今年の神楽スペシャルの主役は日本武尊。17日に広島市の郵便貯金ホールで行われる「RCC神楽スペシャル 悲劇の英雄 ヤマトタケル伝説」。今回はタケル伝説に加え、第1回の「大江山への道」、第2回の「平安の悲劇」に関する演目もあり、バラエティーに富んだ内容になっています。
タケル伝説の演目の中では、まだ見たことのない琴庄神楽団「熊襲」に注目したいと思います。あとはアニジャが大活躍の上河内神楽団「草薙の剣」、中川戸神楽団が久しぶりに上演する「伊吹山」と、楽しみな演目ばかりです。
その他では、最初に舞う儀式舞、石見神楽亀山社中の「神楽」をじっくり見てみたいと思います。
去年のこの日は、とんでもない大雪が降って、個人的にもかなり大変な目に遭った記憶があります。いまのところ、日曜の広島市の天気は曇予報、降水確率は40%となっています。気温はかなり下がるようですので、暖かくしておいでください。
上演プログラム
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タケル伝説の演目の中では、まだ見たことのない琴庄神楽団「熊襲」に注目したいと思います。あとはアニジャが大活躍の上河内神楽団「草薙の剣」、中川戸神楽団が久しぶりに上演する「伊吹山」と、楽しみな演目ばかりです。
その他では、最初に舞う儀式舞、石見神楽亀山社中の「神楽」をじっくり見てみたいと思います。
去年のこの日は、とんでもない大雪が降って、個人的にもかなり大変な目に遭った記憶があります。いまのところ、日曜の広島市の天気は曇予報、降水確率は40%となっています。気温はかなり下がるようですので、暖かくしておいでください。
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2006,12,14 Thu 20:55
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それほど寒くならなかったこの週末、日曜は千代田開発センターで「月一の舞・師走の舞」が行われました。まずは筏津神楽団「塵倫」。ファンのみなさんがよく目にする「塵倫」とは、一味違った神楽が楽しめたのではと思います。やはり注目は鬼の舞と演技。幕から登場するところや、大鬼が空を自在に飛び回るところなど、とにかく見どころいっぱいでした。特に矢を討たれた鬼が見せてくれるパフォーマンスには、客席から拍手ばかりでなく驚きの声すら上がっていました。
そして今福神楽社中の「頼政」。広島でいう「ぬえ退治」ですが、石見神楽のものはなかなか見る機会がないと思います。この写真をご覧いただいて、どのような感想を持たれるでしょうか?勇ましい源頼政の面も珍しく、また右側の写真も、一体どんな展開なんだろう?という感じではないでしょうか。東三条ヶ森に、ぬえという怪物が住み、帝を悩ましていたので、これを弓矢の名人である源頼政が退治した、という物語です。これはぜひ実際に見ていただきたいので、あえて詳しい内容を伏せておきます。
最後は大森神楽団「大江山」。最初は姫取りから始まり、住吉大明神の登場もあり、岩屋での問答もありと、最後まで見応え十分の神楽でした。童子たちの豪快な酒の呑みっぷりや、激しい立ち合いなど、ドンドン盛り上がる舞で、さらに酒呑童子の首をさっと切り落とした場面は見事でしたね。奏楽のほうでもいろいろ工夫があり、さらに神楽が盛り上がっていたと思います。
上演終了後は、恒例となった撮影会。今回は大森神楽団のみなさんがご協力してくださいました。3匹の鬼たちももちろん、司会の人も絶賛のかっこいい神の方も大人気でしたよ~☆そして、いよいよ来週は神楽スペシャル(12/17)で、これを持って今年の特派員報告を終了とさせていただきます。今年最後ですので、すべての演目をご紹介する予定です。お楽しみに!
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2006,12,10 Sun 19:43
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リロッチさん、コメントありがとうございます。
どれも本当に素晴らしい神楽でしたよ☆
この記事を読んでいただいて、少しでも伝われば嬉しいです。
次回はぜひお越しくださいね。
どれも本当に素晴らしい神楽でしたよ☆
この記事を読んでいただいて、少しでも伝われば嬉しいです。
次回はぜひお越しくださいね。
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/12/12 19:22 | BFfnvy1Y |
師走の舞、お疲れ様でした!
今月は訳あって行けませんでした。が、
記事を見させて頂き、どれも見たい演目だと感じました。
鬼が倒れるところや、ぬえのお話・・・それに、かっこいい神の方々など・・・
いつかぜひ見たいと思います☆機会があるといいなぁ~♪
今月は訳あって行けませんでした。が、
記事を見させて頂き、どれも見たい演目だと感じました。
鬼が倒れるところや、ぬえのお話・・・それに、かっこいい神の方々など・・・
いつかぜひ見たいと思います☆機会があるといいなぁ~♪
| リロッチ | EMAIL | URL | 06/12/11 23:26 | oKND8ZrY |
ゆうけいさん、コメントありがとうございます。
筏津さんの「塵倫」、初めてご覧になったらビックリしますよね^^;
競演大会ではあの倒れる場面はないみたいですが。
確かに着物の方、いらっしゃいましたね~。
あれがゆうけいさんだったんですね☆
来月の「月一」もぜひ着物で!(笑)
筏津さんの「塵倫」、初めてご覧になったらビックリしますよね^^;
競演大会ではあの倒れる場面はないみたいですが。
確かに着物の方、いらっしゃいましたね~。
あれがゆうけいさんだったんですね☆
来月の「月一」もぜひ着物で!(笑)
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/12/11 19:03 | BFfnvy1Y |
師走の舞よかったですね♪
見ごたえありました~!
鬼が直立の姿勢からばったりと後方に倒れた時は
思わず「あぁ!」と声がでちゃいました(^^ゞ
撮影会はカメラを忘れたのでケータイ撮影で残念!
せっかくキモノで出かけたのに~(>_<)
見ごたえありました~!
鬼が直立の姿勢からばったりと後方に倒れた時は
思わず「あぁ!」と声がでちゃいました(^^ゞ
撮影会はカメラを忘れたのでケータイ撮影で残念!
せっかくキモノで出かけたのに~(>_<)
| ゆうけい | EMAIL | URL | 06/12/11 18:10 | gomR3mXo |
佳菜子さん、コメントありがとうございます。
とても満足していただけたようで、スタッフの一人として嬉しいです☆
撮影会はホントに貴重な体験でしたね。
神の方、間近で見れていかがでした!?
次回もぜひいらしてくださいね♪
とても満足していただけたようで、スタッフの一人として嬉しいです☆
撮影会はホントに貴重な体験でしたね。
神の方、間近で見れていかがでした!?
次回もぜひいらしてくださいね♪
| 特派員 | EMAIL | URL | 06/12/10 23:00 | BFfnvy1Y |
いよいよ週末は今年最後の「月一の舞・師走の舞」です。今回は北広島町内から筏津神楽団、広島県内から大森神楽団、そして島根県内から今福神楽社中の上演です。
筏津神楽団の演目は「塵倫」。10月に行われた芸石競演大会・旧舞の部で優勝されたのは記憶に新しいところ。特に大鬼の演技には注目です!
大森神楽団は「大江山」を上演されます。やはり最後の立ち合いが大きな見どころですね。奏楽の方も一緒になって盛り上がる大熱演が見られることと思います。
今福神楽社中は「頼政」で、実はまだ見たことがない演目ですので、非常に楽しみにしています。島根県ではポピュラーな演目のようですが、おそらく広島の方はあまり見る機会がないと思いますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!
週末は晴れ時々曇りの予報で、おそらく雪の心配はないでしょうが、木曜~土曜は天気が崩れそうなので、念のためにタイヤを替えられたほうがよいかと思います。くれぐれも交通事故には十分注意して、会場にお越しください。
上演プログラム
大会場所
(右側から千代田開発センターを選んでください)
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筏津神楽団の演目は「塵倫」。10月に行われた芸石競演大会・旧舞の部で優勝されたのは記憶に新しいところ。特に大鬼の演技には注目です!
大森神楽団は「大江山」を上演されます。やはり最後の立ち合いが大きな見どころですね。奏楽の方も一緒になって盛り上がる大熱演が見られることと思います。
今福神楽社中は「頼政」で、実はまだ見たことがない演目ですので、非常に楽しみにしています。島根県ではポピュラーな演目のようですが、おそらく広島の方はあまり見る機会がないと思いますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!
週末は晴れ時々曇りの予報で、おそらく雪の心配はないでしょうが、木曜~土曜は天気が崩れそうなので、念のためにタイヤを替えられたほうがよいかと思います。くれぐれも交通事故には十分注意して、会場にお越しください。
上演プログラム
大会場所
(右側から千代田開発センターを選んでください)
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2006,12,05 Tue 19:53
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競演だけでなく特別出演を含む、すべての団体が対象の「特別賞」。その賞に見事輝いたのは浜田市の石見神代神楽上府社中「八岐大蛇」。やはり大蛇たちの舞は思わず見入ってしまいますね。この画像のように、スサノオがこの八頭の大蛇を相手に、果たして勝てるのだろうかというくらいの迫力。これはぜひ会場に来て見ていただきたいですね。
では特別出演された団体を紹介してみたいと思います。まずは北広島町、新庄高等学校の郷土芸能同好会のみなさんによる「天慶記・将門」。奏楽の4人全員が女の子だったのがまず驚いたのですが、最後までリズムのよい楽を奏でられていました。それから舞のほうでは、やはり若いみなさんですから、本当に元気がよい、という印象。特に回る姿がとてもキレイでしたね。部員16人のほとんどが今年から神楽を始められたそうですが、そうは思えないものでした。また舞や楽の感じは、宮乃木神楽団さんに似ているような印象だったのですが、見られたファンのみなさんはいかがだったでしょうか。
原田神楽団「天の岩戸」。いろいろ見どころの多い神楽だと思いますが、やはり思兼之命(おもいかねのみこと)が登場するのが一番興味深いところではないでしょうか。他の団ではなかなか見ることのできない神様ですが、原田神楽団さんの「天の岩戸」は、この思兼之命が登場することによって、よりこの演目の面白さを楽しむことができるように思います。
最後は大塚神楽団「羅生門」。この演目はやはり酒呑童子の化身が一番の見どころでしょう。面の早変わりはもちろんですが、この大塚神楽団さんの化身は、いかにもここで面を変えます、ではなく、本当にいつ変えたのかわからないタイミングで魅せてくれます。あとは奏楽のみなさんの盛り上げ方が上手いですから、より神楽を楽しむことができました。
神楽グランプリも終わり、今年もあと1ヶ月となりました。まだ神楽を見に行かれる予定のファンのみなさん、くれぐれも体調には注意され、また雪が降ったりすることもあると思いますので、交通にも十分気をつけてください。
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では特別出演された団体を紹介してみたいと思います。まずは北広島町、新庄高等学校の郷土芸能同好会のみなさんによる「天慶記・将門」。奏楽の4人全員が女の子だったのがまず驚いたのですが、最後までリズムのよい楽を奏でられていました。それから舞のほうでは、やはり若いみなさんですから、本当に元気がよい、という印象。特に回る姿がとてもキレイでしたね。部員16人のほとんどが今年から神楽を始められたそうですが、そうは思えないものでした。また舞や楽の感じは、宮乃木神楽団さんに似ているような印象だったのですが、見られたファンのみなさんはいかがだったでしょうか。
原田神楽団「天の岩戸」。いろいろ見どころの多い神楽だと思いますが、やはり思兼之命(おもいかねのみこと)が登場するのが一番興味深いところではないでしょうか。他の団ではなかなか見ることのできない神様ですが、原田神楽団さんの「天の岩戸」は、この思兼之命が登場することによって、よりこの演目の面白さを楽しむことができるように思います。
最後は大塚神楽団「羅生門」。この演目はやはり酒呑童子の化身が一番の見どころでしょう。面の早変わりはもちろんですが、この大塚神楽団さんの化身は、いかにもここで面を変えます、ではなく、本当にいつ変えたのかわからないタイミングで魅せてくれます。あとは奏楽のみなさんの盛り上げ方が上手いですから、より神楽を楽しむことができました。
神楽グランプリも終わり、今年もあと1ヶ月となりました。まだ神楽を見に行かれる予定のファンのみなさん、くれぐれも体調には注意され、また雪が降ったりすることもあると思いますので、交通にも十分気をつけてください。
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2006,11,28 Tue 21:18
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今年で8回目を迎えた、ひろしま神楽グランプリ。神楽団はもちろん多くのファンのみなさんの間で、一年を総決算するような盛大な大会としてすっかりお馴染みになった感があります。会場には本当にたくさんの方が来られて、次々と舞台で繰り広げられる熱演に大きな声援を送っておられました。
そして、旧舞の部でグランプリに輝いたのは川北神楽団「大江山」。先週の「月一の舞」でも舞われたのですが、やはりとても熱のこもった舞が素晴らしかったですね。また個人的には、この「大江山」は特に口上が興味深いと思います。他の団にないようなものや、独特の発音などで、それが川北神楽団さんらしいところ、というふうにいつも感じています。
新舞の部でグランプリに輝いたのは上河内神楽団「新編伊吹山」。昨年に続く2連覇を達成されました。競技としてみた場合、本当に100点満点が取れるような、そんな印象の舞でした。奏楽も4人の呼吸がピタリとあっていて、見ていて安定感がありましたね。また、みなさんとても声がよくて、特に姫の方の声が素晴らしいと思いました。
全体的な感想として、やはりグランプリだけあって本当にレベルの高い舞ばかりでした。ただ、そんな中にあっても、失敗があったりして、本来の演舞ではなかったところもあったと思います。審査をする以上は、失敗があればやはり不利になるとは思いますが、パンフレットにもあるように、それだけが神楽の優劣を決めるものではありません。あくまで総合的な審査で、競演大会の審査は行われています。ですからやはり、賞に輝く事は大変名誉であり、立派な事であると思います。審査発表の時に、見事グランプリに輝かれた上河内神楽団の団長様が、両手でガッツポーズをされていたのが、とても印象的でした。
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そして、旧舞の部でグランプリに輝いたのは川北神楽団「大江山」。先週の「月一の舞」でも舞われたのですが、やはりとても熱のこもった舞が素晴らしかったですね。また個人的には、この「大江山」は特に口上が興味深いと思います。他の団にないようなものや、独特の発音などで、それが川北神楽団さんらしいところ、というふうにいつも感じています。
新舞の部でグランプリに輝いたのは上河内神楽団「新編伊吹山」。昨年に続く2連覇を達成されました。競技としてみた場合、本当に100点満点が取れるような、そんな印象の舞でした。奏楽も4人の呼吸がピタリとあっていて、見ていて安定感がありましたね。また、みなさんとても声がよくて、特に姫の方の声が素晴らしいと思いました。
全体的な感想として、やはりグランプリだけあって本当にレベルの高い舞ばかりでした。ただ、そんな中にあっても、失敗があったりして、本来の演舞ではなかったところもあったと思います。審査をする以上は、失敗があればやはり不利になるとは思いますが、パンフレットにもあるように、それだけが神楽の優劣を決めるものではありません。あくまで総合的な審査で、競演大会の審査は行われています。ですからやはり、賞に輝く事は大変名誉であり、立派な事であると思います。審査発表の時に、見事グランプリに輝かれた上河内神楽団の団長様が、両手でガッツポーズをされていたのが、とても印象的でした。
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2006,11,26 Sun 10:58
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