皆様、お待たせいたしました。おおあさ鳴滝露天温泉神楽共演大会のその2をお送りしたいと思います。それではどうぞ!
まず最初は中川戸神楽団による「瀧夜叉姫」です。
父の仇を討つがため、鬼とならざる終えなかった五月姫。貴船明神から力を借り、だんだんと鬼となっていきます。そして姫征伐の勅命を受けた光圀たちとの戦いでは、長刀を持ち大暴れします。しかし、手下達が敗れたことに瀧夜叉姫の怒りは頂点へ向かい、さらに恐ろしい鬼となり心も鬼と化していきます。見ているこちらは恐怖感をも感じるようでした。そして、立ち合いもどんどん激しくなっていき、光圀たちは、瀧夜叉姫の妖術に悩まされます。しかし、ついには光圀の陰陽の霊術により鬼と化した瀧夜叉姫も次第に妖術が解けていきました。幣を顔にかざし、それをゆっくり退けると先ほど鬼であった顔もみるみるうちに人へと変わっていきます。とても手の込んだ演出に客席からはたくさんの拍手が巻き起こっていました。
そしてお次は宮乃木神楽団による「羅城門」です。
演目、戻り橋の続きのお話ですね。茨木童子の左の腕を切り落とされたことを知った酒呑童子。腕を取り返すべく、早速巧みな妖術を使い渡辺綱の乳母、白妙へと化けていきます。そして、綱のところに姿を現し、あの手その手を使いついに腕のあるところまでたどり着きます。すると次第に白妙から酒呑童子へと姿が変わり、恐ろしい雰囲気が漂っていきます。そしてついに、腕を取り返したところで綱たちとバトルが始まっていきました。次第にスピードも上がり、激しさが増していきます。荒々しくも力強い戦いに会場は熱気に溢れ、こちらの気持ちもどんどん高ぶっていくようでした。最後は酒呑童子たちが神通力を使って大江山へと逃げてしまいますが、先ほどの激しい戦いはとても見事な戦いでした。
そしてお次は上河内神楽団による「紅葉狩」です。
初め、鬼女たちは鬼の姿で登場するも、すぐさま美しい姫へと姿を変えていきます。そして、維茂たちを宴へと誘い込み、酒に酔わせていきます。徐々に平維茂たちが酔っていく様子を伺いながら、襲うその時を今か今かと待ちわびているようでした。また、その様子を表すかのように維茂たちの背後で一瞬だけ鬼の姿となる場面は毎回ドキッとしてしまいます。そして話は進み、維茂らは命を狙われるも八幡大菩薩に助けられ、いよいよ立ち合いが始まります。手下の赤蜘蛛、白蜘蛛と熱い戦いを繰り広げ、どんどん勢いに乗っていきます。そして、その勢いに乗ったままついに鬼女大王との戦い。今回、鬼の方の衣装が赤い衣装だったのですが、まさに炎のような赤い衣装と熱く燃え上がる戦いとがとても合致しており、見事な立ち合いだったと思いました。
そして最後は筏津神楽団による「八岐大蛇」です。
八番目の姫、櫛名田姫も大蛇に飲みとられてしまうところに須佐之男命が現れ、姫を助けるため大蛇退治を決意します。やがて怪しい雲が立ち込め、火を噴きながら次から次へと大蛇が登場。全部で八頭の大蛇が舞台いっぱいに暴れまくります。舞台と観客席の間はとても近いのでこちらまで押し寄せてきそうな勢いでした。また、プチ情報ですが、今回筏津さんが八頭も大蛇を登場させるのはとても久しぶりのことだそうです。実際に見に行かれた方々はとてもラッキーでしたね。さぁそして、物語は終盤に差し掛かり、いよいよ須佐之男命と大蛇の対決。火を噴き勢いよく襲い掛かってきたり、大蛇に取り囲まれるなどし、須佐之男命は苦戦をしいられていました。しかし、最後は力の差を見せ付け、見事大蛇をやっつけてくれました。
さて、今回の共演大会が今秋の初の大会で勢いよく神楽シーズンのスタートを切ってくれました。いよいよ神楽シーズン到来です!!今からはさまざまなところで大会が催されますね。舞われる団員さんも忙しくなりますが、ファンの方達も忙しくなりますね。最近は夜の風もだいぶ涼しくなってきました。舞う方も見る方も体調管理には気をつけて、たくさん神楽を楽しんでいきましょう♪
まず最初は中川戸神楽団による「瀧夜叉姫」です。
父の仇を討つがため、鬼とならざる終えなかった五月姫。貴船明神から力を借り、だんだんと鬼となっていきます。そして姫征伐の勅命を受けた光圀たちとの戦いでは、長刀を持ち大暴れします。しかし、手下達が敗れたことに瀧夜叉姫の怒りは頂点へ向かい、さらに恐ろしい鬼となり心も鬼と化していきます。見ているこちらは恐怖感をも感じるようでした。そして、立ち合いもどんどん激しくなっていき、光圀たちは、瀧夜叉姫の妖術に悩まされます。しかし、ついには光圀の陰陽の霊術により鬼と化した瀧夜叉姫も次第に妖術が解けていきました。幣を顔にかざし、それをゆっくり退けると先ほど鬼であった顔もみるみるうちに人へと変わっていきます。とても手の込んだ演出に客席からはたくさんの拍手が巻き起こっていました。
そしてお次は宮乃木神楽団による「羅城門」です。
演目、戻り橋の続きのお話ですね。茨木童子の左の腕を切り落とされたことを知った酒呑童子。腕を取り返すべく、早速巧みな妖術を使い渡辺綱の乳母、白妙へと化けていきます。そして、綱のところに姿を現し、あの手その手を使いついに腕のあるところまでたどり着きます。すると次第に白妙から酒呑童子へと姿が変わり、恐ろしい雰囲気が漂っていきます。そしてついに、腕を取り返したところで綱たちとバトルが始まっていきました。次第にスピードも上がり、激しさが増していきます。荒々しくも力強い戦いに会場は熱気に溢れ、こちらの気持ちもどんどん高ぶっていくようでした。最後は酒呑童子たちが神通力を使って大江山へと逃げてしまいますが、先ほどの激しい戦いはとても見事な戦いでした。
そしてお次は上河内神楽団による「紅葉狩」です。
初め、鬼女たちは鬼の姿で登場するも、すぐさま美しい姫へと姿を変えていきます。そして、維茂たちを宴へと誘い込み、酒に酔わせていきます。徐々に平維茂たちが酔っていく様子を伺いながら、襲うその時を今か今かと待ちわびているようでした。また、その様子を表すかのように維茂たちの背後で一瞬だけ鬼の姿となる場面は毎回ドキッとしてしまいます。そして話は進み、維茂らは命を狙われるも八幡大菩薩に助けられ、いよいよ立ち合いが始まります。手下の赤蜘蛛、白蜘蛛と熱い戦いを繰り広げ、どんどん勢いに乗っていきます。そして、その勢いに乗ったままついに鬼女大王との戦い。今回、鬼の方の衣装が赤い衣装だったのですが、まさに炎のような赤い衣装と熱く燃え上がる戦いとがとても合致しており、見事な立ち合いだったと思いました。
そして最後は筏津神楽団による「八岐大蛇」です。
八番目の姫、櫛名田姫も大蛇に飲みとられてしまうところに須佐之男命が現れ、姫を助けるため大蛇退治を決意します。やがて怪しい雲が立ち込め、火を噴きながら次から次へと大蛇が登場。全部で八頭の大蛇が舞台いっぱいに暴れまくります。舞台と観客席の間はとても近いのでこちらまで押し寄せてきそうな勢いでした。また、プチ情報ですが、今回筏津さんが八頭も大蛇を登場させるのはとても久しぶりのことだそうです。実際に見に行かれた方々はとてもラッキーでしたね。さぁそして、物語は終盤に差し掛かり、いよいよ須佐之男命と大蛇の対決。火を噴き勢いよく襲い掛かってきたり、大蛇に取り囲まれるなどし、須佐之男命は苦戦をしいられていました。しかし、最後は力の差を見せ付け、見事大蛇をやっつけてくれました。
さて、今回の共演大会が今秋の初の大会で勢いよく神楽シーズンのスタートを切ってくれました。いよいよ神楽シーズン到来です!!今からはさまざまなところで大会が催されますね。舞われる団員さんも忙しくなりますが、ファンの方達も忙しくなりますね。最近は夜の風もだいぶ涼しくなってきました。舞う方も見る方も体調管理には気をつけて、たくさん神楽を楽しんでいきましょう♪
2009,09,10 Thu 19:51
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