「安佐北区の魅力づくり」ということで、今年から新たに始まったイベント「あさきた神楽発表会」が、安佐北区民文化センターで行われました。こういった地域の魅力づくりに、神楽が選ばれるのは嬉しいことですね!また、こちらの会場は、少し前まで毎年「チャリティー神楽大会」が行われていたところでもあります。そのため、久しぶりに訪れて懐かしさを感じましたね。
最初は綾西神楽団による「四方祓」。舞人が二人出るのは、ファンのみなさんには少し珍しかったと思います。まず四方を拝み、そして四方を祓い清める舞で地味な感じはしますが、とても面白い神楽の一つです。ただ舞だけを見ていても良いのですが、どこから舞い始めて、どこまでが一方、ということがわかるようになると、より深く神楽が面白くなると思います。そのポイントとしては、神楽歌に注目してみてください!
次は飯室神楽団「塵倫」。この写真だけを見たら、「これって本当に塵倫?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。この衣装、それから手物に注目。一般的には、帯仲津彦命が御幣と扇子で、竹磨呂は弓矢を持っていますが、こちらは二人とも御幣と扇子。自分も初めて見たので、少し驚きました。先ほどの「四方祓」と同じように、ぼ~っと舞を見るだけでなく、ちょっとだけ注目するだけで、いつもより神楽が違って見えたりします。
次は亀山神楽団「山姥」。まず奏楽の方がみなさんとてもお若い方でしたね!そして山姥と怪童丸のお二方の演技がよかったです。怪童丸の方は元気よく、ヤンチャな感じがよく出ていたと思います。そして山姥の方がさらによかったと思ったんですが、みなさんはいかがでしたか?写真にもあるように、親子別れの場面では、胸にグッと来た方も多いと思います。
そして今回、個人的に一番楽しみにしていたのが上矢口郷土芸能保存会の「大鬼子鬼」。ファンのみなさんにお馴染みの芸北神楽ではなく、この地域に昔から伝わる「十二神祇系」の神楽なんですね。自分も今回初めて見たので、とても興味深かったです。まず奏楽が、大太鼓、そして手打ちではなくバチで叩く鉦、そして笛が3人と、芸北のものとは大きく違います。メロディも変化に富んだというよりは、同じリズムを繰り返す感じでした。そして何と言っても、子供さんたちによる子鬼さんの可愛らしいこと!鬼は退治されるので悪役なんですが、思わず応援したくなってしまいますね。全体的に神楽というものの本質を強く感じ、神社の境内で舞われているのが目に浮かんでくるようでした。面白かったです!
残りは例によって「その2」でお届けします。お楽しみに!
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最初は綾西神楽団による「四方祓」。舞人が二人出るのは、ファンのみなさんには少し珍しかったと思います。まず四方を拝み、そして四方を祓い清める舞で地味な感じはしますが、とても面白い神楽の一つです。ただ舞だけを見ていても良いのですが、どこから舞い始めて、どこまでが一方、ということがわかるようになると、より深く神楽が面白くなると思います。そのポイントとしては、神楽歌に注目してみてください!
次は飯室神楽団「塵倫」。この写真だけを見たら、「これって本当に塵倫?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。この衣装、それから手物に注目。一般的には、帯仲津彦命が御幣と扇子で、竹磨呂は弓矢を持っていますが、こちらは二人とも御幣と扇子。自分も初めて見たので、少し驚きました。先ほどの「四方祓」と同じように、ぼ~っと舞を見るだけでなく、ちょっとだけ注目するだけで、いつもより神楽が違って見えたりします。
次は亀山神楽団「山姥」。まず奏楽の方がみなさんとてもお若い方でしたね!そして山姥と怪童丸のお二方の演技がよかったです。怪童丸の方は元気よく、ヤンチャな感じがよく出ていたと思います。そして山姥の方がさらによかったと思ったんですが、みなさんはいかがでしたか?写真にもあるように、親子別れの場面では、胸にグッと来た方も多いと思います。
そして今回、個人的に一番楽しみにしていたのが上矢口郷土芸能保存会の「大鬼子鬼」。ファンのみなさんにお馴染みの芸北神楽ではなく、この地域に昔から伝わる「十二神祇系」の神楽なんですね。自分も今回初めて見たので、とても興味深かったです。まず奏楽が、大太鼓、そして手打ちではなくバチで叩く鉦、そして笛が3人と、芸北のものとは大きく違います。メロディも変化に富んだというよりは、同じリズムを繰り返す感じでした。そして何と言っても、子供さんたちによる子鬼さんの可愛らしいこと!鬼は退治されるので悪役なんですが、思わず応援したくなってしまいますね。全体的に神楽というものの本質を強く感じ、神社の境内で舞われているのが目に浮かんでくるようでした。面白かったです!
残りは例によって「その2」でお届けします。お楽しみに!
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2007,03,11 Sun 22:24
新着コメント
A・I さん、コメントありがとうございます。
工夫を凝らした創作神楽に積極的に取り組まれている神楽団も増えてきましたね。
こちらとしても、いろいろ研究しがいがあって面白いです☆
いつもコメントありがとうございます!
なるべく無理をしないようにします…^^;
工夫を凝らした創作神楽に積極的に取り組まれている神楽団も増えてきましたね。
こちらとしても、いろいろ研究しがいがあって面白いです☆
いつもコメントありがとうございます!
なるべく無理をしないようにします…^^;
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/13 18:26 | BFfnvy1Y |
最近はあまり目にしない演目もだいぶ増えましたね!
毎回、いろんなのがあるんだなぁと思うことが多くなりました。
いつもいろいろな楽しいブログありがとうございます♪
ですが!!
特派員も大事ですが・・・お身体はもっと大切です。
無理をしない程度にがんばってください。
毎回、いろんなのがあるんだなぁと思うことが多くなりました。
いつもいろいろな楽しいブログありがとうございます♪
ですが!!
特派員も大事ですが・・・お身体はもっと大切です。
無理をしない程度にがんばってください。
| A・I | EMAIL | URL | 07/03/13 14:15 | 0dchuV.g |
MOMOさん、コメントありがとうございます。
広島の場合、地域や神楽団によって、細かな違いがあるようです。
広島でも「塵輪」と書いたり、仲哀天皇や高麻呂という名前で舞われているところもあります。
今回の飯室神楽団さんのご紹介は、当日のパンフレットを参照して、漢字を使わせていただきました。
裾を縛ったものは、一般的には従者の方が使っているのではと思います。
ですから、自分もちょっと新鮮な感じで見させていただきました。
またコメントお願いします☆
広島の場合、地域や神楽団によって、細かな違いがあるようです。
広島でも「塵輪」と書いたり、仲哀天皇や高麻呂という名前で舞われているところもあります。
今回の飯室神楽団さんのご紹介は、当日のパンフレットを参照して、漢字を使わせていただきました。
裾を縛ったものは、一般的には従者の方が使っているのではと思います。
ですから、自分もちょっと新鮮な感じで見させていただきました。
またコメントお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/12 19:13 | BFfnvy1Y |
初めまして。
石見神楽の「塵輪」は、仲哀天皇と高麻呂だと思うんですが、広島の「塵倫」は、帯仲津彦命と竹磨呂というんですか?
この衣装、石見神楽の衣装に近い大口袴ですね。新鮮♪
広島は、裾を縛った形が多いですよね。
石見神楽の「塵輪」は、仲哀天皇と高麻呂だと思うんですが、広島の「塵倫」は、帯仲津彦命と竹磨呂というんですか?
この衣装、石見神楽の衣装に近い大口袴ですね。新鮮♪
広島は、裾を縛った形が多いですよね。
| MOMO | EMAIL | URL | 07/03/12 17:27 | iUBEGRzE |
15分の休憩の後は、中川戸神楽団「紅葉狩」からスタート。中川戸さんの「紅葉狩」は、以前こちらのコラムでもご紹介した、戸隠山の鬼女伝説を基にして作られているように思います。ですから、その主人公である「呉葉(くれは)」が、神楽の中心になっているのではないでしょうか。ブラックライトや舞台演出が実に効果的に使われているので、呉葉の思いがより強く伝わってきます。ただ単に派手な見栄えではなく、あくまでも神楽にプラスアルファ、という中川戸さんらしい演出で、神楽を盛り上げておられます。また鬼が退治される場面は、舞手の方の演技が加わって、呉葉の心の叫びが聞こえてくるようでした。
次は塩瀬神楽団「天神記」。塩瀬神楽団や先週ご紹介した広森神楽団など、いわゆる美土里神楽というものは、各地の大会で実績を収め、そしてファンの間でも人気が高い神楽です。個人的には、舞、奏楽、セリフなど、要するに神楽の基本がしっかりできている、というのがその魅力の一つではないかと思います。この演目は和歌の掛け合いがありますが、やはり見どころはそこですね。敵役の藤原時平が、その和歌の勝負に敗れて怒りをあらわにする場面などは、舞手の方の演技によってさらに盛り上がるように感じました。
最後は横谷神楽団「八岐大蛇」。写真はありませんが、足名椎おじいさんの面白いこと!実年齢をバラしてスタスタ歩いてみたり、「はぁもぅ6時になりゃせんか?」と言ってみたり。レベルの高い神楽もいいですが、こんな場面があるとやはり楽しいですよね。そして大蛇たちの元気なこと!まず8匹出てきたのが嬉しかったですね。それに緑、赤、青、白、黄など、カラフルな大蛇さんで、色とりどりなのもよかったと思います。およそ50分の大熱演で、大会の最後を飾ってくださいました。
終わって外に出てみると、もう真っ暗!あっという間の6演目、5時間半でした。会場付近には、屋台などが出ていたのですが、今回は残念ながらそちらを利用することができませんでした。来年はぜひ!
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2007,03,06 Tue 19:42
新着コメント
A・Iさん、コメントありがとうございます。
やはり、お客さんに喜んでもらおうと思えば、「感動」と「笑い」はかかせないんでしょうね。
行かれなかった事は残念ですが、記事を読んでいただいてそのように思っていただけて嬉しいです。
かわいい顔文字でお願いしてくださいましたね!
ご期待に添えるように頑張ります☆
やはり、お客さんに喜んでもらおうと思えば、「感動」と「笑い」はかかせないんでしょうね。
行かれなかった事は残念ですが、記事を読んでいただいてそのように思っていただけて嬉しいです。
かわいい顔文字でお願いしてくださいましたね!
ご期待に添えるように頑張ります☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/07 18:43 | BFfnvy1Y |
寿パパさん、コメントありがとうございます。
「ワクワク」「感動」「楽しく」といった感想、きっと神楽団の方も喜ばれると思います。
こちらの記事も、「ワクワク」「感動」「楽しく」読んでいただけるように頑張ります。
またコメントお願いします☆
「ワクワク」「感動」「楽しく」といった感想、きっと神楽団の方も喜ばれると思います。
こちらの記事も、「ワクワク」「感動」「楽しく」読んでいただけるように頑張ります。
またコメントお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/07 18:37 | BFfnvy1Y |
はるさん、コメントありがとうございます。
中川戸さんの紅葉狩は、ただ鬼をやっつけて終わり、ではないのが面白いと思います。
はかなさ、せつなさを感じる神楽って、そうたくさんあるものじゃないですよね。
大蛇はもともと、祭りの最後を飾る演目でしたから、お茶目なのが本来の姿かもしれませんね!
確かに、婿入りしてあげて欲しいですね・・・(笑)
まぁ高天原に連れ帰らず、出雲の地にとどまったから、婿入り、という事にしておきましょうか!?
中川戸さんの紅葉狩は、ただ鬼をやっつけて終わり、ではないのが面白いと思います。
はかなさ、せつなさを感じる神楽って、そうたくさんあるものじゃないですよね。
大蛇はもともと、祭りの最後を飾る演目でしたから、お茶目なのが本来の姿かもしれませんね!
確かに、婿入りしてあげて欲しいですね・・・(笑)
まぁ高天原に連れ帰らず、出雲の地にとどまったから、婿入り、という事にしておきましょうか!?
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/07 18:34 | BFfnvy1Y |
最近の神楽は「感動」するものと「笑える」ものが増えたんですかね!?
見ればみるほど行きたかったなぁって思ってしまいます(;_;)
そういえば最近は、見たことの無い色や形のお面なんかも増えているような・・・
今まで地元以外の神楽をあまり見たことがないからそう思うのかもしれませんが・・・。
これからもいろんな神楽も知りたいなぁ!!!
・・・なので特派員さん!頼みましたよ!!!!!!!!
(人´∀`*)☆お・ね・が・い☆゚+。(o・ω-人)・.。*
見ればみるほど行きたかったなぁって思ってしまいます(;_;)
そういえば最近は、見たことの無い色や形のお面なんかも増えているような・・・
今まで地元以外の神楽をあまり見たことがないからそう思うのかもしれませんが・・・。
これからもいろんな神楽も知りたいなぁ!!!
・・・なので特派員さん!頼みましたよ!!!!!!!!
(人´∀`*)☆お・ね・が・い☆゚+。(o・ω-人)・.。*
| A・I | EMAIL | URL | 07/03/07 12:16 | 0dchuV.g |
本格的に神楽を見始めたのが昨年なので、3団体とも初めて見させていただきました。すべてにおいて素晴らしく「ワクワク」「感動」「楽しく」見させていただきました。
これからも素晴らしい神楽をたくさん見ていきたいです。
これからも素晴らしい神楽をたくさん見ていきたいです。
| 寿パパ | EMAIL | URL | 07/03/07 11:00 | dbMWDIc6 |
暖冬、というよりもはや春のような暖かさとなった日曜日、三次市三和町のみわ文化センターで「みわ神楽共演大会」が行われました。自分は開場の1時間前に行ったのですが、やはりたくさんのお客さんがおられましたね。整理券を取りに行って、開場まで車で待っていたのですが、車中の暑いこと!本当にもう冬が終わってしまってるな、と思いながら開場を待ちました。
最初の上演は中川戸神楽団「土蜘蛛」。先週の早春神楽では不本意な形でしたが、今回はそんなことを微塵も感じさせない見事な上演でした。しかも、前回と変えたところがいくつかあり、たった一週間でここまで立て直してさらに進化させるなんて、さすが中川戸!という感じでしたね。胡蝶が頼光に襲い掛かる場面は、舞手の演技と奏楽が非常によく合っていて、中川戸さんらしい盛り上げ方だったように思います。
次は塩瀬神楽団「悪狐伝(最終編)」。前中後と三部作と言われている悪狐伝ですが、この最終編は自分自身初めて見る演目でした。三浦之介らによって退治された金毛白面九尾狐が、殺生石(せっしょうせき)となって那須野ヶ原において再び庶民を苦しめていたので、これを玄翁(げんのう)和尚が法華経と法の槌(つち)をもって打ち砕く、というあらすじです。中編とは違ってマジメな話、と思っていたら、見事にやられました(笑)。飛脚の飛び助さんなる人が現れて、まるで中編の珍斉和尚のノリで大笑いさせてくれました。また最後は、槌で石を砕くというのを、うまく演出されており、初めて見る方にもわかりやすかったのでは、と思います。ちなみに今回の演目は、塩瀬神楽団のオリジナルだそうです。
そして横谷神楽団「比熊山」。三次市に伝わる「稲生物怪(いのうもののけ)物語」を神楽化したもので、大変珍しいものを見させていただきました。三次の武士、稲生平太郎の屋敷に、数々の物怪が現れるのですが、その物怪たちが非常に興味深かったですね!いろんな形で登場するんですが、どれも今まで見たことのないものばかりで、舞台に目が釘付けになりました。あらすじを全く知らずに見たのですが、セリフも分かりやすく、最後まで楽しめました。最後は百鬼夜行のような場面があったりで、これはぜひみなさんに見ていただきたいですね!
ここまでを前半として、「その2」で後半部分をご紹介します。そちらもお楽しみに!
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最初の上演は中川戸神楽団「土蜘蛛」。先週の早春神楽では不本意な形でしたが、今回はそんなことを微塵も感じさせない見事な上演でした。しかも、前回と変えたところがいくつかあり、たった一週間でここまで立て直してさらに進化させるなんて、さすが中川戸!という感じでしたね。胡蝶が頼光に襲い掛かる場面は、舞手の演技と奏楽が非常によく合っていて、中川戸さんらしい盛り上げ方だったように思います。
次は塩瀬神楽団「悪狐伝(最終編)」。前中後と三部作と言われている悪狐伝ですが、この最終編は自分自身初めて見る演目でした。三浦之介らによって退治された金毛白面九尾狐が、殺生石(せっしょうせき)となって那須野ヶ原において再び庶民を苦しめていたので、これを玄翁(げんのう)和尚が法華経と法の槌(つち)をもって打ち砕く、というあらすじです。中編とは違ってマジメな話、と思っていたら、見事にやられました(笑)。飛脚の飛び助さんなる人が現れて、まるで中編の珍斉和尚のノリで大笑いさせてくれました。また最後は、槌で石を砕くというのを、うまく演出されており、初めて見る方にもわかりやすかったのでは、と思います。ちなみに今回の演目は、塩瀬神楽団のオリジナルだそうです。
そして横谷神楽団「比熊山」。三次市に伝わる「稲生物怪(いのうもののけ)物語」を神楽化したもので、大変珍しいものを見させていただきました。三次の武士、稲生平太郎の屋敷に、数々の物怪が現れるのですが、その物怪たちが非常に興味深かったですね!いろんな形で登場するんですが、どれも今まで見たことのないものばかりで、舞台に目が釘付けになりました。あらすじを全く知らずに見たのですが、セリフも分かりやすく、最後まで楽しめました。最後は百鬼夜行のような場面があったりで、これはぜひみなさんに見ていただきたいですね!
ここまでを前半として、「その2」で後半部分をご紹介します。そちらもお楽しみに!
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2007,03,04 Sun 21:41
新着コメント
A・Iさん、コメントありがとうございます。
そうなんです、妖怪が出たんです(笑)。
妖怪の写真もたくさん載せたかったんですが、やはり見てのお楽しみということで、控えめにさせていただきました。
機会があればぜひ見てみてくださいね。
またコメントお願いします☆
そうなんです、妖怪が出たんです(笑)。
妖怪の写真もたくさん載せたかったんですが、やはり見てのお楽しみということで、控えめにさせていただきました。
機会があればぜひ見てみてくださいね。
またコメントお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/06 18:15 | BFfnvy1Y |
妖怪・・・・・・・・・・・・!?
読めば読むほど行って見たかったと後悔してしまいます(;_;)
その2楽しみにしていま~す(^o^)/~
読めば読むほど行って見たかったと後悔してしまいます(;_;)
その2楽しみにしていま~す(^o^)/~
| A・I | EMAIL | URL | 07/03/06 09:43 | 0dchuV.g |
ryoさん、コメントありがとうございます。
確かに、お金を払ってみるお客さんからすれば、「もっとちゃんと舞ってほしい」という意見があがるのは当然かと思います。
今は神楽団のレベルが上がるとともに、ファンの目も肥えていますから、余計にでも失敗が目立ちますよね。
刀が客席まで飛んできたというのは、確かに危険ですし、その後神楽団の方から何もなかったのであれば、ちょっとどうかとは思います。
ただ、お金を取るとはいえ、プロというわけではないことも、どうかご理解いただきたいと思います。
練習不足というのも、おそらく団員さんたちが一番よくわかってるはずです。
今回の事で「ここの神楽団は…」というようなイメージを持たれず、どうか長い目で見守っていただければと思います。
大変貴重なコメントをありがとうございました。
これからもご遠慮なさらず、ドシドシお願いします。
確かに、お金を払ってみるお客さんからすれば、「もっとちゃんと舞ってほしい」という意見があがるのは当然かと思います。
今は神楽団のレベルが上がるとともに、ファンの目も肥えていますから、余計にでも失敗が目立ちますよね。
刀が客席まで飛んできたというのは、確かに危険ですし、その後神楽団の方から何もなかったのであれば、ちょっとどうかとは思います。
ただ、お金を取るとはいえ、プロというわけではないことも、どうかご理解いただきたいと思います。
練習不足というのも、おそらく団員さんたちが一番よくわかってるはずです。
今回の事で「ここの神楽団は…」というようなイメージを持たれず、どうか長い目で見守っていただければと思います。
大変貴重なコメントをありがとうございました。
これからもご遠慮なさらず、ドシドシお願いします。
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/05 23:01 | BFfnvy1Y |
賞賛の声が多い中、一言苦言を呈します。神社の奉納神楽とは違ってプロとしてお金を取って上演するのであれば、もう少し練習をしてもらいたい神楽団もありました
。私は最前列で観ていましたが、刀が客席まで飛んできました。また、合戦シーンでは舞人同士がぶつかり合い非常に見苦しかったです。
。私は最前列で観ていましたが、刀が客席まで飛んできました。また、合戦シーンでは舞人同士がぶつかり合い非常に見苦しかったです。
| ryo | EMAIL | URL | 07/03/05 22:41 | 8c2oNymU |
ジェラードさん、コメントありがとうございます。
飛脚さんは面白かったですね!
いつもあんな感じなんですか??
大変ですよね~!
お客さんもツッコミまくりでしたね(笑)
ただ面白いだけでなく、非常に勉強になる演目だったように思います。
いつもコメントありがとうございます☆
飛脚さんは面白かったですね!
いつもあんな感じなんですか??
大変ですよね~!
お客さんもツッコミまくりでしたね(笑)
ただ面白いだけでなく、非常に勉強になる演目だったように思います。
いつもコメントありがとうございます☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/05 20:55 | BFfnvy1Y |
第三部は「新たなる神楽への挑戦」で、トップバッターは宮乃木神楽団「一条戻り橋」。見所はたくさんですが、個人的によかったのが中盤で、それまで淡々と舞っていた渡辺綱が、怪しい気配を察知して辺りを警戒するような所作や舞に変わる場面。さらに奏楽が怪しげになり、照明やドライアイスの演出も重なって、いかにも今から何か起こる!というような雰囲気に包まれました。これも「ホール神楽」ならではの醍醐味ですね。そして最後は腕を切り取られた茨木童子が狂ったように大暴れ。さらに大太鼓の方が飛び跳ねながら叩くものですから、これでテンションが上がらないわけがありません。すごい熱気でしたねぇ~。
そんなハイな気分を静めてくれたのが広森神楽団「伊吹山」。優雅な美土里神楽に見とれているうちに、ホッとして気持ちが落ち着かれた方もおられると思います。それでもやはり、伊吹山の邪神の方の演技にはまた熱くなってしまいますね!それと最後に邪神が大蛇となって、日本武尊に襲い掛かるのですが、巻き取られた尊が一瞬にして宙に浮いたように持ち上げられたのには驚きました。舞手さんと裏方さんの息の合った連携プレー、お見事でした!
そして「新たなる神楽」、スーパー神楽の本家本元中川戸神楽団による「土蜘蛛」。いつも素晴らしい演出で楽しませてくれる中川戸さんですが、今回はアクシデントが多々あり、ちょっと不本意な出来ではなかったかと思います。ファンからすればいつも期待しているだけに、残念かもしれませんが、逆に言えば珍しく失敗したところを見れたのですから、ある意味貴重な体験だったのではないでしょうか。団員さんも、仕事あり家庭ありで、その合間をぬっての練習ですから、こうやって舞台に立つことの難しさ、厳しさを改めて感じました。
続いて原田神楽団「桜井の駅」。遠くの席の方にはちょっと見えなかったと思うので、左側の写真に注目。敵役のお二人なんですが、ガッソの下はけっこうすごいメイクなんですよね。とても演技にも力が入っておられるので、近くで見ると迫力アップです。また桜井の駅での親子別れの場面では、舞手さんが本当に泣いているかのような迫真の演技で、思わずこちらも胸が熱くなりました。またその場面の笛の音がいいんですよねぇ~!
最後は横田神楽団「滝夜叉姫」。昨年のグランプリ受賞こそ逃したものの、その人気ぶりは健在。登場人物が出てくるだけ、セリフを言うだけで客席からは拍手が。それとやはり立ち合いでのスピード感は一味違いますね。素人目な感想で申し訳ないんですが、「人間ってこんなに速く動けるんだなぁ」とミョーな感心をしてしまったり(笑)。それでなおかつ、舞手の動きがピタリとそろうんですから、素晴らしいとしか言いようがありません。見事に最後を締めくくってくださいました!
まとめに、この大会を通して思ったことを2つ。1つめは、旧舞における「舞台芸術」としての可能性。今回のようなイベントでは、どうしても新舞や創作神楽がメインになってきますが、この大会で個人的に一番「ホール神楽」としての魅力を感じたのは、筏津神楽団の「塵倫」でした。別にひいきをするわけではないですし、見に行かれた方ならご理解をいただけると思います。前にも述べたように、大鬼が空を飛ぶ場面、それから退治される場面は、お宮や体育館では見ることのできないものでした。神楽団さんの本意がそうでないにしても、今回の上演が素晴らしい舞台芸術の一つになり得る事は、たくさんのお客さんの反応が証明していると思います。
もう1つはこれまた素人目な感想なんですが、この素晴らしい「神楽」をもっと多くの人に見てもらいたいという事。もちろん常に思っていることではありますが、ここまで素晴らしい神楽を見れば、同じような思いを持たれたファンの方もいらっしゃると思います。今回は「この神楽をまだ見たことがない人が大勢いるなんて…もったいないなぁ」というほどの気持ちになりました。そのためにも、これから特派員としての活動を頑張っていきたいと思います。来年はこの大会は第10回を迎えますので、今年以上に素晴らしい、記念すべき大会になる事を期待したいですね!
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2007,02,28 Wed 20:38
新着コメント
A❤I さん、コメントありがとうございます。
見に行かれた方にも楽しんでもらえるような記事を心がけていますので、こういったコメントをいただけて嬉しいです☆
チケット代が高いことは、スタッフ、神楽団も承知ですから、お客さんに満足していただこうと頑張っておられると思います。
またコメントお願いします♪
見に行かれた方にも楽しんでもらえるような記事を心がけていますので、こういったコメントをいただけて嬉しいです☆
チケット代が高いことは、スタッフ、神楽団も承知ですから、お客さんに満足していただこうと頑張っておられると思います。
またコメントお願いします♪
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/03/01 18:45 | BFfnvy1Y |
始めましての書き込みです。
うちもRCC行ったんですが、
「そうそう!」
「それも良かったなぁ」
と25日のことがよみがえってきました(^-^)
いつも拝見していますが、特派員さんの興奮が本当に伝わってきます♪
どの団体も本当によかったです★☆
¥5500の価値は十分にありましたv(^o^)v
うちもRCC行ったんですが、
「そうそう!」
「それも良かったなぁ」
と25日のことがよみがえってきました(^-^)
いつも拝見していますが、特派員さんの興奮が本当に伝わってきます♪
どの団体も本当によかったです★☆
¥5500の価値は十分にありましたv(^o^)v
| A❤I | EMAIL | URL | 07/03/01 10:21 | 17YzcLdU |
リロっちさん、コメントありがとうございます。
確かにいろいろ大変ですが、神楽の楽しさをみなさんにお伝えできれば、苦労した甲斐もあります!^^;
来年はぜひおいでください☆
またコメントお願いします。
確かにいろいろ大変ですが、神楽の楽しさをみなさんにお伝えできれば、苦労した甲斐もあります!^^;
来年はぜひおいでください☆
またコメントお願いします。
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/02/28 22:37 | BFfnvy1Y |
お疲れ様でした!撮影にぶろぐに・・・と大変ですね☆
神楽の良さがしっかりと伝わる文章にて書かれており、読んでいるだけでとても楽しくなりました♪言われているように、こんな豪華な大会を見に行けず「もったいないなぁ・・・残念だなぁ」という気持ちになりました。来年はぜひとも行かせていただきたいと思っております。
神楽の良さがしっかりと伝わる文章にて書かれており、読んでいるだけでとても楽しくなりました♪言われているように、こんな豪華な大会を見に行けず「もったいないなぁ・・・残念だなぁ」という気持ちになりました。来年はぜひとも行かせていただきたいと思っております。
| リロっち | EMAIL | URL | 07/02/28 22:34 | M3w2wknU |
5,000円以上する1階席のチケットが、前売りの時点で完売。自分も含めてたくさんの神楽ファンが待ちに待った「2007 RCC早春神楽共演大会」が、広島市の厚生年金会館で行われました。自分が会場に着いたのは9時前だったのですが、ホール入り口前には、たくさんのお客さんが。主催者側の方が「指定席じゃけぇそんなに早く来なくても大丈夫なのに…。」と驚かれるほどで、始まる前から神楽ファンの熱い熱気を感じました。
第一部は「原点を見つめる」。昨年は亀山社中の「五穀種元」、一昨年は雲月女性神楽同好会の「胴の口明け」と、儀式舞でも普段なかなか見ることができない演目が上演されています。今年は後野神楽社中の「五神」。4人の王子たちのところへ、5人目の王子の使いが領土を分けてほしいとやってくるのですが、そこのやり取りが面白かったですね!行かれた方はおわかりかと思いますが、「ソールドアウト」「欧米」「陶芸」のくだりがウケました(笑)。そして立ち合いでは、4対1という形で刀を振り回しての激しいもの。文字通り真剣勝負といった感じで非常に見応えがありました。高い娯楽性のある儀式舞という意味でも、本当に興味深い演目だと思います。
第二部「伝統を受け継ぐ」の始めは筏津神楽団「塵倫」。初めて見られた方には、独特の舞い方、奏楽が印象的だったのではないでしょうか。それと大鬼の演技、これは見事な芸ですね。特に空を飛ぶ場面はその演技に加えて、ドライアイスと照明が効果的で、本当に飛んでいるように見えました。ドライアイスが雲、照明が稲妻のような演出だったように思いますが、これはちょっと他ではなかなか見ることができないので、「ホール神楽」の良さを改めて感じました。
次は上府社中「八岐大蛇」。昨年9月の西中国選抜神楽競演大会で優勝されたのが、とても印象に残っています。とにかく上府社中さんの神楽は、ムダがないというか、見ていてなめらかな感じがするんですよね。大蛇は動かすだけでも大変だと思いますが、本当に生きているかのような動きで、目を離せません。そして舞だけでなく奏楽も実になめらか。特に大太鼓の方のリズミカルな叩き方は素晴らしかったと思います。
そして三谷神楽団「大江山」。昨年もさつき選抜で優勝されたりと大活躍で、「大江山」と言えば「三谷神楽団」というファンの方も多いのではないでしょうか。旧舞だけに、セリフでは難しい言葉や表現がありますが、舞手の方の表現力によって十分カバーされていると思います。特に、ファンにもすっかりおなじみの酒呑童子さん。怒ったり笑ったりと非常に感情豊かで、「酒呑童子と呼ばれたるなり~!!」はもはや名ゼリフの域に達した感じがします(笑)。
で、その名ゼリフをマネしちゃったのが、大塚神楽団「悪狐伝」の珍斉和尚さん。左側の画像がその写真ですが、会場は大爆笑でしたね(笑)。他にもいろいろな話で笑わせまくってもらいましたが、笑っていたのはお客さんだけではありません。奏楽の方はもちろん、玉藻前さんも爆笑。「今朝お母さんは洗濯物を干しょって、お父さんはトラクターの手入れをしょった」とツッコまれ、「はぁもぅえぇけぇ。」と降参(笑)。本当はもっと悪狐や立ち合いの写真を載せたかったんですが、あまりにも面白かったのでこの2つで!
これで第二部は終了。休憩のあいだにパンフレットを買いに行って、ガラガラの抽選会をしてきました。これで何かスゴイのが当たれば、記事にもアクセントになっていいなぁと思っていたんですが、残念今年も「しょうゆ」でした。でもこれ、おいしいんですよね!次回は第三部の報告をしますので、お楽しみに。
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2007,02,26 Mon 20:41
新着コメント
E坂さん、コメントありがとうございます。
お褒めの言葉、ありがたしもったいなしです(笑)!
春青さんの笑顔、いいですよね~!
この画像を見て、もうこれは使うしかないと。
とても楽しませていただきました。
「月一」こちらこそよろしくお願いします☆
お褒めの言葉、ありがたしもったいなしです(笑)!
春青さんの笑顔、いいですよね~!
この画像を見て、もうこれは使うしかないと。
とても楽しませていただきました。
「月一」こちらこそよろしくお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/02/28 20:41 | BFfnvy1Y |
特派員さん、拝見させて頂きました。
先日のHP紹介に引き続いての掲載、とても有難く感謝申し上げます。
コメント、写真と素晴らしいですね。大会の様子がヒシヒシと伝わって来る、そんな感じがします。
春青さんの笑顔ナイスショットですね。
次は「月一の舞い」宜しくお願い致します。
先日のHP紹介に引き続いての掲載、とても有難く感謝申し上げます。
コメント、写真と素晴らしいですね。大会の様子がヒシヒシと伝わって来る、そんな感じがします。
春青さんの笑顔ナイスショットですね。
次は「月一の舞い」宜しくお願い致します。
| E坂 | EMAIL | URL | 07/02/28 20:19 | 2gC5ZWgQ |
サッチモさん、コメントありがとうございます。
かなりご無沙汰しております^^;
これ以上ないくらいのお褒めの言葉をいただいて恐縮です。
見に行った方には、その時の事が浮かんでくるように、そして行けなかった方には、少しで現場の様子を伝えたいと思って頑張っています!
これからもよろしくお願いします☆
かなりご無沙汰しております^^;
これ以上ないくらいのお褒めの言葉をいただいて恐縮です。
見に行った方には、その時の事が浮かんでくるように、そして行けなかった方には、少しで現場の様子を伝えたいと思って頑張っています!
これからもよろしくお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/02/27 18:57 | BFfnvy1Y |
当日の様子が生き生きと伝わってくる、すばらしいコラムですね!
この大会には私の家族が観に行きました。
私も大変楽しみにしている大会なのですが、今はちょっと見にいけそうもない所で生活をしているので、このコラムが頼りです。
これからも良い記事&写真をたくさんお願いします。
この大会には私の家族が観に行きました。
私も大変楽しみにしている大会なのですが、今はちょっと見にいけそうもない所で生活をしているので、このコラムが頼りです。
これからも良い記事&写真をたくさんお願いします。
| サッチモ | EMAIL | URL | 07/02/27 11:56 | VksUHk6w |