一時中断していた三次での共演大会が、今年から第一回大会として復活しました。市町村の合併を経て、新三次市としての新しい大会として再出発されたということです。
はじめは横谷神楽団「神迎え」。陰陽五行思想に基づいた東西南北を表す、緑(青)・白・赤・黒、それぞれの衣装を身に着けた神が登場し、儀式舞らしくゆったりとした舞をじっくりと見ることができました。一つの方向に集まった神が、拝んだ後にまたそれぞれ四方に散っていく場面は、丁寧に回りながら舞っておられたのが印象に残りました。
次は原田神楽団「桜井の駅」。前日の鳴滝での大会において、一番最後の上演で、話を聞いたところによると、朝5時に道場に帰られたのだとか。おそらくほとんどの団員さんが、あまり寝る時間がなかったのではないかと思いますが、ゆうべ(今朝?)の疲れを少しも感じさせない、実にパワフルな舞でした。
次は大塚神楽団「山姥」。この演目は何と言っても、山姥と怪童丸の二人の演技が見どころです。この大塚神楽団さんは、それぞれの場面や展開で、所作や演じ方を微妙に変えておられたりと、ただ演技がうまいだけでなく、いろいろ工夫をされておられます。ですのでこの「山姥」という演目のよさが最大限に楽しめると思います。
そして横田神楽団の「伊吹山」。団長様にお話を伺うことができたのですが、この「伊吹山」をやるのは20数年ぶりのことなんだそうです。昔のまま、、佐々木順三先生の書かれた台本通りの演目を復活させ、今の若い人たちに伝えたい、というお話をお聞きしました。詳しくご紹介したいところですが、何しろ20数年ぶり、舞手は今回が初めての上演ということで、まだ写真は載せないでほしいという希望がありました。また次の機会に、あらすじなども含めてお伝えしたいと思います。
次は上河内神楽団の「羅生門」。ここ2~3年神楽大会をよく見られている方ならお分かりと思いますが、最近の上河内神楽団さんは若い方が舞台に立つ機会が増え、今回も舞手のほとんどが若い方でした。それでも舞と奏楽の息の合った舞は素晴らしいの一言。人気も実績もある神楽団ですから、若い方は大変な面も多々あると思いますが、是非とも頑張っていただきたいと思います。
ということで、今回は前半の5演目を紹介しました。後半はまた後日に!
はじめは横谷神楽団「神迎え」。陰陽五行思想に基づいた東西南北を表す、緑(青)・白・赤・黒、それぞれの衣装を身に着けた神が登場し、儀式舞らしくゆったりとした舞をじっくりと見ることができました。一つの方向に集まった神が、拝んだ後にまたそれぞれ四方に散っていく場面は、丁寧に回りながら舞っておられたのが印象に残りました。
次は原田神楽団「桜井の駅」。前日の鳴滝での大会において、一番最後の上演で、話を聞いたところによると、朝5時に道場に帰られたのだとか。おそらくほとんどの団員さんが、あまり寝る時間がなかったのではないかと思いますが、ゆうべ(今朝?)の疲れを少しも感じさせない、実にパワフルな舞でした。
次は大塚神楽団「山姥」。この演目は何と言っても、山姥と怪童丸の二人の演技が見どころです。この大塚神楽団さんは、それぞれの場面や展開で、所作や演じ方を微妙に変えておられたりと、ただ演技がうまいだけでなく、いろいろ工夫をされておられます。ですのでこの「山姥」という演目のよさが最大限に楽しめると思います。
そして横田神楽団の「伊吹山」。団長様にお話を伺うことができたのですが、この「伊吹山」をやるのは20数年ぶりのことなんだそうです。昔のまま、、佐々木順三先生の書かれた台本通りの演目を復活させ、今の若い人たちに伝えたい、というお話をお聞きしました。詳しくご紹介したいところですが、何しろ20数年ぶり、舞手は今回が初めての上演ということで、まだ写真は載せないでほしいという希望がありました。また次の機会に、あらすじなども含めてお伝えしたいと思います。
次は上河内神楽団の「羅生門」。ここ2~3年神楽大会をよく見られている方ならお分かりと思いますが、最近の上河内神楽団さんは若い方が舞台に立つ機会が増え、今回も舞手のほとんどが若い方でした。それでも舞と奏楽の息の合った舞は素晴らしいの一言。人気も実績もある神楽団ですから、若い方は大変な面も多々あると思いますが、是非とも頑張っていただきたいと思います。
ということで、今回は前半の5演目を紹介しました。後半はまた後日に!
2006,09,04 Mon 20:52
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2006年、秋。いよいよ神楽シーズンの始まりです。9月2日、北広島町のおおあさ鳴滝露天温泉で、毎年恒例の神楽大会が行われました。「競演」から「共演」に変わって今年で2回目。プログラムを見ると、島根県の団体が多いのが目に付きました。14演目中、島根県の団体が5演目。ということで、今回はこの島根県の演目を中心にお伝えしようと思います。
まずは大都神楽団の「御座舞」。こういった儀式舞は、ベテランの方が舞うイメージが強いと思いますが、この舞は若い方が舞っていらっしゃるのが印象的でした。石見神楽の「御座舞」は、7年あるいは4年に1回行われる大元神楽で主に舞われる希少な舞、ということですが、そのの伝統が若い人によってしっかりと受け継がれているようで、嬉しく思いました。「御座舞」といえば、ござの上を飛ぶ曲芸的な舞い方ですが、舞人がござの上を飛ぶと、会場から拍手が沸き起こりました。
雪田神楽団の「安珍清姫」も、あまり見ることのできない貴重な神楽です。安珍という美男の修験者が、自分にしつこくつきまとう清姫をだまして逃げてしまいます。そのため清姫が大蛇に化けて、釣鐘の中に隠れた安珍を火炎で焼き殺してしまう、という物語です。島根県の神楽団ですが、舞い方や奏楽は広島県の新舞と言った感じでした。
そして、前もってオススメした演目、北広島町筏津神楽団の「塵倫」。加計筋の「塵倫」は鬼が一人ですが、大朝を中心とした地域では、鬼が三人出るのが普通です。また、筏津さんは「塵倫は女の鬼」という事を着物の様な衣装で表現されているようです。それと大鬼の、空を飛ぶ演技や矢が刺さって苦しむ演技が素晴らしかったです。鬼が苦しんだ果てに床に倒れる場面もあり、会場を沸かせました。
今回は前半にあった三演目をピックアップしてレポートしました。次回は後半の演目からお届けします。お楽しみに!
まずは大都神楽団の「御座舞」。こういった儀式舞は、ベテランの方が舞うイメージが強いと思いますが、この舞は若い方が舞っていらっしゃるのが印象的でした。石見神楽の「御座舞」は、7年あるいは4年に1回行われる大元神楽で主に舞われる希少な舞、ということですが、そのの伝統が若い人によってしっかりと受け継がれているようで、嬉しく思いました。「御座舞」といえば、ござの上を飛ぶ曲芸的な舞い方ですが、舞人がござの上を飛ぶと、会場から拍手が沸き起こりました。
雪田神楽団の「安珍清姫」も、あまり見ることのできない貴重な神楽です。安珍という美男の修験者が、自分にしつこくつきまとう清姫をだまして逃げてしまいます。そのため清姫が大蛇に化けて、釣鐘の中に隠れた安珍を火炎で焼き殺してしまう、という物語です。島根県の神楽団ですが、舞い方や奏楽は広島県の新舞と言った感じでした。
そして、前もってオススメした演目、北広島町筏津神楽団の「塵倫」。加計筋の「塵倫」は鬼が一人ですが、大朝を中心とした地域では、鬼が三人出るのが普通です。また、筏津さんは「塵倫は女の鬼」という事を着物の様な衣装で表現されているようです。それと大鬼の、空を飛ぶ演技や矢が刺さって苦しむ演技が素晴らしかったです。鬼が苦しんだ果てに床に倒れる場面もあり、会場を沸かせました。
今回は前半にあった三演目をピックアップしてレポートしました。次回は後半の演目からお届けします。お楽しみに!
2006,09,03 Sun 09:31
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サッチモさん、コメントありがとうございます。
ボクも鳴滝の会場は好きです☆
去年はいろいろ遊舞ってコトで、笑える演目がけっこうありましたよね。
自分はカメラが揺れないように必死で笑いをこらえながら撮影してたのを思い出しました(笑)
今回は時間がなく、三次にも行かないといけなかったんで、少し短めにさせていただきました。
後半はもう少しボリュームアップしたいと思います。
またコメントお願いします!
ボクも鳴滝の会場は好きです☆
去年はいろいろ遊舞ってコトで、笑える演目がけっこうありましたよね。
自分はカメラが揺れないように必死で笑いをこらえながら撮影してたのを思い出しました(笑)
今回は時間がなく、三次にも行かないといけなかったんで、少し短めにさせていただきました。
後半はもう少しボリュームアップしたいと思います。
またコメントお願いします!
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/09/03 21:56 | BFfnvy1Y |
鳴滝温泉の会場は雰囲気がいいですよね。好きな会場の一つです。記事を読んで去年ビールを飲みながら鑑賞したのを思い出しました。
去年は上河内さんの「大蛇」の子蛇(オロチヘッドだけ)の登場に大変笑わせてもらいました。
去年は上河内さんの「大蛇」の子蛇(オロチヘッドだけ)の登場に大変笑わせてもらいました。
| サッチモ | EMAIL | URL | 06/09/03 11:25 | NOAzCSbg |
広島・島根交流神楽公演ということで、今月から新しく開催されることになった「月一の舞」。その記念すべき第一回は、北広島町内から山王神楽団、北広島町以外の県内から宮乃木神楽団、そして島根県からは江津市の都治神楽社中の3団体の上演がありました。
まずは山王神楽団「羅生門」。見せ場たっぷりの演目ですが、一番はやはり酒呑童子の化身ではないでしょうか。個人的に好きなのは、綱の館を訪ねる場面。綱のセリフに悲しんだり、悔しがったり、喜んだりする化身の感情をうまく表現されてて、非常に見応えがあると思います。あと細かいところですが、頼光が持っている御幣が二つあること。前半は白のみの御幣ですが、八幡のお告げを受けて参上する後半では、紫の入った少し豪華(?)な御幣を持って登場します。こういう変化にも注目すると、より一層神楽が楽しめると思います。
次は宮乃木神楽団「滝夜叉姫」。これは一番初めの五月姫が妖術を授かる場面、ここがとても印象的です。貴船の荒御霊からのお告げが聞こえてくると、五月姫の演技、楽の調子、照明やドライアイスなどの演出によって、一気に全体が不気味な雰囲気に包まれるんですが、さらに追い討ちをかけるように滝夜叉姫へと変貌するところ、ここは本当に素晴らしい場面に仕上がっていると思います。また、立ち合いでは、緊迫した雰囲気やスピード感溢れる舞で、思わず見入ってしまいました。
最後は都治神楽社中「大蛇」(ビデオ配信しています)。やっぱり石見神楽の大蛇はすごいなぁ、という感想を抱かずにはいられないほどの舞でした。なんといっても大蛇の迫力!大きい蛇、ではなく、怪物としての「大蛇」という感じで、今にも客席に降りてきて、お客さんを呑んでしまうかのような、本当にすごい迫力があったと思います。舞手の呼吸もピッタリで、息つく暇もないほどの見せ場の連続でした。立ち合いでは次から次へと口から火を吐き、スサノオがやられてしまうのではないかと思わせるほどの暴れっぷりでした。
全体を通して感じたことは、やはりいい神楽にはいい奏楽が不可欠ということ。今回の三団体のみなさんはどこも奏楽がとてもよかったです。客席からも「うまいうまい!」と声が飛んだりしていましたが、ホントにその通りだと思います。迫力ある太鼓と掛け声、リズムに乗って気持ちよさそうに笛を吹かれている方など、舞だけ見るのはもったいないくらいでした。
上演終了後は、「大蛇と一緒に写真を撮ろう!」というミニイベントもあり、たくさんのお客さんに最後の最後まで楽しんでもらえたようです。次回の「長月の舞」は9月24日です。今回よりもっとたくさんの方に来て頂きたいと思います。
この記事が面白い・勉強になったと思われたら迷わずクリック
まずは山王神楽団「羅生門」。見せ場たっぷりの演目ですが、一番はやはり酒呑童子の化身ではないでしょうか。個人的に好きなのは、綱の館を訪ねる場面。綱のセリフに悲しんだり、悔しがったり、喜んだりする化身の感情をうまく表現されてて、非常に見応えがあると思います。あと細かいところですが、頼光が持っている御幣が二つあること。前半は白のみの御幣ですが、八幡のお告げを受けて参上する後半では、紫の入った少し豪華(?)な御幣を持って登場します。こういう変化にも注目すると、より一層神楽が楽しめると思います。
次は宮乃木神楽団「滝夜叉姫」。これは一番初めの五月姫が妖術を授かる場面、ここがとても印象的です。貴船の荒御霊からのお告げが聞こえてくると、五月姫の演技、楽の調子、照明やドライアイスなどの演出によって、一気に全体が不気味な雰囲気に包まれるんですが、さらに追い討ちをかけるように滝夜叉姫へと変貌するところ、ここは本当に素晴らしい場面に仕上がっていると思います。また、立ち合いでは、緊迫した雰囲気やスピード感溢れる舞で、思わず見入ってしまいました。
最後は都治神楽社中「大蛇」(ビデオ配信しています)。やっぱり石見神楽の大蛇はすごいなぁ、という感想を抱かずにはいられないほどの舞でした。なんといっても大蛇の迫力!大きい蛇、ではなく、怪物としての「大蛇」という感じで、今にも客席に降りてきて、お客さんを呑んでしまうかのような、本当にすごい迫力があったと思います。舞手の呼吸もピッタリで、息つく暇もないほどの見せ場の連続でした。立ち合いでは次から次へと口から火を吐き、スサノオがやられてしまうのではないかと思わせるほどの暴れっぷりでした。
全体を通して感じたことは、やはりいい神楽にはいい奏楽が不可欠ということ。今回の三団体のみなさんはどこも奏楽がとてもよかったです。客席からも「うまいうまい!」と声が飛んだりしていましたが、ホントにその通りだと思います。迫力ある太鼓と掛け声、リズムに乗って気持ちよさそうに笛を吹かれている方など、舞だけ見るのはもったいないくらいでした。
上演終了後は、「大蛇と一緒に写真を撮ろう!」というミニイベントもあり、たくさんのお客さんに最後の最後まで楽しんでもらえたようです。次回の「長月の舞」は9月24日です。今回よりもっとたくさんの方に来て頂きたいと思います。
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2006,08,22 Tue 00:00
新着コメント
サッチモさん、コメントありがとうございます。
きっと某国でもご覧になっていると思っていたのですが、やはり。
ありがとうございます☆
いつ帰国されるのかは存じませんが、葉月の舞は、司会の人が言うに「五千人」のお客さんが来られたそうです(笑)。
ですから、きっとこれからも続きますよ!
なにげに15位ですね・・・びっくりです。
管理人は自分ではないような気がするんですが・・・、まぁ記事が一番多いのはボクですね。
これからも頑張りますんで、どうぞよろしくお願いします☆
きっと某国でもご覧になっていると思っていたのですが、やはり。
ありがとうございます☆
いつ帰国されるのかは存じませんが、葉月の舞は、司会の人が言うに「五千人」のお客さんが来られたそうです(笑)。
ですから、きっとこれからも続きますよ!
なにげに15位ですね・・・びっくりです。
管理人は自分ではないような気がするんですが・・・、まぁ記事が一番多いのはボクですね。
これからも頑張りますんで、どうぞよろしくお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/08/22 19:32 | BFfnvy1Y |
月いちの舞、開催おめでとうございます。
ぼくも見たいです。帰国するまで開催されてることを祈るばかりです。
ところで、広島ブログがなにげに15位にランクされてるじゃないですか!これも管理人さんの努力の成果ですね。これからもがんばってください。
ぼくも見たいです。帰国するまで開催されてることを祈るばかりです。
ところで、広島ブログがなにげに15位にランクされてるじゃないですか!これも管理人さんの努力の成果ですね。これからもがんばってください。
| サッチモ | EMAIL | URL | 06/08/22 14:24 | 3.hALXIc |
お盆休みで帰省した人に、故郷の郷土芸能「神楽」を楽しんでもらおう。そんな思いで、北広島町の今田神楽団が主催する神楽発表会が、八重地区総合センターで行われました。
はじめは今田神楽団「神降し」。こういった儀式舞には興味のない方もいらっしゃると思いますが、自分にとってはやはり、神楽の基本ですのでいつもしっかり見るようにしています。拝み始める場所、方向、回数など、注目すべきところはたくさんあります。ちょっと難しい話ですが、こういう事を知っておくとより神楽を楽しむ事ができるように思います。
次は筏津神楽団「黒塚」。悪狐が女に変化するところでは、一瞬にして面が変わったので、客席から大きなどよめきが上がりました。
三浦介と上総介の両将がそれぞれ面をつけて登場したのも、筏津さんらしいところではないかと感じました。あとは悪狐のガッソも印象的なものでした。
今田神楽団「日本武尊」。登場するみなさんがとてもいい声をされており、口上がとてもよかったと思います。大太鼓の方もいい声でしたので、神楽歌がいい響きでしたね。立ち合いの前に川上梟帥が口上を言うところは、「怒り」を非常によく表現されていてよかったと思いました。
山王神楽団の「羅生門」。酒呑童子が老婆に変化する場面では、ドライアイスをうまく使われていたので、いかにも妖術で変わったように見えました。また、白砂に化ける場面、茨木童子に腕をつける場面などなど、とにかく見せ場がいっぱいで、息つく暇もないような面白さの連続でした。
安芸高田市美土里町、塩瀬神楽団の「鈴鹿山」。今田神楽団は、5年前に塩瀬神楽団と交流を始められ、舞を習ったりされたのだそうです。ということで今田さんの神楽で口上がよいと感じたので、その辺に注目しましたが、さすがに先輩神楽団だけあってみなさんいい~声でした。特に夜叉丸の方が、悪の時の声と、改心した時の声の微妙な違いをうまく表現されていたので、「おぉ~すごい~!」と思いました。
最後は中川戸神楽団の「土蜘蛛」。自分にとっては約2年ぶりに見たんですが、前とはかなりメンバーチェンジされており、さらに中身も変わっていて、とても興味深く見させていただきました。特に「蜘蛛切丸」の威徳を強調するような印象を強く受けました。立ち合いのところで、意外な展開になった場面は、いかにも中川戸さんらしい演出だと感じました。
うわさに聞いていたとおり、かなり会場は暑かったです。でも、うちわを貸してくださった親切な方がいらして、とても助かりました。ありがとうございました。来年はしっかり、暑さ対策を自分でしようと思います!
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2006,08,13 Sun 19:21
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「芽吹きの宴」以来、久しぶりのおおあさ鳴滝温泉。9月には毎年恒例の共演大会がありますが、今回は安佐町の宮乃木神楽団の上演でした。開演は19時30分だったのですが、16時あたりでものすごい夕立が来て、大丈夫かな?というような時もありました。しかし、止んだ後はいくらか暑さもやわらいだようだったので、かえってちょうどよかったかもしれません。
最初は「塵倫」の上演でした。この演目を舞われるのは久しぶり、とのことでしたが、ブランクを一切感じさせない息の合った舞だったと思います。はじめに神が舞うところは、実にゆったりとした舞が印象的でした。口上のあとはテンポが上がり、舞も早くなってきましたが、所作を非常に丁寧にされているように感じました。そして鬼の登場。これも実にそろった舞で、「あぁ~いいなぁ~」と思いました。立ち合いではさらにスピード感が加わり、素晴らしい神楽を見せていただきました。それと、神の方が化粧をされてなかったので、真剣な表情もよくわかり、さらに神楽に引き込まれるようでした。
少し休憩があって、「一条戻り橋」の上演。これは今回初めて見たので、最初から最後まで非常に興味深く見させていただきました。とにかく、面の早変わりはすごかったですね。茨城童子が老婆へ、老婆が鬼へ、鬼が女へ、女が鬼へ。本当に一瞬のうちでうまく変わられてたので、客席からも「おお~」の連続でした。自分が一番興味深いなと思ったのは、渡辺綱が茨城童子の妖術で危機に陥ったときに、助けに来る人物が坂田金時だったこと。今まで見た中ではたいてい、源頼光だったりするので、髪を束ねて面をつけ、マサカリを持った金時の登場がとても新鮮に映りました。それと傘売りさんがと~っても活躍されていたんですが、思わぬお客さんの乱入?で、少々困惑されているようでした。そんなことも今までなかった事なんで、書き加えておきます。
神楽上演は2演目だけでしたが、いろんな人とお会いできたりして、とても楽しい時間を過ごせました。もちろん神楽そのものもよかったというのは上記のとおりですけどね。次回は12日の「今田神楽団 盆祭り」に行ければと思ってます。こちらも初めて見る演目があるので、今からとっても楽しみです!
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最初は「塵倫」の上演でした。この演目を舞われるのは久しぶり、とのことでしたが、ブランクを一切感じさせない息の合った舞だったと思います。はじめに神が舞うところは、実にゆったりとした舞が印象的でした。口上のあとはテンポが上がり、舞も早くなってきましたが、所作を非常に丁寧にされているように感じました。そして鬼の登場。これも実にそろった舞で、「あぁ~いいなぁ~」と思いました。立ち合いではさらにスピード感が加わり、素晴らしい神楽を見せていただきました。それと、神の方が化粧をされてなかったので、真剣な表情もよくわかり、さらに神楽に引き込まれるようでした。
少し休憩があって、「一条戻り橋」の上演。これは今回初めて見たので、最初から最後まで非常に興味深く見させていただきました。とにかく、面の早変わりはすごかったですね。茨城童子が老婆へ、老婆が鬼へ、鬼が女へ、女が鬼へ。本当に一瞬のうちでうまく変わられてたので、客席からも「おお~」の連続でした。自分が一番興味深いなと思ったのは、渡辺綱が茨城童子の妖術で危機に陥ったときに、助けに来る人物が坂田金時だったこと。今まで見た中ではたいてい、源頼光だったりするので、髪を束ねて面をつけ、マサカリを持った金時の登場がとても新鮮に映りました。それと傘売りさんがと~っても活躍されていたんですが、思わぬお客さんの乱入?で、少々困惑されているようでした。そんなことも今までなかった事なんで、書き加えておきます。
神楽上演は2演目だけでしたが、いろんな人とお会いできたりして、とても楽しい時間を過ごせました。もちろん神楽そのものもよかったというのは上記のとおりですけどね。次回は12日の「今田神楽団 盆祭り」に行ければと思ってます。こちらも初めて見る演目があるので、今からとっても楽しみです!
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2006,08,06 Sun 22:10
新着コメント
oki masuaki さん、コメントありがとうございます。
鳴滝温泉はイイですよね。
ボクもよく行ってました☆
来週は共演大会があります。
ぜひおいでください!
鳴滝温泉はイイですよね。
ボクもよく行ってました☆
来週は共演大会があります。
ぜひおいでください!
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/08/27 18:08 | BFfnvy1Y |
06.08.24生誕してから2回目の鳴滝おんせんです。
天然クーラーのしたで露天風呂に浸かり目を閉じて耳をすませば横を流れるせせらぎをベースに小鳥虫たちが奏でてくれる、「ホーホケッキョ」「ツクツクボーシ」。
天然クーラーのしたで露天風呂に浸かり目を閉じて耳をすませば横を流れるせせらぎをベースに小鳥虫たちが奏でてくれる、「ホーホケッキョ」「ツクツクボーシ」。
| oki masuaki | EMAIL | URL | 06/08/26 04:53 | a87eZivA |
よってけさん、コメントありがとうございます!
ボクはお酒がダメなんで、必死に仕事してました(>_<)
いつも見ていただいてありがとうございます☆
またどこかでお会いしたら、声をかけてくださいね♪
ボクはお酒がダメなんで、必死に仕事してました(>_<)
いつも見ていただいてありがとうございます☆
またどこかでお会いしたら、声をかけてくださいね♪
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/08/10 19:46 | BFfnvy1Y |
特派員さん 先日はお疲れ様でした。
ビールを飲みながらの神楽 幸せなひと時でした。
涼しいと言うよりも、終わった頃には半そでシャツでは寒かったですね。
特派員さんのすばやい更新に感激してます。
そして、いつも楽しく拝見しております。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ビールを飲みながらの神楽 幸せなひと時でした。
涼しいと言うよりも、終わった頃には半そでシャツでは寒かったですね。
特派員さんのすばやい更新に感激してます。
そして、いつも楽しく拝見しております。
これからもどうぞよろしくお願いします。
| よってけ | EMAIL | URL | 06/08/10 02:47 | ghvlG8h6 |