心配だったお天気もなんとか持ち、第18回芸北神楽競演大会が芸北オークガーデンで行われました。快晴ではなく、曇り空だったことで、かえって昼間の気温が上がりすぎず、比較的過ごしやすかったようです。旧舞がメインのこの大会。いくつかご紹介したいと思います。
優勝は苅屋形神楽団「矢旗」。閉会式で審査員長の方が「流れるような楽で迫力のある神楽」と、この大会の神楽の総評を言われていました。まさにこの言葉がピッタリと当てはまるような見事な上演だったように思います。鬼をはじめ、舞手に迫力があるのはもちろん、奏楽のほうにも迫力がありましたね。
準優勝は川北神楽団「鍾馗」。こちらも迫力ある舞が印象的で、さらに大疫神の表現もよかったと思います。重たい衣装を着たままの立ち合いで、低い体勢が多いですから、本当に舞われる方は大変でしょうね!退治される直前まで、必死に抵抗するなど、最後まで役を演じきっておられました。
他に個人的に印象深かったのは飯室神楽団「大楠公」。楠木正成・正季の兄弟の舞は、本当によくそろっていて見事でした!また、正行を舞われた方はかなりお若い方に見えましたが、舞はもちろんセリフや演技も素晴らしく、親子別れの場面をより一層盛り上げておられたと思います。
そして初めて見た龍南神楽団「卑弥呼」。邪馬台国の女王卑弥呼が、敵対していた狗奴国(くなこく)を鏡の威徳により服従させるというあらすじの神楽です。卑弥呼を舞われたのは女性の方で、しっかりと主役を演じておられました。立ち合いは最初は薙刀でしたが、途中から二つの鏡を持ち、その威徳によって悪の二人を降参させるというものでした。鏡の見えない力を悪の方の演技によってうまく表現しておられたと思います。
今年も抽選会があり、今人気のゲーム機Wiiをはじめいろいろな景品がありました。見事Wiiをゲットされたのは年配の男性の方。お孫さんなど家族の方は、神楽を見に行ったおじいちゃんがWiiを持って帰ったら、さぞかし驚かれたことでしょうね(笑)。ぜひまた来年も行ってみたいと思います。
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2007,07,22 Sun 22:47
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7月8日に、高宮町の田園パラッツォで行われた「第14回高宮神楽公演大会」に行ってきました。高宮町の神楽団が出演し、入場も無料ということで、お客さんを見ると、いつもの常連さん、と言うよりやはり地元の方が多かったようです。子供神楽3演目を含む、全10演目の熱演でしたが、その中で珍しい神楽を見ることができましたので、それをご紹介したいと思います。
まずは梶矢(かじや)神楽団「山伏」。これは石見神楽で言うところの「黒塚」で、悪狐が出る神楽です。阿闍梨祐慶(あじゃりゆうけい)という山伏さんと剛力さんが登場し、那須野ヶ原(なすのがはら)で一夜の宿を借りようとします。ここで剛力さんと柴の戸(しばのと)が、歌の掛け合いをするのですが、このやり取りが素晴らしかったですね。神楽の歌の音調に、民謡の歌い方がプラスされたような、とても味のある歌だったように思います。また、原の様子を里人が語る場面も見事で、長いセリフを言い切った後は、会場から割れんばかりの拍手が起こりました。里人は大太鼓の方がやるのもよく見かけますが、梶矢神楽団の場合は左側の画像のように正装?して御幣を持つという格好でした。
そして羽佐竹(はさだけ)神楽団「下り八島(やしま)」。先ほどの「山伏」はなんとなく物語の見当もつきそうですが、「下り八島」と聞いて「あぁ~あれね」とピンと来る方はそうはおられないでしょう。この神楽の主人公は源義経。義経と言えば「壇ノ浦」などの演目がありますが、この物語はちょっと変わっていて、村を荒らす野党を成敗するというものです。三人の賊を謀(はかりごと)に掛けて見事に討ち取るわけですが、途中、この賊の手下で子狐小太郎(こぎつねこたろう)という人物が登場します。これはチャリのような役で、広島弁のセリフや、まんまとだまされてしまうところなど、おおいに笑わせていただきました。この演目をまだご覧になったことのない方、機会がありましたら是非!
いろんな地域の神楽団が一同に集まり、見事な上演の連続が繰り広げられる競演大会もいいですが、地元の神楽団の上演、そしてそれを見に地元の方が集まるというこの大会は、競演とは違う、何か雰囲気の良さがあったように思います。もちろん子供神楽の上演があったのもその要因の一つでしょう。来年もぜひ足を運んでみたいですね。
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まずは梶矢(かじや)神楽団「山伏」。これは石見神楽で言うところの「黒塚」で、悪狐が出る神楽です。阿闍梨祐慶(あじゃりゆうけい)という山伏さんと剛力さんが登場し、那須野ヶ原(なすのがはら)で一夜の宿を借りようとします。ここで剛力さんと柴の戸(しばのと)が、歌の掛け合いをするのですが、このやり取りが素晴らしかったですね。神楽の歌の音調に、民謡の歌い方がプラスされたような、とても味のある歌だったように思います。また、原の様子を里人が語る場面も見事で、長いセリフを言い切った後は、会場から割れんばかりの拍手が起こりました。里人は大太鼓の方がやるのもよく見かけますが、梶矢神楽団の場合は左側の画像のように正装?して御幣を持つという格好でした。
そして羽佐竹(はさだけ)神楽団「下り八島(やしま)」。先ほどの「山伏」はなんとなく物語の見当もつきそうですが、「下り八島」と聞いて「あぁ~あれね」とピンと来る方はそうはおられないでしょう。この神楽の主人公は源義経。義経と言えば「壇ノ浦」などの演目がありますが、この物語はちょっと変わっていて、村を荒らす野党を成敗するというものです。三人の賊を謀(はかりごと)に掛けて見事に討ち取るわけですが、途中、この賊の手下で子狐小太郎(こぎつねこたろう)という人物が登場します。これはチャリのような役で、広島弁のセリフや、まんまとだまされてしまうところなど、おおいに笑わせていただきました。この演目をまだご覧になったことのない方、機会がありましたら是非!
いろんな地域の神楽団が一同に集まり、見事な上演の連続が繰り広げられる競演大会もいいですが、地元の神楽団の上演、そしてそれを見に地元の方が集まるというこの大会は、競演とは違う、何か雰囲気の良さがあったように思います。もちろん子供神楽の上演があったのもその要因の一つでしょう。来年もぜひ足を運んでみたいですね。
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2007,07,10 Tue 21:02
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影の特派員さん、コメントありがとうございます。
掛け合いで歌うものも、「神楽歌」という言い方でよかったんですね^^;
その辺がよくわからなかったのでハッキリと「神楽歌」と書かなかったんですが(>_<)
確かに舞を見ても、なにか伝統の奥深さを感じたように思います。
すぐに真似しようと思ってもできないような、そんな感じの歌や舞い方でしたね☆
次回、見る機会を楽しみにしたいと思います!
またコメントお願いします。
掛け合いで歌うものも、「神楽歌」という言い方でよかったんですね^^;
その辺がよくわからなかったのでハッキリと「神楽歌」と書かなかったんですが(>_<)
確かに舞を見ても、なにか伝統の奥深さを感じたように思います。
すぐに真似しようと思ってもできないような、そんな感じの歌や舞い方でしたね☆
次回、見る機会を楽しみにしたいと思います!
またコメントお願いします。
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/07/11 18:33 | BFfnvy1Y |
私も見に行きました。やはり高宮神楽が一番神楽らしくて好きです。梶矢さんの神楽歌ですが、民謡の歌い方がプラスされていると書いてありますが、あれがもともと本来の神楽歌の歌い方だと思いますよ。最近はいろいろな神楽団が神楽歌を歌われますが、梶矢さんは本来の神楽を大事に伝承されている貴重な神楽団だと思います。みなさんも梶矢さん注目してみて下さい。とても味のある神楽をされています。
| 影の特派員 | EMAIL | URL | 07/07/11 17:15 | irwnOHaw |
6月16日は「第16回 神楽の里 千代田神楽競演大会」が、千代田開発センターで行われました。この大会は新・旧舞を一緒に審査するというのが特徴的ではないかと思います。過去15回の履歴を見ると、旧舞の優勝はたった1回。全体的に新舞を舞われる団体が多いので、当然と言えば当然かもしれません。さて今年はどうだったんでしょうか。
優勝はやはり新舞、東山神楽団「伊服岐山」。これで2年連続4回目の優勝となりました。この演目は「伊服岐山」と書いて「いぶきやま」と読みます。一般的には「伊吹山」という漢字が使われていると思います。あらすじは日本武尊が伊吹山の大鬼神を退治するというおなじみのものですが、セリフや構成など、東山神楽団独自の演出が感じられるところがあり、一味違った神楽が楽しめましたね。迫力ある奏楽と立ち合いの勢いある舞が特によかったと思います。
準優勝は本地中組神楽団「滝夜叉姫」。表彰式の時に審査員の方が「1点2点の僅差」と言われていたように、こちらも見事な上演でした。滝夜叉姫を舞われた方が個人賞を受賞されたんですが、画像はその滝夜叉姫のもの。ちょっと変わった衣装ではないでしょうか?白衣に赤っぽい袴はよくありますが、その上に鎧の衣装というもので、いかにも合戦のような印象です。この後に付ける鬼面も少し変わったものでしたね。
第三位は旭神楽団「武蔵野ヶ原」。旭神楽団は過去3回優勝されており、そのうち2回がこの「武蔵野ヶ原」という、まさに得意演目のようです。しかし、この演目を見られたことのないという方も多いのではないでしょうか。旭神楽団は美土里町の錦城神楽団にこの演目を指導していただいたそうです。他では見ることのできない、珍しい竜の鬼が登場しますよ!それと個人的には、小太鼓をされた方がとても素晴らしい技だったように思いました。
特別出演の宮乃木神楽団、大塚神楽団もそれぞれ「らしさ」ある神楽で、大会を盛り上げておられました。去年より1演目少ないプログラムでしたが、会場はたくさんのお客さんで、バザーなどでおいしい物を楽しまれた方も多いと思います。また来年も行ってみたいですね!
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優勝はやはり新舞、東山神楽団「伊服岐山」。これで2年連続4回目の優勝となりました。この演目は「伊服岐山」と書いて「いぶきやま」と読みます。一般的には「伊吹山」という漢字が使われていると思います。あらすじは日本武尊が伊吹山の大鬼神を退治するというおなじみのものですが、セリフや構成など、東山神楽団独自の演出が感じられるところがあり、一味違った神楽が楽しめましたね。迫力ある奏楽と立ち合いの勢いある舞が特によかったと思います。
準優勝は本地中組神楽団「滝夜叉姫」。表彰式の時に審査員の方が「1点2点の僅差」と言われていたように、こちらも見事な上演でした。滝夜叉姫を舞われた方が個人賞を受賞されたんですが、画像はその滝夜叉姫のもの。ちょっと変わった衣装ではないでしょうか?白衣に赤っぽい袴はよくありますが、その上に鎧の衣装というもので、いかにも合戦のような印象です。この後に付ける鬼面も少し変わったものでしたね。
第三位は旭神楽団「武蔵野ヶ原」。旭神楽団は過去3回優勝されており、そのうち2回がこの「武蔵野ヶ原」という、まさに得意演目のようです。しかし、この演目を見られたことのないという方も多いのではないでしょうか。旭神楽団は美土里町の錦城神楽団にこの演目を指導していただいたそうです。他では見ることのできない、珍しい竜の鬼が登場しますよ!それと個人的には、小太鼓をされた方がとても素晴らしい技だったように思いました。
特別出演の宮乃木神楽団、大塚神楽団もそれぞれ「らしさ」ある神楽で、大会を盛り上げておられました。去年より1演目少ないプログラムでしたが、会場はたくさんのお客さんで、バザーなどでおいしい物を楽しまれた方も多いと思います。また来年も行ってみたいですね!
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2007,06,18 Mon 19:34
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豊生さん、コメントありがとうございます。
同じ地区内でも、本当にいろいろあって面白いと思います。
特に武蔵野ヶ原の面は、写真のように変わっていましたね!
機会がありましたら、お見逃しなく☆
同じ地区内でも、本当にいろいろあって面白いと思います。
特に武蔵野ヶ原の面は、写真のように変わっていましたね!
機会がありましたら、お見逃しなく☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/06/19 18:26 | BFfnvy1Y |
衣装や鬼面も団毎に特徴的で艶やかな美しさがありますね。
ホント舞姿はどんなにか素晴らしく素敵でしょうねぇ!!
観たい(TT)
ホント舞姿はどんなにか素晴らしく素敵でしょうねぇ!!
観たい(TT)
| 豊生 | EMAIL | URL | 07/06/18 21:59 | VqNQyHNQ |
たくさんの神楽ファンの願いが通じ、心配されていた雨も上がり、なんとか晴れ空の下で世界大神宮の夏祭りが行われました。全部で9つの上演があり、そのいくつかをご紹介したいと思います。
松原神楽団「天の岩戸」。まず初めに素戔嗚男(すさのお)命が出てきて、乱行をする場面がありました。セリフのみで「悪いことをした」と説明するよりも、こういう場面があったほうが、面白味があるかもしれませんね。また、鈿女命の舞では、写真のように大きく後ろにのけぞる場面で、客席から拍手があがっていました。
琴庄神楽団「山姥」。源頼光の四天王の一人、坂田金時誕生の物語です。山姥を舞われた方の落ち着きのある舞と、怪童丸を舞われた方の幼くヤンチャな感じのする舞。一見バラバラのように見えても、二人の息はピッタリではなかったでしょうか。頼光たちとの立ち合いで、山姥が面を付けたところは見事な早業でした。
冨士神楽団「天慶」。今回の大会では「将門三部作」が組まれており、その第一弾がこちらの演目でした。これは「天慶の乱」のあらすじで、平将門(たいらまさかど)が関東で反乱を起こしたため、それを平貞盛(たいらさだもり)と藤原秀郷(ふじわらひでさと)が成敗するというものです。最後は弟の将頼(まさより)と将平(まさひら)をなんとか逃げさせ、自らは死を覚悟で奮戦するという、将門の壮絶な戦いっぷりで、迫力ある立ち合いになっていました。
上河内神楽団「滝夜叉姫」。新舞の中でも人気演目ですが、そういえば上河内さんのはまだ見たことがない!?と気付きました。ファンの方にも同じような方は多くいらっしゃったのではないでしょうか。特徴的だったのは最初の場面ですね。ちょっと他では見たことがないような構成、演出で、とても新鮮な感じがしました。まだご覧になったことがない方、機会があればぜひどうぞ!
雨が降ったらどうしようと、とても心配だったのですが、なんとか降らずにすみ、とてもよかったと思います。たくさんの出店もあり、いろいろおいしいものを食べながらの神楽鑑賞でした。来週は神楽の里千代田競演大会の予定です。初めて見る演目、久しぶりに見る演目、いろいろ楽しめそうです!
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松原神楽団「天の岩戸」。まず初めに素戔嗚男(すさのお)命が出てきて、乱行をする場面がありました。セリフのみで「悪いことをした」と説明するよりも、こういう場面があったほうが、面白味があるかもしれませんね。また、鈿女命の舞では、写真のように大きく後ろにのけぞる場面で、客席から拍手があがっていました。
琴庄神楽団「山姥」。源頼光の四天王の一人、坂田金時誕生の物語です。山姥を舞われた方の落ち着きのある舞と、怪童丸を舞われた方の幼くヤンチャな感じのする舞。一見バラバラのように見えても、二人の息はピッタリではなかったでしょうか。頼光たちとの立ち合いで、山姥が面を付けたところは見事な早業でした。
冨士神楽団「天慶」。今回の大会では「将門三部作」が組まれており、その第一弾がこちらの演目でした。これは「天慶の乱」のあらすじで、平将門(たいらまさかど)が関東で反乱を起こしたため、それを平貞盛(たいらさだもり)と藤原秀郷(ふじわらひでさと)が成敗するというものです。最後は弟の将頼(まさより)と将平(まさひら)をなんとか逃げさせ、自らは死を覚悟で奮戦するという、将門の壮絶な戦いっぷりで、迫力ある立ち合いになっていました。
上河内神楽団「滝夜叉姫」。新舞の中でも人気演目ですが、そういえば上河内さんのはまだ見たことがない!?と気付きました。ファンの方にも同じような方は多くいらっしゃったのではないでしょうか。特徴的だったのは最初の場面ですね。ちょっと他では見たことがないような構成、演出で、とても新鮮な感じがしました。まだご覧になったことがない方、機会があればぜひどうぞ!
雨が降ったらどうしようと、とても心配だったのですが、なんとか降らずにすみ、とてもよかったと思います。たくさんの出店もあり、いろいろおいしいものを食べながらの神楽鑑賞でした。来週は神楽の里千代田競演大会の予定です。初めて見る演目、久しぶりに見る演目、いろいろ楽しめそうです!
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2007,06,10 Sun 20:29
新着コメント
スマイリーさん、コメントありがとうございます。
本当に雨が降らなくてよかったです☆
鈿女命の舞は「天の岩戸」の大きな見せ場の一つで、会場も盛り上がりました。
上河内さんの「滝夜叉姫」も、機会があればぜひ!
本当に雨が降らなくてよかったです☆
鈿女命の舞は「天の岩戸」の大きな見せ場の一つで、会場も盛り上がりました。
上河内さんの「滝夜叉姫」も、機会があればぜひ!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/06/11 18:55 | BFfnvy1Y |
五月さん、コメントありがとうございます。
夜はかなり冷え込みました!
なかなか神楽をご覧になる機会がないようで…。
少しでも、ストレス解消のお役に立ちたいですね!
夜はかなり冷え込みました!
なかなか神楽をご覧になる機会がないようで…。
少しでも、ストレス解消のお役に立ちたいですね!
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/06/11 18:53 | BFfnvy1Y |
心配していた雨もあがり、良かったですね(^^)
松原神楽団さんの「天の岩戸」は、何度か見たことがあります(^^)
そうそう、後ろにのけぞる場面は、体の柔らかい人でないと出来ないですね
上河内神楽団さんの「滝夜叉姫」、是非見なくっちゃ(^o^)
松原神楽団さんの「天の岩戸」は、何度か見たことがあります(^^)
そうそう、後ろにのけぞる場面は、体の柔らかい人でないと出来ないですね
上河内神楽団さんの「滝夜叉姫」、是非見なくっちゃ(^o^)
| スマイリー | EMAIL | URL | 07/06/11 18:17 | rXdj1fng |
雨がやんで良かったですね。夜、遅かったので寒かったのでは?近ければ仕事があっても駆け付けられるのに‥
この二週間、何処にも行けなかったのでストレスが貯まってます。
この二週間、何処にも行けなかったのでストレスが貯まってます。
| 五月 | EMAIL | URL | 07/06/10 22:04 | MZc4TY.E |
6月3日の日曜日は、千代田開発センターで「月一の舞・水無月の舞」が行われました。今回は「壬生の花田植協賛公演」ということで、本当にたくさんの方に来ていただくことができました。
まずは新庄高校郷土芸能同好会「日本武尊」。昨年のひろしま神楽グランプリで特別出演された時にも書いたんですが、奏楽がみんな女の子なんですよね。だからと言って控えめなものではなく、最後まで力強い囃子でした。舞のほうもみなさんお若いですから、非常に元気のよさが目に付きました。特に賊の方は荒々しい感じがよく出ていて、迫力があったと思います。これからもますますのご活躍を期待したいですね!
次は宮乃木神楽団「紅葉狩」。上演前に団長様が「競演で賞に入るよりも見る人に感動を与える神楽を」という言葉がありましたが、まさにそれこそが宮乃木神楽団の特徴でしょうね。独自の演出、構成、それに舞手の迫真の演技、さらにそれを盛り上げる奏楽。これらがうまく融合して、見る人に感動を与える神楽に仕上がっていたように思います。また最初の鬼女たちの舞では、普通と違う感じの囃子で、独特の雰囲気があって個人的にも好きな場面ですね。
続いて石見神楽周布青少年保存会「鹿島」。広島ではなかなか見ることのできない演目で、今回は本当によい機会だったと思います。武甕槌(たけみかづち)という神が葦原中国(あしはらのなかつくに)において建御名方(たけみなかた)と力比べをします。その勝負に勝った武甕槌は、その国を平定したという、「国譲り」の神話が元になった神楽です。この時の力比べが、日本の国技である相撲の起源であると伝えられ、神楽の中にも相撲をとる場面があり、非常に興味深く見させていただきました。
最後は中川戸神楽団「伊吹山」。まずは一枚目の写真にご注目。左側、後ろを向いているのが乙丸(おとまる)さんなんですが、こちらの陣羽織は新しく作られたもので、今回が初披露なんだそうです。その乙丸役は、「神楽リレー」でもご紹介した倉本拓哉さんで、大鬼神の白猪主(しらいぬし)はお父さんが舞っておられ、立ち合いでは親子ながらお互いが真剣勝負に徹しておられました。
上演後は恒例の撮影会で、先ほど迫真の親子対決を演じてくださった倉本さんが、こちらでも親子で協力してくださいました。この「伊吹山」の鬼面は近くで見ると本当にその大きさに驚かされます。一緒に写真を撮られた方には本当にいい記念になったのではないでしょうか。来月の「月一の舞」は7月29日です。今回よりもっとたくさんの方のご来場をお待ちしております!
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まずは新庄高校郷土芸能同好会「日本武尊」。昨年のひろしま神楽グランプリで特別出演された時にも書いたんですが、奏楽がみんな女の子なんですよね。だからと言って控えめなものではなく、最後まで力強い囃子でした。舞のほうもみなさんお若いですから、非常に元気のよさが目に付きました。特に賊の方は荒々しい感じがよく出ていて、迫力があったと思います。これからもますますのご活躍を期待したいですね!
次は宮乃木神楽団「紅葉狩」。上演前に団長様が「競演で賞に入るよりも見る人に感動を与える神楽を」という言葉がありましたが、まさにそれこそが宮乃木神楽団の特徴でしょうね。独自の演出、構成、それに舞手の迫真の演技、さらにそれを盛り上げる奏楽。これらがうまく融合して、見る人に感動を与える神楽に仕上がっていたように思います。また最初の鬼女たちの舞では、普通と違う感じの囃子で、独特の雰囲気があって個人的にも好きな場面ですね。
続いて石見神楽周布青少年保存会「鹿島」。広島ではなかなか見ることのできない演目で、今回は本当によい機会だったと思います。武甕槌(たけみかづち)という神が葦原中国(あしはらのなかつくに)において建御名方(たけみなかた)と力比べをします。その勝負に勝った武甕槌は、その国を平定したという、「国譲り」の神話が元になった神楽です。この時の力比べが、日本の国技である相撲の起源であると伝えられ、神楽の中にも相撲をとる場面があり、非常に興味深く見させていただきました。
最後は中川戸神楽団「伊吹山」。まずは一枚目の写真にご注目。左側、後ろを向いているのが乙丸(おとまる)さんなんですが、こちらの陣羽織は新しく作られたもので、今回が初披露なんだそうです。その乙丸役は、「神楽リレー」でもご紹介した倉本拓哉さんで、大鬼神の白猪主(しらいぬし)はお父さんが舞っておられ、立ち合いでは親子ながらお互いが真剣勝負に徹しておられました。
上演後は恒例の撮影会で、先ほど迫真の親子対決を演じてくださった倉本さんが、こちらでも親子で協力してくださいました。この「伊吹山」の鬼面は近くで見ると本当にその大きさに驚かされます。一緒に写真を撮られた方には本当にいい記念になったのではないでしょうか。来月の「月一の舞」は7月29日です。今回よりもっとたくさんの方のご来場をお待ちしております!
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2007,06,05 Tue 22:13
新着コメント
疫神Tomo さん、コメントありがとうございます。
こちらこそ、大変お世話になりました。
「鹿島」という、なかなか見ることのできない神楽を上演してくださり、本当に感謝したいです。
ファンのみなさんも喜ばれたと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いします☆
こちらこそ、大変お世話になりました。
「鹿島」という、なかなか見ることのできない神楽を上演してくださり、本当に感謝したいです。
ファンのみなさんも喜ばれたと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/06/07 21:05 | BFfnvy1Y |
寿パパさん、コメントありがとうございます。
どの上演も素晴らしかったですね!
舞台向かって右側の非常口付近で撮影しておりました。
いつもコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします☆
どの上演も素晴らしかったですね!
舞台向かって右側の非常口付近で撮影しておりました。
いつもコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/06/06 19:55 | BFfnvy1Y |
TOKOさん、コメントありがとうございます。
ようやくお会いできましたね!
こちらこそありがとうございました☆
本当はすべてのイベントのすべての上演を、一日一つ記事にして、たくさん内容を書いたりしたいんですが、さすがにそこまでは無理があるんで、今のような形にしています。
まだまだ勉強すべき点がありますので、これからもどうぞよろしくお願いします☆
ようやくお会いできましたね!
こちらこそありがとうございました☆
本当はすべてのイベントのすべての上演を、一日一つ記事にして、たくさん内容を書いたりしたいんですが、さすがにそこまでは無理があるんで、今のような形にしています。
まだまだ勉強すべき点がありますので、これからもどうぞよろしくお願いします☆
| 特派員 | EMAIL | URL | 07/06/06 19:53 | BFfnvy1Y |
どれも素晴らしいもので感激でした!
このアングルからすると、私の座っていた近くかな?
いつも記事を楽しみにしているので、頑張ってください!
このアングルからすると、私の座っていた近くかな?
いつも記事を楽しみにしているので、頑張ってください!
| 寿パパ | EMAIL | URL | 07/06/06 01:35 | UjviZcSg |