかなか見ることのできない神様ですが、原田神楽団さんの「天の岩戸」は、この思兼之命が登場することによって、よりこの演目の面白さを楽しむことができるように思います。
最後は大塚神楽団「羅生門」。この演目はやはり酒呑童子の化身が一番の見どころでしょう。面の早変わりはもちろんですが、この大塚神楽団さんの化身は、いかにもここで面を変えます、ではなく、本当にいつ変えたのかわからないタイミングで魅せてくれます。あとは奏楽のみなさんの盛り上げ方が上手いですから、より神楽を楽しむことができました。
神楽グランプリも終わり、今年もあと1ヶ月となりました。まだ神楽を見に行かれる予定のファンのみなさん、くれぐれも体調には注意され、また雪が降ったりすることもあると思いますので、交通にも十分気をつけてください。
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では特別出演された団体を紹介してみたいと思います。まずは北広島町、新庄高等学校の郷土芸能同好会のみなさんによる「天慶記・将門」。奏楽の4人全員が女の子だったのがまず驚いたのですが、最後までリズムのよい楽を奏でられていました。それから舞のほうでは、やはり若いみなさんですから、本当に元気がよい、という印象。特に回る姿がとてもキレイでしたね。部員16人のほとんどが今年から神楽を始められたそうですが、そうは思えないものでした。また舞や楽の感じは、宮乃木神楽団さんに似ているような印象だったのですが、見られたファンのみなさんはいかがだったでしょうか。
原田神楽団「天の岩戸」。いろいろ見どころの多い神楽だと思いますが、やはり思兼之命(おもいかねのみこと)が登場するのが一番興味深いところではないでしょうか。他の団ではなかなか見ることのできない神様ですが、原田神楽団さんの「天の岩戸」は、この思兼之命が登場することによって、よりこの演目の面白さを楽しむことができるように思います。
最後は大塚神楽団「羅生門」。この演目はやはり酒呑童子の化身が一番の見どころでしょう。面の早変わりはもちろんですが、この大塚神楽団さんの化身は、いかにもここで面を変えます、ではなく、本当にいつ変えたのかわからないタイミングで魅せてくれます。あとは奏楽のみなさんの盛り上げ方が上手いですから、より神楽を楽しむことができました。
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2006,11,28 Tue 21:18
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