7月17日に広島市のALSOKホールで「RCC神楽スペシャル」が行われました。今年のテーマは「伝説の地を訪ねて」で、昨年同様ステージにスクリーンが設置されました。演目の伝説の地を紹介するVTRや上演中のビデオ映像が流されました。それではご紹介します。
まずは琴庄神楽団「神迎え」からスタート。神楽を上演する前に神様をお迎えしようとするこの演目、見た目には地味かもしれませんが、神楽の面白さがたくさん感じられます。登場するのは四人の舞手さんで、それぞれ緑、赤、白、紫の衣装をまとっています。そしてこの舞手さんがそれぞれ四隅に鎮まると、その頭上には同じ色の天蓋飾りがありました。これは陰陽五行に基づく色分けで、緑は東、赤は南。そして白が西で紫(黒)が北。こうやって舞殿に方角を記したり、あるいは季節を表したりして、神様を迎える態勢を整えます。単なるホールのステージではなく、神様を意識した舞台はみなさんにも神聖に感じられたことと思います。
そして伝説の始まりです。今回の注目、悪狐伝三部作より、まずは神幸神楽団「悪狐伝(前編)」。海を越えてやってきた金毛白面九尾の狐が、玉藻前となって宮中に入りこむも、陰陽師に見破られて、やむなく那須野ヶ原に飛び去るというあらすじ。おそらくファンのみなさんも、この演目をご覧になる機会はそう多くないのではないでしょうか。それだけに珍しい展開にみなさんグイグイ引き込まれたことと思います。大まかなあらすじだけでなく、「そんなこともあったのか!」というような、この演目ならではの見せ場が満載で、とても興味深く見ることができました。中でも中盤に登場した悪狐の衣装!よく見かけるモフモフ感たっぷりの着ぐるみではなく、見たことのないような柄の衣装でした。着ぐるみを見慣れている方は、ちょっと戸惑いを感じられたかもしれませんね。
続いてファンのみなさんにお馴染みの「悪狐伝」は琴庄神楽団による上演。お待ちかねの十念寺の和尚さんに加え、今回も「はっちゃん」が登場して息の合ったコンビネーションを見せてくださいました。この強力タッグの前には、日本三大悪妖怪に数えられる九尾の狐も歯が立たない様子…。まともに取り合ってはもらえません。この場面はいろんなアドリブが炸裂して、ファンのみなさんもさぞかし楽しまれたことでしょう!そんな空気がガラっと変わる後半、玉藻前が正体を現す場面はこの演目の見せ場の一つ。無念さを出しながら、静かな様子からだんだんと怒りに変わる辺りのセリフ、ゾクゾクしてきますね。そして正体を表した悪狐と、三浦介らの合戦。二人の神を相手に、ほぼ休むことなく大立ち回りを舞い切った狐さんに会場は拍手喝采でした。
そして三部作の締め括り、塩瀬神楽団「悪狐伝(最終編)」。三浦介らに退治された狐の怨念が、なんと殺生石という大岩となり、毒を放って災いをなしていました。これを聞いた玄翁(げんのう)和尚という人物が、法華経と法の槌によってこの石を壊し、ついに悪狐は完全に退治されるという物語です。狐も最後ならチャリも最後?ここでは飛脚の飛助(とびすけ)という役が登場し、しっかりと笑わせてくださいました。中でも持っていた弁当で悪狐を手なづけてしまうという芸当はお見事!なんとかサーカスもビックリです(笑)。しかし両者は決別し、とうとう飛助は狐の餌食となってしまうのでした…。後半はまた空気を変えて、玄翁和尚が登場します。これまた派手ではありませんが、法力という目に見えない力を持って、悪狐との最後の戦いに挑みます。実際には「目に見えないもの」はなかなか感じにくいものですが、こういう力は時に私達にとってすごく大事なものになるのかもしれません。
以上、前半の4演目のご紹介でした。「その2」で残りの3演目をご紹介します!
まずは琴庄神楽団「神迎え」からスタート。神楽を上演する前に神様をお迎えしようとするこの演目、見た目には地味かもしれませんが、神楽の面白さがたくさん感じられます。登場するのは四人の舞手さんで、それぞれ緑、赤、白、紫の衣装をまとっています。そしてこの舞手さんがそれぞれ四隅に鎮まると、その頭上には同じ色の天蓋飾りがありました。これは陰陽五行に基づく色分けで、緑は東、赤は南。そして白が西で紫(黒)が北。こうやって舞殿に方角を記したり、あるいは季節を表したりして、神様を迎える態勢を整えます。単なるホールのステージではなく、神様を意識した舞台はみなさんにも神聖に感じられたことと思います。
そして伝説の始まりです。今回の注目、悪狐伝三部作より、まずは神幸神楽団「悪狐伝(前編)」。海を越えてやってきた金毛白面九尾の狐が、玉藻前となって宮中に入りこむも、陰陽師に見破られて、やむなく那須野ヶ原に飛び去るというあらすじ。おそらくファンのみなさんも、この演目をご覧になる機会はそう多くないのではないでしょうか。それだけに珍しい展開にみなさんグイグイ引き込まれたことと思います。大まかなあらすじだけでなく、「そんなこともあったのか!」というような、この演目ならではの見せ場が満載で、とても興味深く見ることができました。中でも中盤に登場した悪狐の衣装!よく見かけるモフモフ感たっぷりの着ぐるみではなく、見たことのないような柄の衣装でした。着ぐるみを見慣れている方は、ちょっと戸惑いを感じられたかもしれませんね。
続いてファンのみなさんにお馴染みの「悪狐伝」は琴庄神楽団による上演。お待ちかねの十念寺の和尚さんに加え、今回も「はっちゃん」が登場して息の合ったコンビネーションを見せてくださいました。この強力タッグの前には、日本三大悪妖怪に数えられる九尾の狐も歯が立たない様子…。まともに取り合ってはもらえません。この場面はいろんなアドリブが炸裂して、ファンのみなさんもさぞかし楽しまれたことでしょう!そんな空気がガラっと変わる後半、玉藻前が正体を現す場面はこの演目の見せ場の一つ。無念さを出しながら、静かな様子からだんだんと怒りに変わる辺りのセリフ、ゾクゾクしてきますね。そして正体を表した悪狐と、三浦介らの合戦。二人の神を相手に、ほぼ休むことなく大立ち回りを舞い切った狐さんに会場は拍手喝采でした。
そして三部作の締め括り、塩瀬神楽団「悪狐伝(最終編)」。三浦介らに退治された狐の怨念が、なんと殺生石という大岩となり、毒を放って災いをなしていました。これを聞いた玄翁(げんのう)和尚という人物が、法華経と法の槌によってこの石を壊し、ついに悪狐は完全に退治されるという物語です。狐も最後ならチャリも最後?ここでは飛脚の飛助(とびすけ)という役が登場し、しっかりと笑わせてくださいました。中でも持っていた弁当で悪狐を手なづけてしまうという芸当はお見事!なんとかサーカスもビックリです(笑)。しかし両者は決別し、とうとう飛助は狐の餌食となってしまうのでした…。後半はまた空気を変えて、玄翁和尚が登場します。これまた派手ではありませんが、法力という目に見えない力を持って、悪狐との最後の戦いに挑みます。実際には「目に見えないもの」はなかなか感じにくいものですが、こういう力は時に私達にとってすごく大事なものになるのかもしれません。
以上、前半の4演目のご紹介でした。「その2」で残りの3演目をご紹介します!
2011,07,20 Wed 22:17
新着コメント
お邪魔します。
悪狐伝のトリビアを一つ。
玄翁和尚により砕かれた殺生石は、三つの欠片が全国のある共通の地名の場所に飛び散ったそうです。
場所には、諸説ありますが、その地名を“タカタ”と言うそうです。
そう、広島県の高田郡、、、現在の安芸高田市も、その一つといわれております。
悪狐伝のトリビアを一つ。
玄翁和尚により砕かれた殺生石は、三つの欠片が全国のある共通の地名の場所に飛び散ったそうです。
場所には、諸説ありますが、その地名を“タカタ”と言うそうです。
そう、広島県の高田郡、、、現在の安芸高田市も、その一つといわれております。
| 左門 | EMAIL | URL | 11/07/21 12:04 | Mv/qz7e2 |
7月17日、広島市のALSOKホール(旧郵便貯金ホール)で『神楽スペシャル・伝説の地を訪ねて』が開催されます。
今年で8回目の開催となり、毎回さまざまなテーマが設定されています。今年は『伝説の地を訪ねて』ということで、神楽の舞台となった場所が紹介され、「え、この場所が・・」「へぇ~」という感じで、神楽を普段見慣れている方にも新鮮に思え、また初めて見る方には深く入っていける機会になることでしょう。
今回の企画で注目したいのは、普段は独立して舞われることの多い「悪狐伝」シリーズ(前編・玉藻前、中編・悪狐伝、後編・殺生石)が一挙に上演されることですね。この演目はみなさんよくご存知の通り、世界を股に掛け悪事の限りを尽くした、金毛白面九尾の狐の物語です。
前編では、悪狐が美しい女性に化け、時の帝の寵愛を受けますが、陰陽師に正体を見破られてしまい、東の国へと逃れます。
中編では、逃れた悪狐が再び女性へと姿を変え、悪事をはたらいていましたが、勅命を受けた弓矢の名人に退治されます。また、十念寺の和尚、珍斉さんも神楽を盛り上げてくれることでしょう!
後編では、退治された悪狐の魂が大岩となり、近づく人や生き物の命を奪っていましたが、徳のあるお坊さんの鉄槌によって、粉砕され、その魂は封印されます。
この物語が一度に見れるという機会はなかなかないのではないでしょうか!?本当に大注目ですね。
またこの大会では、上演される神楽それぞれの物語の舞台となった地を、ステージに設置されたスクリーンで紹介されます。ほとんどの神楽大会では上演前のあらすじだけですが、それに映像を加えることによってみなさんに物語がよりわかりやすくなってのではないかと思います。このスクリーンの設置によって、さらに神楽が面白く感じるという効果もあることでしょう。また神楽の上演中には、映像がそのスクリーンに映し出されて、特にアップの映像などは、後ろや2階席のお客さんにもよく見えるようになっています。
この大会が、初めて神楽を見る方には、神楽を好きになるきっかけとなり、神楽ファンの方には、演目に秘められたものを知っていただける機会になっていただければ、幸いです。
今年で8回目の開催となり、毎回さまざまなテーマが設定されています。今年は『伝説の地を訪ねて』ということで、神楽の舞台となった場所が紹介され、「え、この場所が・・」「へぇ~」という感じで、神楽を普段見慣れている方にも新鮮に思え、また初めて見る方には深く入っていける機会になることでしょう。
今回の企画で注目したいのは、普段は独立して舞われることの多い「悪狐伝」シリーズ(前編・玉藻前、中編・悪狐伝、後編・殺生石)が一挙に上演されることですね。この演目はみなさんよくご存知の通り、世界を股に掛け悪事の限りを尽くした、金毛白面九尾の狐の物語です。
前編では、悪狐が美しい女性に化け、時の帝の寵愛を受けますが、陰陽師に正体を見破られてしまい、東の国へと逃れます。
中編では、逃れた悪狐が再び女性へと姿を変え、悪事をはたらいていましたが、勅命を受けた弓矢の名人に退治されます。また、十念寺の和尚、珍斉さんも神楽を盛り上げてくれることでしょう!
後編では、退治された悪狐の魂が大岩となり、近づく人や生き物の命を奪っていましたが、徳のあるお坊さんの鉄槌によって、粉砕され、その魂は封印されます。
この物語が一度に見れるという機会はなかなかないのではないでしょうか!?本当に大注目ですね。
またこの大会では、上演される神楽それぞれの物語の舞台となった地を、ステージに設置されたスクリーンで紹介されます。ほとんどの神楽大会では上演前のあらすじだけですが、それに映像を加えることによってみなさんに物語がよりわかりやすくなってのではないかと思います。このスクリーンの設置によって、さらに神楽が面白く感じるという効果もあることでしょう。また神楽の上演中には、映像がそのスクリーンに映し出されて、特にアップの映像などは、後ろや2階席のお客さんにもよく見えるようになっています。
この大会が、初めて神楽を見る方には、神楽を好きになるきっかけとなり、神楽ファンの方には、演目に秘められたものを知っていただける機会になっていただければ、幸いです。
2011,07,14 Thu 23:25
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6月5日に千代田開発センターで月一の舞が行われました。今回は壬生の花田植と無形文化財合同まつりの協賛公演として開催され、県外のお客様もいつもより多くおられたようです。それでは上演された4演目のご紹介です。
まず最初は雄鹿原上組神楽団「羽白熊鷲」(はじろくまわし)。ちょっと聞き慣れない演目でしょうか。身に翼を持ち自由自在に飛び交う羽白熊鷲という悪鬼を、澳長足姫(おきながたらしひめ)命が退治するという物語。この澳長足姫は、塵倫を退治した仲哀天皇の后なんだそうです。ということで、全体的に塵倫によく似た雰囲気がありました。中でも印象に残ったのはやはり鬼の舞。楽に合わせて頭や手をリズムよく動かす様は、見ているこちらもついマネしたくなりそうな感じ。そうやって機敏な動きを見せながら、舞台を大きく使ってグルグル回ってみたりと、自在な舞を見せていただきました。
続いて西宗神楽団「桃太郎伝説」。西宗神楽団創作のオリジナル演目です。昔話の桃太郎では悪役はただ単に悪い鬼でしたが、この神楽の中では吉備冠者(きびのかじゃ)として登場します。五十狭芹彦(いさせりひこ)による吉備国平定が、わかりやすく昔話として知られているんですね。恐ろしい面の吉備冠者、その手下は素早く人の姿に変化ます。このお二方の息の合った舞が印象的でした。重たい衣装を着ていても本当にキレのある舞で、とても勢いを感じました。
大塚神楽団「滝夜叉姫」は、始まるとすぐに平将門の最期の場面となります。先月の月一の舞では将門記がテーマでしたが、まさにそのハイライトといった感じ。そしてその父の無念を晴らすため、全身を赤い衣装で包んだ五月姫の登場。そして貴船の神より妖術を授かり…という序盤、お馴染みですが見ていてテンションの上がる瞬間ですね。しかしその滝夜叉姫も最後には奮闘空しく討ち取られてしまいます。鬼の面がいつの間にかなくなって素顔に戻る早業は見事でした!
最後は有田神楽団「八岐大蛇」。事前に準備がありましたが、まさかあそこから大蛇が!?と驚かれた方もおられたことでしょう。ドライアイスの演出とともに、二階から大蛇がするすると綱を伝って降りてきました!ひっかかったような動きもなく、実になめらかで、まさにヘビそのものといったところ。しかし最後の戦いでは、火を噴きながら須佐之男命に襲い掛かります。ヤケドするんじゃないかと見ていて心配するほどの激しい立ち合いで、その迫力をじっくりと堪能させていただきました。
さて来月の月一の舞は7月24日で、あの源義経がテーマとなっています。ぜひみなさんお越しください!
まず最初は雄鹿原上組神楽団「羽白熊鷲」(はじろくまわし)。ちょっと聞き慣れない演目でしょうか。身に翼を持ち自由自在に飛び交う羽白熊鷲という悪鬼を、澳長足姫(おきながたらしひめ)命が退治するという物語。この澳長足姫は、塵倫を退治した仲哀天皇の后なんだそうです。ということで、全体的に塵倫によく似た雰囲気がありました。中でも印象に残ったのはやはり鬼の舞。楽に合わせて頭や手をリズムよく動かす様は、見ているこちらもついマネしたくなりそうな感じ。そうやって機敏な動きを見せながら、舞台を大きく使ってグルグル回ってみたりと、自在な舞を見せていただきました。
続いて西宗神楽団「桃太郎伝説」。西宗神楽団創作のオリジナル演目です。昔話の桃太郎では悪役はただ単に悪い鬼でしたが、この神楽の中では吉備冠者(きびのかじゃ)として登場します。五十狭芹彦(いさせりひこ)による吉備国平定が、わかりやすく昔話として知られているんですね。恐ろしい面の吉備冠者、その手下は素早く人の姿に変化ます。このお二方の息の合った舞が印象的でした。重たい衣装を着ていても本当にキレのある舞で、とても勢いを感じました。
大塚神楽団「滝夜叉姫」は、始まるとすぐに平将門の最期の場面となります。先月の月一の舞では将門記がテーマでしたが、まさにそのハイライトといった感じ。そしてその父の無念を晴らすため、全身を赤い衣装で包んだ五月姫の登場。そして貴船の神より妖術を授かり…という序盤、お馴染みですが見ていてテンションの上がる瞬間ですね。しかしその滝夜叉姫も最後には奮闘空しく討ち取られてしまいます。鬼の面がいつの間にかなくなって素顔に戻る早業は見事でした!
最後は有田神楽団「八岐大蛇」。事前に準備がありましたが、まさかあそこから大蛇が!?と驚かれた方もおられたことでしょう。ドライアイスの演出とともに、二階から大蛇がするすると綱を伝って降りてきました!ひっかかったような動きもなく、実になめらかで、まさにヘビそのものといったところ。しかし最後の戦いでは、火を噴きながら須佐之男命に襲い掛かります。ヤケドするんじゃないかと見ていて心配するほどの激しい立ち合いで、その迫力をじっくりと堪能させていただきました。
さて来月の月一の舞は7月24日で、あの源義経がテーマとなっています。ぜひみなさんお越しください!
2011,06,08 Wed 22:46
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5月15日(日)、千代田開発センターにて月一の舞いが開催されました。今回のテーマは「神楽歴史物語‐平将門伝説‐」平安時代、承平・天慶年間、関東下総において立ち上がった人物、平将門の生涯を描いた「将門記(しょうもんき)」三部作です。前編・後編・最終編と分けられ、鈴張神楽団・八千代神楽団・下五原神楽団の三団体がそれぞれ保持されています。今回三部作、連続上演は初披露。また、今回は将門記三部作として共通のアイテム、相馬錦の御旗(そうまにしきのみはた)、宝刀が使われていました。そして、この月一の取りを飾るのは山王神楽団の「滝夜叉姫」。将門の生涯を三部作通して見たことにより、また違う印象、思いが募る演目となったと思います。それでは、お待たせ致しました!報告です。
鈴張神楽団「将門記前編 新皇宣下(しんのうせんげ)」
天慶の乱の発端ともなる物語。下総に大土地を所有する実力者であった将門の父、平良将(たいらのよしまさ)。しかし、将門の叔父である平国香(たいらのくにか)の企みによって良将は討たれてしまいます。良将の命、権力・領地すべてを奪った国香に将門は激怒。父の仇を討つため、そして領地奪還のため、将門は国香を討ち取りに行きます。神楽の始まりは良将と国香の立ち合い。良将を倒し権力、領土を乗っ取った証拠として宝刀を奪っていきます。そして、将門の仇討ちが始まります。やはり一番の盛り上がりは、将門と国香との戦い。将門は自分の子供である、五月姫、良門(よしかど)を連れ、国香を一気に追い込んでいきます。激しい立ち回りに白熱した戦い。その役になりきった舞手さんの表情や激しい舞いにしばし見とれてしまいました。そして、見事父の仇討ちを果たした将門は、宝刀を取り戻し新皇と名のった後、舞台は天慶の乱へと続いていきます。今回私自身初めて見る演目でしたが、とてもわかりやすく、物語の中にスムーズに入っていけたと思います。
八千代神楽団「将門記後編 天慶の乱」
将門が新皇を名のってから朝廷は上へ下への大混乱となっていきます。将門は関東を制圧して独立勢力圏を打ち立てようとしますが、遂に朝廷が将門追討の命令を下します。天慶の乱です。平貞盛(たいらのさだもり)、藤原秀郷(ふじわらひでさと)らの追討軍の攻撃を受け、新皇を名のってからわずか2ヶ月で将門は討たれてしまいます。先ほどでは正義として描かれていた将門が、今度は立場が違い悪として描かれています。しかし、泣く子も黙る悪者!だけとして描かれるのではなく、将門たちの宴の最中、訪ねてきた農民にも快く酒を振る舞う様子が表現されており、将門がどういった人物であったのかがわかるような演出もありました。また、終盤でも悪役と言えどやはり親は親。貞盛たちとの戦火に巻き込ませまいと娘の五月姫を戦から遠ざけ逃がします。しかし、共に戦った息子、良門が先に討たれると、将門は怒り狂い鬼のような人相へと変わってしまいます。将門も遂には敗れますが、子を思う親心に切なさも感じさせられる神楽でした。また、立ち合いでは、八千代さんが伝承する「土師調子」と言われる調子で舞う様子もありました。そして物語は、残された将門の娘、五月姫のお話へと移っていきます。
下五原神楽団「将門記最終編 滝夜叉」
天慶の乱で父の将門と兄の良門が討たれ、一人生き残った五月姫。一族を討ち取られたことにより、無念の思いが徐々に怨念として募っていきます。そして、その思いが次第に貴船明神の社にと足を運ばせ、遂に貴船の荒御霊(あらみだま)から妖術を授かります。名も五月姫から滝夜叉姫と改め、再び一族返り咲かんと朝廷に背き天下を乱していきます。しかし、それを朝廷は許しません。再び将門残党征伐の勅命が下ります。この物語の内容を知ってはいますが、毎回見るたび哀れな将門一族の結末に悶々とした悲しい気持ちになってしまいますね。しかし、この演目は下五原さんオリジナルの演出もいっぱいで楽しめる要素がたくさんありましたよ。相馬古御所で、里娘に化けた滝夜叉の色香に惑わされる光圀の場面。また、光圀と滝夜叉との合戦では、宝刀を使っての二刀流で舞う滝夜叉の姿などなど。他ではあまり見られない演出が見られました。そしてクライマックス、遂には滝夜叉も光圀らによって敗れてしまう場面。「父上…、兄上…」と御旗をぎゅっと胸に抱き、ゆっくりと昇天していく五月姫の姿に息が詰まるようでした。神楽上演後、司会の方もおっしゃっていましたが、このときの五月姫の気持ちはきっと無念というより、家族の元へといける深い安堵だったことでしょう。
山王神楽団「滝夜叉姫」
いよいよ最後の演目ですね。この演目は広島神楽でも人気の高い演目ですが、今回将門記三部作続けて見た後では、また少しとらえ方、思いが違ってきたのではないでしょうか。みなさんの目にはどのように映ったでしょうか?一族を討ち取られた無念さ、その無念さから朝廷を憎みそして鬼と化してしまう五月姫。満願の二十一夜目、妖術を授かりもう後には引けません。決死の覚悟、それほどまでに五月姫の心は深く傷つき、無念だったのでしょう。その思いが、山王さんの神楽でも独創的な笛の音と舞手さんの演技によって見事に表現されていました。五月姫の哀れさと儚さに心が痛みました。しかしながら、さすが山王さん。神楽で見せるところはバッチリ見せてくださいます。徐々に恐ろしい鬼と化す場面や、術が破られ次第に鬼から五月姫に戻る場面で見せる面の早変わりはすばらしく、また、赤い糸や白い糸を使っての派手な演出で会場を盛り上げます。最後の最後まで観客を引き付けてくださいました。
また神楽上演後は、恒例の記念撮影会がありました。協力してくださったのは、最後に舞われました山王神楽団。皆さんしっかり写真を撮られていました。見に来られたお客さんも最高の思い出となったことでしょう★さて、次回の月一の舞いは6月5日です。テーマは「『壬生の花田植え』と『無形文化財合同まつり』」です。次回は時間が異なりますので注意してくださいね。次回もお待ちしてまーす♪
鈴張神楽団「将門記前編 新皇宣下(しんのうせんげ)」
天慶の乱の発端ともなる物語。下総に大土地を所有する実力者であった将門の父、平良将(たいらのよしまさ)。しかし、将門の叔父である平国香(たいらのくにか)の企みによって良将は討たれてしまいます。良将の命、権力・領地すべてを奪った国香に将門は激怒。父の仇を討つため、そして領地奪還のため、将門は国香を討ち取りに行きます。神楽の始まりは良将と国香の立ち合い。良将を倒し権力、領土を乗っ取った証拠として宝刀を奪っていきます。そして、将門の仇討ちが始まります。やはり一番の盛り上がりは、将門と国香との戦い。将門は自分の子供である、五月姫、良門(よしかど)を連れ、国香を一気に追い込んでいきます。激しい立ち回りに白熱した戦い。その役になりきった舞手さんの表情や激しい舞いにしばし見とれてしまいました。そして、見事父の仇討ちを果たした将門は、宝刀を取り戻し新皇と名のった後、舞台は天慶の乱へと続いていきます。今回私自身初めて見る演目でしたが、とてもわかりやすく、物語の中にスムーズに入っていけたと思います。
八千代神楽団「将門記後編 天慶の乱」
将門が新皇を名のってから朝廷は上へ下への大混乱となっていきます。将門は関東を制圧して独立勢力圏を打ち立てようとしますが、遂に朝廷が将門追討の命令を下します。天慶の乱です。平貞盛(たいらのさだもり)、藤原秀郷(ふじわらひでさと)らの追討軍の攻撃を受け、新皇を名のってからわずか2ヶ月で将門は討たれてしまいます。先ほどでは正義として描かれていた将門が、今度は立場が違い悪として描かれています。しかし、泣く子も黙る悪者!だけとして描かれるのではなく、将門たちの宴の最中、訪ねてきた農民にも快く酒を振る舞う様子が表現されており、将門がどういった人物であったのかがわかるような演出もありました。また、終盤でも悪役と言えどやはり親は親。貞盛たちとの戦火に巻き込ませまいと娘の五月姫を戦から遠ざけ逃がします。しかし、共に戦った息子、良門が先に討たれると、将門は怒り狂い鬼のような人相へと変わってしまいます。将門も遂には敗れますが、子を思う親心に切なさも感じさせられる神楽でした。また、立ち合いでは、八千代さんが伝承する「土師調子」と言われる調子で舞う様子もありました。そして物語は、残された将門の娘、五月姫のお話へと移っていきます。
下五原神楽団「将門記最終編 滝夜叉」
天慶の乱で父の将門と兄の良門が討たれ、一人生き残った五月姫。一族を討ち取られたことにより、無念の思いが徐々に怨念として募っていきます。そして、その思いが次第に貴船明神の社にと足を運ばせ、遂に貴船の荒御霊(あらみだま)から妖術を授かります。名も五月姫から滝夜叉姫と改め、再び一族返り咲かんと朝廷に背き天下を乱していきます。しかし、それを朝廷は許しません。再び将門残党征伐の勅命が下ります。この物語の内容を知ってはいますが、毎回見るたび哀れな将門一族の結末に悶々とした悲しい気持ちになってしまいますね。しかし、この演目は下五原さんオリジナルの演出もいっぱいで楽しめる要素がたくさんありましたよ。相馬古御所で、里娘に化けた滝夜叉の色香に惑わされる光圀の場面。また、光圀と滝夜叉との合戦では、宝刀を使っての二刀流で舞う滝夜叉の姿などなど。他ではあまり見られない演出が見られました。そしてクライマックス、遂には滝夜叉も光圀らによって敗れてしまう場面。「父上…、兄上…」と御旗をぎゅっと胸に抱き、ゆっくりと昇天していく五月姫の姿に息が詰まるようでした。神楽上演後、司会の方もおっしゃっていましたが、このときの五月姫の気持ちはきっと無念というより、家族の元へといける深い安堵だったことでしょう。
山王神楽団「滝夜叉姫」
いよいよ最後の演目ですね。この演目は広島神楽でも人気の高い演目ですが、今回将門記三部作続けて見た後では、また少しとらえ方、思いが違ってきたのではないでしょうか。みなさんの目にはどのように映ったでしょうか?一族を討ち取られた無念さ、その無念さから朝廷を憎みそして鬼と化してしまう五月姫。満願の二十一夜目、妖術を授かりもう後には引けません。決死の覚悟、それほどまでに五月姫の心は深く傷つき、無念だったのでしょう。その思いが、山王さんの神楽でも独創的な笛の音と舞手さんの演技によって見事に表現されていました。五月姫の哀れさと儚さに心が痛みました。しかしながら、さすが山王さん。神楽で見せるところはバッチリ見せてくださいます。徐々に恐ろしい鬼と化す場面や、術が破られ次第に鬼から五月姫に戻る場面で見せる面の早変わりはすばらしく、また、赤い糸や白い糸を使っての派手な演出で会場を盛り上げます。最後の最後まで観客を引き付けてくださいました。
また神楽上演後は、恒例の記念撮影会がありました。協力してくださったのは、最後に舞われました山王神楽団。皆さんしっかり写真を撮られていました。見に来られたお客さんも最高の思い出となったことでしょう★さて、次回の月一の舞いは6月5日です。テーマは「『壬生の花田植え』と『無形文化財合同まつり』」です。次回は時間が異なりますので注意してくださいね。次回もお待ちしてまーす♪
2011,05,18 Wed 19:46
新着コメント
まりんさんコメントありがとうございます★
今回の報告で、少しでも雰囲気や内容をお伝えできてよかったです(^ ^)
今度は将門記を生で観れるといいですね!
また、月一にもぜひ足を運んでくださいね♪
お待ちしてます(^0^)
今回の報告で、少しでも雰囲気や内容をお伝えできてよかったです(^ ^)
今度は将門記を生で観れるといいですね!
また、月一にもぜひ足を運んでくださいね♪
お待ちしてます(^0^)
| 特派員N | EMAIL | URL | 11/05/20 10:17 | 2ETYRi5g |
初めまして。
初のコメントです。
私は今回の月一は観に行けなかったので、ブログを楽しみにしていました。
将門記と言うことで、非常に興味を持ちました。ブログの内容も分かりやすく、イメージ出来ました。
今度は実際に観てみたいです。
初のコメントです。
私は今回の月一は観に行けなかったので、ブログを楽しみにしていました。
将門記と言うことで、非常に興味を持ちました。ブログの内容も分かりやすく、イメージ出来ました。
今度は実際に観てみたいです。
| まりん | EMAIL | URL | 11/05/19 01:33 | hpdrLgHM |
4月17日は千代田開発センターで月一の舞が行われました。今月から新年度のスタートということで、プログラムの4演目の前に、宮乃木神楽団さんのご厚意によって「神降し」が上演されました。今月の「人気演目より」というテーマからは少し離れているかもしれませんが、神楽団にとって大事な儀式舞です。舞殿を祓い清め、祈り、そして神様のご降臨を願う。この言葉をそのまま形にしたような神聖な舞が行われました。上演が終わった時には、舞台が神社などではなくステージであることを忘れるほどの、おごそかな雰囲気を感じさせていただきました。
続いての上演は東山神楽団「土蜘蛛」。見どころは源頼光に襲い掛かる土蜘蛛の精魂です。先ほどまでおしとやかな侍女から、恐ろしい鬼へと変化する場面は、幾度となく見たはずですが、やはり引き込まれてしまいますね。力強い声で「いかに頼光~!」と叫ぶあたり、「待ってました!」とゾクゾクするところです。そして一番盛り上がったのは合戦のクライマックス。何度も復活する土蜘蛛、これを期待した方もおられたことでしょう!もう出てこないだろうと思っても、客席からの「もう一回!」の声に、再び幕が大きく揺れ始め、そして勢いよく飛び出して来た鬼の姿に、会場は拍手喝采。とても元気をいただいた上演だったように思います。
そして月一の舞に初登場、高井神楽団「滝夜叉姫」。広島市佐伯区の神楽団さんで、もともとは十二神祇系の神楽を伝承されていましたが、高宮町の原田神楽団さんに高田舞いを習われたそうです。今回の「滝夜叉姫」を見て、原田さんによく似ているなと思われた方も多かったことでしょう。そしてこの上演で、神の供を舞った方は中学一年生とお聞きしました。今は4月ですので、ついこないだまでは小学生だったことになりますが、大人と同じ衣装で、大勢のお客さんの前でも堂々とした舞姿を披露してくださいました。これからも高井神楽団の舞手として、そして伝統芸能の担い手として頑張っていただきたいですね。
続いて宮乃木神楽団「紅葉狩」。いわずと知れた人気演目で、まさに広島を代表する演目の一つ。この演目も「変化(へんげ)」が見どころになっています。前半では紅葉が風で舞い散るような美しい舞を見せてくれた美女たち。しかし後半は平維茂たちを取り食らおうと容赦なく襲い掛かります。一瞬のうちに面を変え、そしてまさに骨を噛み砕くような勢いを見せる鬼女の姿に、「鬼=怖いもの」という思いを改めて感じました。そして最後の合戦の激しさが印象的でした。それぞれの舞手の動きがピタリとそろい、なおかつ衰えることなく最後までキレのある舞。最初の「神降し」の雰囲気とはガラリと変わった興奮を与えてくださいました。
そして最後は島根県江津市の大都神楽団による「大江山酒呑童子」。広島の神楽ファンの方にとっては、島根の「大江山」はなかなか見る機会がなく、珍しいのではないかと思います。広島のものでは味わえない面白さをしっかり見ていただけましたか?なんと言っても岩屋の酒宴の場面の楽しさ。頼光と童子たちの歌合戦、客席からは自然と手拍子が。また、本物のお酒を注ぎあって飲んでいるのも印象に残りましたね!しかしいざ立ち合いとなると、口から火を吹いて恐ろしい姿を現した酒呑童子。先ほどまで仲良くお酒を飲んでいた姿を完全に忘れるほどのインパクト。ステージをいっぱいに使った、迫力ある合戦をじっくり堪能することができました。
そして今回の月一は、上演後の撮影会はありませんでしたが、代わりに上演の合間にプチイベントが。面の早変わり、そして「土蜘蛛」でよく見られる、片足で歩く動作の体験コーナーが設けられました。それぞれお客さんを舞台の上に招いて、神楽団の方の指導を受けながら実際に体験するというものでした。舞台に上がられた方にとってはさぞかし貴重な体験だったことと思います。さて次回の月一は5月15日です。たくさんの方のご来場をお待ちしております!
続いての上演は東山神楽団「土蜘蛛」。見どころは源頼光に襲い掛かる土蜘蛛の精魂です。先ほどまでおしとやかな侍女から、恐ろしい鬼へと変化する場面は、幾度となく見たはずですが、やはり引き込まれてしまいますね。力強い声で「いかに頼光~!」と叫ぶあたり、「待ってました!」とゾクゾクするところです。そして一番盛り上がったのは合戦のクライマックス。何度も復活する土蜘蛛、これを期待した方もおられたことでしょう!もう出てこないだろうと思っても、客席からの「もう一回!」の声に、再び幕が大きく揺れ始め、そして勢いよく飛び出して来た鬼の姿に、会場は拍手喝采。とても元気をいただいた上演だったように思います。
そして月一の舞に初登場、高井神楽団「滝夜叉姫」。広島市佐伯区の神楽団さんで、もともとは十二神祇系の神楽を伝承されていましたが、高宮町の原田神楽団さんに高田舞いを習われたそうです。今回の「滝夜叉姫」を見て、原田さんによく似ているなと思われた方も多かったことでしょう。そしてこの上演で、神の供を舞った方は中学一年生とお聞きしました。今は4月ですので、ついこないだまでは小学生だったことになりますが、大人と同じ衣装で、大勢のお客さんの前でも堂々とした舞姿を披露してくださいました。これからも高井神楽団の舞手として、そして伝統芸能の担い手として頑張っていただきたいですね。
続いて宮乃木神楽団「紅葉狩」。いわずと知れた人気演目で、まさに広島を代表する演目の一つ。この演目も「変化(へんげ)」が見どころになっています。前半では紅葉が風で舞い散るような美しい舞を見せてくれた美女たち。しかし後半は平維茂たちを取り食らおうと容赦なく襲い掛かります。一瞬のうちに面を変え、そしてまさに骨を噛み砕くような勢いを見せる鬼女の姿に、「鬼=怖いもの」という思いを改めて感じました。そして最後の合戦の激しさが印象的でした。それぞれの舞手の動きがピタリとそろい、なおかつ衰えることなく最後までキレのある舞。最初の「神降し」の雰囲気とはガラリと変わった興奮を与えてくださいました。
そして最後は島根県江津市の大都神楽団による「大江山酒呑童子」。広島の神楽ファンの方にとっては、島根の「大江山」はなかなか見る機会がなく、珍しいのではないかと思います。広島のものでは味わえない面白さをしっかり見ていただけましたか?なんと言っても岩屋の酒宴の場面の楽しさ。頼光と童子たちの歌合戦、客席からは自然と手拍子が。また、本物のお酒を注ぎあって飲んでいるのも印象に残りましたね!しかしいざ立ち合いとなると、口から火を吹いて恐ろしい姿を現した酒呑童子。先ほどまで仲良くお酒を飲んでいた姿を完全に忘れるほどのインパクト。ステージをいっぱいに使った、迫力ある合戦をじっくり堪能することができました。
そして今回の月一は、上演後の撮影会はありませんでしたが、代わりに上演の合間にプチイベントが。面の早変わり、そして「土蜘蛛」でよく見られる、片足で歩く動作の体験コーナーが設けられました。それぞれお客さんを舞台の上に招いて、神楽団の方の指導を受けながら実際に体験するというものでした。舞台に上がられた方にとってはさぞかし貴重な体験だったことと思います。さて次回の月一は5月15日です。たくさんの方のご来場をお待ちしております!
2011,04,19 Tue 23:05
新着コメント
さつき姫さん、コメントありがとうございます。
さすが人気演目でしたね。
どの上演も本当に盛り上がったと思います。
ぜひまた月一にお越しください!
さすが人気演目でしたね。
どの上演も本当に盛り上がったと思います。
ぜひまた月一にお越しください!
| 特派員Y | EMAIL | URL | 11/04/25 22:31 | 7v1aOqDo |
人気演目だけあって、見ごたえがありました。
4月だけは、何があっても行きたかったので、本当に行けてよかったです。
大都神楽団さんの、酒が、本物で、びっくりしました。
4月だけは、何があっても行きたかったので、本当に行けてよかったです。
大都神楽団さんの、酒が、本物で、びっくりしました。
| さつき姫 | EMAIL | URL | 11/04/24 19:49 | MJdNft9Q |