2月22日に、広島市の厚生年金会館で行われた「RCC早春神楽共演大会」。今回は神楽の感想ではなく、その舞台裏などをご紹介していこうと思います。
まずはステージ上に飾られた天蓋(てんがい)から。昨年もご紹介したのですが、比べてみると今年は全く違うものになってるのがすぐにおわかりになると思います。神楽の基本を構成する重要な要素に、陰陽五行思想がありますが、これを表しているのがこの天蓋というものです。一つ一つの色、模様、位置。これが正しく飾られていないといけません。神楽という言葉の語源は「神座(かむくら)」という説が最も有力だそうです。神座、つまり神様のおられる場所という意味ですが、昔の人々はこの陰陽五行思想に基づいて、神座を作り出し、そして神聖な舞殿として扱ってきました。ですから現在の私たちも、当然その部分を大事にしなければなりません。ステージでやるとは言え、神楽は神楽。逆に言えば、こういった会場でたくさんの人に見てもらうからこそ、こういった基本をより大事にしないといけないのではないでしょうか。それがおろそかになっていると、「ただ神楽で金儲けするんか」「いい加減なイベントだ」などと言われても仕方ないところもあるでしょう。この地域の神楽を応援したい、発展に貢献したい。そんな主催者の方の思いが、この天蓋に込められているように感じました。
続いての画像は、本番直前にスタッフのみなさんが最終の打ち合わせをしているところ。主催者の方をはじめ、舞台、音響、照明、ドライアイス、撮影。それぞれプロのスタッフの方が真剣に取り組まれています。そしてみなさん、いつも神楽の大会で顔なじみですので、スタッフ間の連帯感もバッチリ。しかし気を緩めることはありません。この大会がどういった意味合いのものか、よく理解されており、最後まで気を引き締めてそれぞれの持ち場で仕事をされていたと思います。
そして最後に、今回の大会が終わった後、ある団員さんから「また来年も出て舞いたい」という話をお聞きしました。また、この日に間に合うように、新しい衣装を作られたところもあるそうです。他にもこの大会のために考えられた演出や仕掛け、あるいはいろいろな思いがあったことでしょう。神楽団の方が、この大会のために神楽をやられているわけではありませんが、一つの重要な発表の場として考えておられることは間違いないと思います。最高の舞台を用意してくださる主催者、スタッフの方。そこで自分たちの伝統、芸を精一杯披露される神楽団の方。そしてそれを応援する神楽ファンのみなさん。この三者が一体となることで、それぞれが思っていた以上の、「神楽」でしか味わえない何かが得られるのではないでしょうか。正直、前回の10周年記念大会は派手な演出の連続で、圧倒されっぱなしだったのですが、それに比べると今回は全体的にやや控えめな印象でした。しかし、見た目が派手なだけがいい神楽ではありません。前述の天蓋の件もそうですが、神楽を大事にされ、しっかり楽しめる素晴らしい大会だと思います。まだ行かれたことのない方、ぜひとも来年は足をお運びください!
まずはステージ上に飾られた天蓋(てんがい)から。昨年もご紹介したのですが、比べてみると今年は全く違うものになってるのがすぐにおわかりになると思います。神楽の基本を構成する重要な要素に、陰陽五行思想がありますが、これを表しているのがこの天蓋というものです。一つ一つの色、模様、位置。これが正しく飾られていないといけません。神楽という言葉の語源は「神座(かむくら)」という説が最も有力だそうです。神座、つまり神様のおられる場所という意味ですが、昔の人々はこの陰陽五行思想に基づいて、神座を作り出し、そして神聖な舞殿として扱ってきました。ですから現在の私たちも、当然その部分を大事にしなければなりません。ステージでやるとは言え、神楽は神楽。逆に言えば、こういった会場でたくさんの人に見てもらうからこそ、こういった基本をより大事にしないといけないのではないでしょうか。それがおろそかになっていると、「ただ神楽で金儲けするんか」「いい加減なイベントだ」などと言われても仕方ないところもあるでしょう。この地域の神楽を応援したい、発展に貢献したい。そんな主催者の方の思いが、この天蓋に込められているように感じました。
続いての画像は、本番直前にスタッフのみなさんが最終の打ち合わせをしているところ。主催者の方をはじめ、舞台、音響、照明、ドライアイス、撮影。それぞれプロのスタッフの方が真剣に取り組まれています。そしてみなさん、いつも神楽の大会で顔なじみですので、スタッフ間の連帯感もバッチリ。しかし気を緩めることはありません。この大会がどういった意味合いのものか、よく理解されており、最後まで気を引き締めてそれぞれの持ち場で仕事をされていたと思います。
そして最後に、今回の大会が終わった後、ある団員さんから「また来年も出て舞いたい」という話をお聞きしました。また、この日に間に合うように、新しい衣装を作られたところもあるそうです。他にもこの大会のために考えられた演出や仕掛け、あるいはいろいろな思いがあったことでしょう。神楽団の方が、この大会のために神楽をやられているわけではありませんが、一つの重要な発表の場として考えておられることは間違いないと思います。最高の舞台を用意してくださる主催者、スタッフの方。そこで自分たちの伝統、芸を精一杯披露される神楽団の方。そしてそれを応援する神楽ファンのみなさん。この三者が一体となることで、それぞれが思っていた以上の、「神楽」でしか味わえない何かが得られるのではないでしょうか。正直、前回の10周年記念大会は派手な演出の連続で、圧倒されっぱなしだったのですが、それに比べると今回は全体的にやや控えめな印象でした。しかし、見た目が派手なだけがいい神楽ではありません。前述の天蓋の件もそうですが、神楽を大事にされ、しっかり楽しめる素晴らしい大会だと思います。まだ行かれたことのない方、ぜひとも来年は足をお運びください!
2009,02,27 Fri 23:59
新着コメント
きりんさん、ありがとうございます。
遠くからお越しいただいて、本当に嬉しいです。
しっかり楽しんでいただき、さらにDVDの予約までされたということで、きっと主催の方も神楽団の方も喜ばれていることと思います。
ぜひ来年もお越しください!!
遠くからお越しいただいて、本当に嬉しいです。
しっかり楽しんでいただき、さらにDVDの予約までされたということで、きっと主催の方も神楽団の方も喜ばれていることと思います。
ぜひ来年もお越しください!!
| 特派員Y | EMAIL | URL | 09/03/02 22:07 | qi6UEqak |
12/6(カープOB戦当日)にゲットした良席チケットを片手に、関東より駆け付けました。特派員Yさんのおっしゃる通り、携わった全ての方の思いがこもったいいイベントだったと思います。チケットのお値段も航空券代も気にならないぐらいのものを魅せていただきました。市内在住の年老いた父も、昔を知る人間ながら大変満足していたようです。
感激の余り、予\算外のDVD予\約をつい・・・(笑)
派手な演出だけでなく、舞方の表\現力でアピールしていただける今年のような演目は終盤まで深く楽しめました。
帰りの便の都合上、最後の1演目を諦めざるを得なかったのが、唯一の心残りでした。また来年を楽しみにしています。
感激の余り、予\算外のDVD予\約をつい・・・(笑)
派手な演出だけでなく、舞方の表\現力でアピールしていただける今年のような演目は終盤まで深く楽しめました。
帰りの便の都合上、最後の1演目を諦めざるを得なかったのが、唯一の心残りでした。また来年を楽しみにしています。
| きりん | EMAIL | URL | 09/03/01 19:58 | iV95cbPg |
第三部「新たなる神楽への挑戦」
まずは琴庄神楽団「滝夜叉姫」。戦後、新しく作られた神楽の中でも代表的でなおかつ人気のある演目ですね。面や衣装の早変わりで、主役の五月姫の心情により深く迫った、琴庄さんの演出。これも一つの挑戦と言えるでしょう。ファンのみなさんは、そんな五月姫にもちろん注目されたと思いますが、個人的には手下の二人の舞が印象に残りました。長い槍を振り回しながらの荒々しい舞。しかし、力任せに暴れているだけではなく、荒々しい舞を丁寧に舞われている、そんな感じを受けました。
大塚神楽団「橋弁慶」は、昨年発表されたということで、今回のイベントでは一番新しい演目だったようです。源義経の幼少の頃が物語となった珍しい内容で、まさに新たなる挑戦といった感じ。前半は若き義経、遮那王(しゃなおう)が烏天狗(からすてんぐ)との修行に臨みます。長い棒を自在に操る烏天狗の舞が特によかったと思います。後半は五条橋の奥から弁慶が登場。強さ、重たさ、硬さを感じさせる舞を見ていると、「少々ではビクともしないぞ」という弁慶の声が聞こえてくるかのようです。それに対する遮那王は、軽さ、素早さを感じさせる舞。先ほどの修行の成果を発揮し、ついに弁慶から武器を奪います。最後には弁慶の泣き所を急襲。これにはさすがの弁慶も降参です。こういった、日本人ならではの文化的なネタを盛り込むあたり、大塚さんらしい演出だなと思いました。
横田神楽団「伊吹山」。日本武尊のお供をする、韋駄天権内(いだてんごんない)という人物が登場しますが、チャリ役ということでみなさん珍しいと思いながらご覧になったのではないでしょうか。「長い足に物を言わせて」という言葉の通り、広いステージを走り回る軽快な舞を披露。中盤の酒宴の場面では、日本武尊が扇子の舞、剣の舞を披露する傍らで、背負っていた小太鼓を叩いてみたり。チャリというと、アドリブだらけの広島弁でしゃべる姿が浮かんでくる方も多いと思いますが、それだけに今回の役がすごく新鮮に感じられたのではないでしょうか。それと全体的に、新たな挑戦というよりは第二部の「伝統を受け継ぐ」のほうが合っているような印象も受けましたね。
中川戸神楽団「大江山」。以前こちらのブログでも特集した大江山についての様々な伝説。この中川戸さんの上演も、そんな伝説にこだわって作られているのがよく伝わってきました。全編にちりばめられた、深くて味のあるセリフ。酒呑童子をはじめとした鬼たちの面。中でも茨木童子は三つの目がありましたね!これもある伝説では「茨木童子は三つの目を持つ珍しい鬼」という姿で語られているんです。しかし一番印象に残ったのはやはりクライマックス。酒呑童子の壮絶な最期を、いろいろな仕掛けで演出され、「どうなるんだ!?」と舞台に釘付けになりました。
原田神楽団「土蜘蛛」。先ほどの「大江山」ではあの酒呑童子を討ち取った源頼光ですが、この演目では絶体絶命の危機に陥ります。前半のみの登場ですが、やはり頼光の武勇が光るほど、この演目が面白くなると思います。強さはもちろん、威厳や位の高さをも感じさせる舞で、見ていて後半がさらに楽しみになりましたね。しかし後半は「チャンチキの神様」が例によって?大活躍。正直、舞よりもそちらに注目してしまった方も多くおられたことでしょう。そして、上演の最後に神が退場するところ、なんと二人の神がチャンチキの前に歩み寄り、深々と礼をされました。最後にもう一度、客席から大きな笑いが起こりましたね。
最後は上河内神楽団「紅葉狩」。最近維茂役は世代交代されたようで、若い方が舞っておられますね!人気神楽団さんの主役ですから、私たちには想像もできないような苦労がたくさんあることと思いますが、これからも頑張っていただきたいですね。一足先に世代交代された鬼女大王さん。こちらは早くも貫禄を漂わせるような舞で、しっかりとその役を演じられていたと思います。そして二人の神、三匹の鬼が入り乱れる立ち合い。とてもテンポが速いのですが、決して雑ではありません。このあたり、まさに日々の練習の成果が見てとれるのではないでしょうか。
以上、全十演目の報告でした。そして今回も「その3」で番外編をお届けしようと思います!
まずは琴庄神楽団「滝夜叉姫」。戦後、新しく作られた神楽の中でも代表的でなおかつ人気のある演目ですね。面や衣装の早変わりで、主役の五月姫の心情により深く迫った、琴庄さんの演出。これも一つの挑戦と言えるでしょう。ファンのみなさんは、そんな五月姫にもちろん注目されたと思いますが、個人的には手下の二人の舞が印象に残りました。長い槍を振り回しながらの荒々しい舞。しかし、力任せに暴れているだけではなく、荒々しい舞を丁寧に舞われている、そんな感じを受けました。
大塚神楽団「橋弁慶」は、昨年発表されたということで、今回のイベントでは一番新しい演目だったようです。源義経の幼少の頃が物語となった珍しい内容で、まさに新たなる挑戦といった感じ。前半は若き義経、遮那王(しゃなおう)が烏天狗(からすてんぐ)との修行に臨みます。長い棒を自在に操る烏天狗の舞が特によかったと思います。後半は五条橋の奥から弁慶が登場。強さ、重たさ、硬さを感じさせる舞を見ていると、「少々ではビクともしないぞ」という弁慶の声が聞こえてくるかのようです。それに対する遮那王は、軽さ、素早さを感じさせる舞。先ほどの修行の成果を発揮し、ついに弁慶から武器を奪います。最後には弁慶の泣き所を急襲。これにはさすがの弁慶も降参です。こういった、日本人ならではの文化的なネタを盛り込むあたり、大塚さんらしい演出だなと思いました。
横田神楽団「伊吹山」。日本武尊のお供をする、韋駄天権内(いだてんごんない)という人物が登場しますが、チャリ役ということでみなさん珍しいと思いながらご覧になったのではないでしょうか。「長い足に物を言わせて」という言葉の通り、広いステージを走り回る軽快な舞を披露。中盤の酒宴の場面では、日本武尊が扇子の舞、剣の舞を披露する傍らで、背負っていた小太鼓を叩いてみたり。チャリというと、アドリブだらけの広島弁でしゃべる姿が浮かんでくる方も多いと思いますが、それだけに今回の役がすごく新鮮に感じられたのではないでしょうか。それと全体的に、新たな挑戦というよりは第二部の「伝統を受け継ぐ」のほうが合っているような印象も受けましたね。
中川戸神楽団「大江山」。以前こちらのブログでも特集した大江山についての様々な伝説。この中川戸さんの上演も、そんな伝説にこだわって作られているのがよく伝わってきました。全編にちりばめられた、深くて味のあるセリフ。酒呑童子をはじめとした鬼たちの面。中でも茨木童子は三つの目がありましたね!これもある伝説では「茨木童子は三つの目を持つ珍しい鬼」という姿で語られているんです。しかし一番印象に残ったのはやはりクライマックス。酒呑童子の壮絶な最期を、いろいろな仕掛けで演出され、「どうなるんだ!?」と舞台に釘付けになりました。
原田神楽団「土蜘蛛」。先ほどの「大江山」ではあの酒呑童子を討ち取った源頼光ですが、この演目では絶体絶命の危機に陥ります。前半のみの登場ですが、やはり頼光の武勇が光るほど、この演目が面白くなると思います。強さはもちろん、威厳や位の高さをも感じさせる舞で、見ていて後半がさらに楽しみになりましたね。しかし後半は「チャンチキの神様」が例によって?大活躍。正直、舞よりもそちらに注目してしまった方も多くおられたことでしょう。そして、上演の最後に神が退場するところ、なんと二人の神がチャンチキの前に歩み寄り、深々と礼をされました。最後にもう一度、客席から大きな笑いが起こりましたね。
最後は上河内神楽団「紅葉狩」。最近維茂役は世代交代されたようで、若い方が舞っておられますね!人気神楽団さんの主役ですから、私たちには想像もできないような苦労がたくさんあることと思いますが、これからも頑張っていただきたいですね。一足先に世代交代された鬼女大王さん。こちらは早くも貫禄を漂わせるような舞で、しっかりとその役を演じられていたと思います。そして二人の神、三匹の鬼が入り乱れる立ち合い。とてもテンポが速いのですが、決して雑ではありません。このあたり、まさに日々の練習の成果が見てとれるのではないでしょうか。
以上、全十演目の報告でした。そして今回も「その3」で番外編をお届けしようと思います!
2009,02,25 Wed 23:46
新着コメント
hiroさん、コメントありがとうございます。
初めてのRCC早春、しっかり楽しまれたようで何よりです。
また来年もぜひ行ってみてくださいね!
これからもよろしくお願いします。
初めてのRCC早春、しっかり楽しまれたようで何よりです。
また来年もぜひ行ってみてくださいね!
これからもよろしくお願いします。
| 特派員Y | EMAIL | URL | 09/02/26 12:35 | qi6UEqak |
いつも特派員報告を楽しみにしています。今回初めてRCC早春神楽共演大会に行きました。大きなホールならではの音響の良さ・照明の演出がとても良くて、ホールで見る神楽を十分楽しむことができました。神楽団さんの熱意も感じることが出来ました。また特派員報告を読みながら1つ1つの演目の感動を思い出してます(^^)番外編も楽しみにしています。
| hiro | EMAIL | URL | 09/02/26 00:36 | HOGT0.9w |
2月22日は広島市の厚生年金会館で「RCC早春神楽共演大会」が行われました。今年で11回目を迎え、「ホール神楽」の最先端のイベントとして定着してきたように思います。
第一部「原点を見つめる」
まずは谷住郷神楽社中「天の岩戸」。神楽の原点と一口に言っても、考え方次第で様々な演目が浮かんでくると思います。「天の岩戸」と言えばやはりその物語が、神楽の原点と言えるでしょう。天照大神を始めとした八百万の神々を魅了した宇津女命の舞は、まさに神楽という芸能の始まりに相応しかったように思います。もちろん、他の神様の舞も見どころたっぷり。岩戸の前へと向かう、児屋根命と太玉命は、大きく手を振り、鈴を鳴らしながらの舞。国の隅々まで鈴を響かせ、神々の集合をうながすかのようでした。手はもちろん、足腰やその視線までも力強かった、手力男命の舞。そして最後は面を取り、歌を歌いながら喜ぶ神々の舞。神様が楽しむから「神楽」なんだなぁと改めて感じたりもしました。
第二部「伝統を受け継ぐ」
津浪神楽団「鍾馗」。強さの中に上品さを感じさせる鍾馗大神の舞。先ほどの「天の岩戸」の物語では、どちらかと言うと悪役で語られる須佐之男命ですが、この演目では疫神を退治する神として登場します。茅の輪をかざし、隙のない構えで宝剣を突き出す姿。対する疫神は、床をなめるかのように低い姿勢での舞。他の鬼にはない恐ろしさを見てとることができます。立ち合いでは、それぞれの舞が激しくぶつかり、見応え十分。重たい衣装を着たままですが、最後まで息の乱れを感じさせない鍾馗の舞には、「よぅ舞った!」と拍手を送られた方も多くおられたことでしょう。
後野神楽社中「八岐大蛇」。最初は七人目の姫が大蛇に呑み取られる場面から始まります。姫が一人舞う中、真っ暗なステージに、いつの間にか赤い点が。何が光っているのかと見ていると、みるみるうちに赤い点が増え、合計16の点に。そしてそれが姫に近づいていくのです。そう、赤い点は大蛇の目だったんですね!実に効果的な演出で、多くの方に強い印象を与えたように思います。後半でも印象的な場面が。火を吹いて須佐之男命に襲い掛かる八岐大蛇。そこではステージ全体が赤い照明で照らされました。客席に座っていても、その大蛇の吐く炎の熱が伝わるかのようでしたね。大きなステージ、プロのスタッフによる演出。まさに「ホール神楽」の醍醐味を味わうことができました。
筏津神楽団「黒塚」。阿闍梨祐慶(あじゃりゆうけい)という山伏と剛力が那須野ヶ原を訪れ、不思議な女に出会います。その女こそ、金毛白面九尾狐だった…という、これもみなさんお馴染みの演目ですね。「山伏の腰に下げたる法螺(ほら)の貝 一口吹けば悪魔退く」という歌もありますが、今回の山伏さん、本当に法螺貝をぶら下げ、途中実際にそれを吹く場面もありました!初めて見たので、とても印象深かったですね。ユーモラスな剛力さんに笑わせてもらった後は、恐ろしい鬼の登場。太鼓の上から現れ、獲物に迫ります。じぃっと動かず相手を凝視する姿、こちらもなんだか動けなくなってしまいそうです。後半は狐の姿になって登場し、獣らしく低く這い回りながらの立ち合い。三浦介らとの息もバッチリで、約50分の上演があっという間に感じました。
そして!今年も抽選にチャレンジしてきました。ブログを読んだ方から「今年は何が当たった?」と声をかけていただきましたが、(残念ながら…)またまた醤油でした(笑) みなさんは何が当たりましたか!? 後半の報告もお楽しみに!
第一部「原点を見つめる」
まずは谷住郷神楽社中「天の岩戸」。神楽の原点と一口に言っても、考え方次第で様々な演目が浮かんでくると思います。「天の岩戸」と言えばやはりその物語が、神楽の原点と言えるでしょう。天照大神を始めとした八百万の神々を魅了した宇津女命の舞は、まさに神楽という芸能の始まりに相応しかったように思います。もちろん、他の神様の舞も見どころたっぷり。岩戸の前へと向かう、児屋根命と太玉命は、大きく手を振り、鈴を鳴らしながらの舞。国の隅々まで鈴を響かせ、神々の集合をうながすかのようでした。手はもちろん、足腰やその視線までも力強かった、手力男命の舞。そして最後は面を取り、歌を歌いながら喜ぶ神々の舞。神様が楽しむから「神楽」なんだなぁと改めて感じたりもしました。
第二部「伝統を受け継ぐ」
津浪神楽団「鍾馗」。強さの中に上品さを感じさせる鍾馗大神の舞。先ほどの「天の岩戸」の物語では、どちらかと言うと悪役で語られる須佐之男命ですが、この演目では疫神を退治する神として登場します。茅の輪をかざし、隙のない構えで宝剣を突き出す姿。対する疫神は、床をなめるかのように低い姿勢での舞。他の鬼にはない恐ろしさを見てとることができます。立ち合いでは、それぞれの舞が激しくぶつかり、見応え十分。重たい衣装を着たままですが、最後まで息の乱れを感じさせない鍾馗の舞には、「よぅ舞った!」と拍手を送られた方も多くおられたことでしょう。
後野神楽社中「八岐大蛇」。最初は七人目の姫が大蛇に呑み取られる場面から始まります。姫が一人舞う中、真っ暗なステージに、いつの間にか赤い点が。何が光っているのかと見ていると、みるみるうちに赤い点が増え、合計16の点に。そしてそれが姫に近づいていくのです。そう、赤い点は大蛇の目だったんですね!実に効果的な演出で、多くの方に強い印象を与えたように思います。後半でも印象的な場面が。火を吹いて須佐之男命に襲い掛かる八岐大蛇。そこではステージ全体が赤い照明で照らされました。客席に座っていても、その大蛇の吐く炎の熱が伝わるかのようでしたね。大きなステージ、プロのスタッフによる演出。まさに「ホール神楽」の醍醐味を味わうことができました。
筏津神楽団「黒塚」。阿闍梨祐慶(あじゃりゆうけい)という山伏と剛力が那須野ヶ原を訪れ、不思議な女に出会います。その女こそ、金毛白面九尾狐だった…という、これもみなさんお馴染みの演目ですね。「山伏の腰に下げたる法螺(ほら)の貝 一口吹けば悪魔退く」という歌もありますが、今回の山伏さん、本当に法螺貝をぶら下げ、途中実際にそれを吹く場面もありました!初めて見たので、とても印象深かったですね。ユーモラスな剛力さんに笑わせてもらった後は、恐ろしい鬼の登場。太鼓の上から現れ、獲物に迫ります。じぃっと動かず相手を凝視する姿、こちらもなんだか動けなくなってしまいそうです。後半は狐の姿になって登場し、獣らしく低く這い回りながらの立ち合い。三浦介らとの息もバッチリで、約50分の上演があっという間に感じました。
そして!今年も抽選にチャレンジしてきました。ブログを読んだ方から「今年は何が当たった?」と声をかけていただきましたが、(残念ながら…)またまた醤油でした(笑) みなさんは何が当たりましたか!? 後半の報告もお楽しみに!
2009,02,23 Mon 22:30
新着コメント
今週の日曜日は、広島市の厚生年金会館で「RCC早春神楽共演大会」が行われます。今年で11回目となるこの大会、多くのファンのみなさんが楽しみにされていると思います。
そしてみなさんもよくご存知のように、この大会は三部構成。第一部は「原点を見つめる」で、島根県江津市の谷住郷神楽社中による「天の岩戸」が上演されます。「庭火たく 岩戸の前の夜神楽は これぞ神楽のはじめなりけり」という歌もあるように、天照大神に再び出ていただくために宇津女命が岩戸の前で舞ったものが、神楽の最初と言われています。物語だけでなく、神楽そのものの良さをじっくり味わえる演目です。どうぞご注目ください!
第二部は「伝統を受け継ぐ」。この地域だけでなく、全国で神楽を継承されているすべての方にとって、「受け継ぐ」というのは最重要課題と言えるでしょう。それぞれの地域で大事に守られてきた伝統を、一度に見ることができます。今回は津浪神楽団「鍾馗」、後野神楽社中「八岐大蛇」、筏津神楽団「黒塚」の三演目です。先ほどの「天の岩戸」もそうですが、古典曲目だからこそしっかりと味わうことのできる部分を楽しんでいただければと思います。
そして多くの方が楽しみにされているであろう第三部「新たなる神楽への挑戦」。戦後新しく作られた新舞、そして近年の各神楽団による創作演目で構成される、最も見栄えのするパートです。極端な話、「旧舞はえぇけ~、新舞だけ見よう」なんて方も中にはおられるかもしれません。しかし、古い演目があってこその新しい演目です。時代に沿って変化し、進化してきた神楽。この大会の流れに沿って見ていくことで、新しいものの中に、古い何かを発見することがあるかもしれません。いろいろな仕掛けや、こだわりの演出、そして新しいものに挑戦しようという舞手さんの思い。そんな新しいものを見ながら、同じように神楽を愛し、必死に残されてきた先人の方々に感謝することも忘れずにいたいですね。
最後に、毎年書いていることではありますが、恒例の?パンフレット購入による抽選。もちろん高級醤油でもいいんですが、今年こそは…と密かに気合を入れております(笑) ということで、いよいよ待ちに待ったビッグイベント、しっかりと堪能してこようと思います。もちろん、特派員報告もありますので、お楽しみに!
イベント詳細
そしてみなさんもよくご存知のように、この大会は三部構成。第一部は「原点を見つめる」で、島根県江津市の谷住郷神楽社中による「天の岩戸」が上演されます。「庭火たく 岩戸の前の夜神楽は これぞ神楽のはじめなりけり」という歌もあるように、天照大神に再び出ていただくために宇津女命が岩戸の前で舞ったものが、神楽の最初と言われています。物語だけでなく、神楽そのものの良さをじっくり味わえる演目です。どうぞご注目ください!
第二部は「伝統を受け継ぐ」。この地域だけでなく、全国で神楽を継承されているすべての方にとって、「受け継ぐ」というのは最重要課題と言えるでしょう。それぞれの地域で大事に守られてきた伝統を、一度に見ることができます。今回は津浪神楽団「鍾馗」、後野神楽社中「八岐大蛇」、筏津神楽団「黒塚」の三演目です。先ほどの「天の岩戸」もそうですが、古典曲目だからこそしっかりと味わうことのできる部分を楽しんでいただければと思います。
そして多くの方が楽しみにされているであろう第三部「新たなる神楽への挑戦」。戦後新しく作られた新舞、そして近年の各神楽団による創作演目で構成される、最も見栄えのするパートです。極端な話、「旧舞はえぇけ~、新舞だけ見よう」なんて方も中にはおられるかもしれません。しかし、古い演目があってこその新しい演目です。時代に沿って変化し、進化してきた神楽。この大会の流れに沿って見ていくことで、新しいものの中に、古い何かを発見することがあるかもしれません。いろいろな仕掛けや、こだわりの演出、そして新しいものに挑戦しようという舞手さんの思い。そんな新しいものを見ながら、同じように神楽を愛し、必死に残されてきた先人の方々に感謝することも忘れずにいたいですね。
最後に、毎年書いていることではありますが、恒例の?パンフレット購入による抽選。もちろん高級醤油でもいいんですが、今年こそは…と密かに気合を入れております(笑) ということで、いよいよ待ちに待ったビッグイベント、しっかりと堪能してこようと思います。もちろん、特派員報告もありますので、お楽しみに!
イベント詳細
2009,02,19 Thu 22:44
新着コメント
神楽大好き さん、コメントありがとうございます。
しっかり楽しんでくださいね!
しっかり楽しんでくださいね!
| 特派員Y | EMAIL | URL | 09/02/21 10:09 | qi6UEqak |
行きますよ!!
楽しみです。
楽しみです。
| 神楽大好き | EMAIL | URL | 09/02/20 17:37 | tTBCbx1A |
先週の日曜日、千代田開発センターで月一の舞いが行われました。今月の月一の舞いは「伝統を守る高田舞い」。ということで、安芸高田市の神楽団による熱い神楽が繰り広げられました。それでは、報告です。
最初は原田神楽団「天の岩戸」
神楽の始まりにはふさわしい演目ですね。「天の岩戸」は、特に神々の特徴ある舞いが観ることができるので面白いかと思います。また、独特のお囃子はリズムにのりやすく、中にはお囃子と一緒にリズムをとる方もいらっしゃいました♪そして物語が進むにつれ、さらに神楽の世界へと引きずり込まれて行ってしまいます。宇津女の激しくも優雅な舞いや荒々しく力強い手力男の舞いへと続き、最後に待ちに待った天照大神の登場。天照大神の姿が見えた時は、観客も舞手も心一つになる瞬間だと思います。今回もたくさんの拍手が湧き起こっていましたね。またその直後、両手に扇子を持ち体全体を使って大喜びする手力男の舞は、こちらまで歓声をあげて大喜びしたくなってしまいます。
次に梶矢神楽団「塵倫」
身に翼ある鬼が異国より数万騎の軍勢を引き連れ日本へと攻め来るお話です。始めに煌びやかな衣装をまとった仲哀天皇がお供を連れて登場し、じっくりと伝統の舞を披露。その後一人残ったお供の高麻呂は空の様子を伺い、ついに塵倫がやって来たと仲哀天皇に告げます。すると、たちまち袖側から煙を放ち、一匹の鬼が登場。その姿に目を奪われていると、舞台の端からさらに一匹の鬼!そして、中央からもグワっと塵倫の姿。計三匹の鬼の登場に会場はザワついていました。また、三匹揃っての片足立ちに客席からは拍手喝采。さぁそして、ついに決戦です。仲哀天皇達のガツンと喝の効いたセリフと気迫に満ちた塵倫の威圧感は両者互角。お互いキッっと睨み合う様や激しくやり合う様子はとても見ものでした。
そして原田神楽団「八岐大蛇」
この演目は子どもから大人まで誰もが知っている演目ですね。そして、なにより面白い笑い付き!今回もその笑いが盛りだくさんでしたね。おばあさんが杖で遊んだり弄ったり、また、「娘よりも私をさしだせ」とおじいさんに主張してみたり。しまいには毒酒を造る際、強引に奇稲田姫も参加させたりと、これでもか!のサービスぶりに、会場は笑いの渦でした。しかし、メインの大蛇と須佐之男も忘れてはいけません。大蛇のダイナミックな技の数々はたくさんの拍手。そして、立ち合いでは火花を散らし、須佐之男に襲い掛かります。須佐之男も悪戦苦闘ですが、負けじと渾身の力を振り絞り立ち向かいます。先ほどの笑いの場面とは打って変わって、白熱した一戦。観る者を釘付けにしてくれました。
そして最後を飾るのは上河内神楽団「紅葉狩」
こちらの演目は艶やかで、鬼女たちの巧みな妖術が印象的ですね。やはり注目してしまうのは麗しい姫に化けた鬼女と維茂達の宴の場面。鬼女たちが魅せる、誰をも惹き付ける妖艶たる姿とゆっくりと落ち着いた舞いは、たとえ維茂達であろうと、もはや招ねかれざるを得ない気がしますね。始まった宴で、酒を注がれ徐々に酔いしれていく維茂達。しかし維茂達がグイッと酒を飲んでいる背後では、いつでも喰い掛かるぞ!と言わんばかりに美しい姫は一度鬼の姿へ。そして、こちらに振り向かれそうになれば、バレないようにサッと袖で顔を隠し姫へと戻る。その動作がまたゆっくりのためになんとも恐ろしく、ゾゾゾっとしてしまいますね。しかし、そこからどんどんと終盤まで引き寄せられていってしまいます。最後の立ち合いでも凄まじいスピードで最後の最後まで会場を湧かせてくれました。
さて、今月の月一はいかがだったでしょうか?今回、3週間後の月一ということでわりと早い開催でしたが楽しめましたか??先月の「山県舞い」に引き続き今月は「高田舞い」でしたが、両方観に行かれた方は特にそれぞれの舞いをじっくりと味わうことができたと思います♪また、今回は、海外からお越しのお客様もおられ広島の神楽を楽しんで行かれました。こういった海外からの神楽ファンもたくさん増やしていきたいですね!
さぁ、来月は「2008年度 広島・島根交流神楽」最後の月一です。来月は石見神楽も堪能する事ができますよ☆「ほいじゃぁ最後じゃし、来月も行こうのぉ~」という方!「まだ行ってないわ~」という方も是非、是非お越しください!!スタッフ一同心よりお待ちしております♪
最初は原田神楽団「天の岩戸」
神楽の始まりにはふさわしい演目ですね。「天の岩戸」は、特に神々の特徴ある舞いが観ることができるので面白いかと思います。また、独特のお囃子はリズムにのりやすく、中にはお囃子と一緒にリズムをとる方もいらっしゃいました♪そして物語が進むにつれ、さらに神楽の世界へと引きずり込まれて行ってしまいます。宇津女の激しくも優雅な舞いや荒々しく力強い手力男の舞いへと続き、最後に待ちに待った天照大神の登場。天照大神の姿が見えた時は、観客も舞手も心一つになる瞬間だと思います。今回もたくさんの拍手が湧き起こっていましたね。またその直後、両手に扇子を持ち体全体を使って大喜びする手力男の舞は、こちらまで歓声をあげて大喜びしたくなってしまいます。
次に梶矢神楽団「塵倫」
身に翼ある鬼が異国より数万騎の軍勢を引き連れ日本へと攻め来るお話です。始めに煌びやかな衣装をまとった仲哀天皇がお供を連れて登場し、じっくりと伝統の舞を披露。その後一人残ったお供の高麻呂は空の様子を伺い、ついに塵倫がやって来たと仲哀天皇に告げます。すると、たちまち袖側から煙を放ち、一匹の鬼が登場。その姿に目を奪われていると、舞台の端からさらに一匹の鬼!そして、中央からもグワっと塵倫の姿。計三匹の鬼の登場に会場はザワついていました。また、三匹揃っての片足立ちに客席からは拍手喝采。さぁそして、ついに決戦です。仲哀天皇達のガツンと喝の効いたセリフと気迫に満ちた塵倫の威圧感は両者互角。お互いキッっと睨み合う様や激しくやり合う様子はとても見ものでした。
そして原田神楽団「八岐大蛇」
この演目は子どもから大人まで誰もが知っている演目ですね。そして、なにより面白い笑い付き!今回もその笑いが盛りだくさんでしたね。おばあさんが杖で遊んだり弄ったり、また、「娘よりも私をさしだせ」とおじいさんに主張してみたり。しまいには毒酒を造る際、強引に奇稲田姫も参加させたりと、これでもか!のサービスぶりに、会場は笑いの渦でした。しかし、メインの大蛇と須佐之男も忘れてはいけません。大蛇のダイナミックな技の数々はたくさんの拍手。そして、立ち合いでは火花を散らし、須佐之男に襲い掛かります。須佐之男も悪戦苦闘ですが、負けじと渾身の力を振り絞り立ち向かいます。先ほどの笑いの場面とは打って変わって、白熱した一戦。観る者を釘付けにしてくれました。
そして最後を飾るのは上河内神楽団「紅葉狩」
こちらの演目は艶やかで、鬼女たちの巧みな妖術が印象的ですね。やはり注目してしまうのは麗しい姫に化けた鬼女と維茂達の宴の場面。鬼女たちが魅せる、誰をも惹き付ける妖艶たる姿とゆっくりと落ち着いた舞いは、たとえ維茂達であろうと、もはや招ねかれざるを得ない気がしますね。始まった宴で、酒を注がれ徐々に酔いしれていく維茂達。しかし維茂達がグイッと酒を飲んでいる背後では、いつでも喰い掛かるぞ!と言わんばかりに美しい姫は一度鬼の姿へ。そして、こちらに振り向かれそうになれば、バレないようにサッと袖で顔を隠し姫へと戻る。その動作がまたゆっくりのためになんとも恐ろしく、ゾゾゾっとしてしまいますね。しかし、そこからどんどんと終盤まで引き寄せられていってしまいます。最後の立ち合いでも凄まじいスピードで最後の最後まで会場を湧かせてくれました。
さて、今月の月一はいかがだったでしょうか?今回、3週間後の月一ということでわりと早い開催でしたが楽しめましたか??先月の「山県舞い」に引き続き今月は「高田舞い」でしたが、両方観に行かれた方は特にそれぞれの舞いをじっくりと味わうことができたと思います♪また、今回は、海外からお越しのお客様もおられ広島の神楽を楽しんで行かれました。こういった海外からの神楽ファンもたくさん増やしていきたいですね!
さぁ、来月は「2008年度 広島・島根交流神楽」最後の月一です。来月は石見神楽も堪能する事ができますよ☆「ほいじゃぁ最後じゃし、来月も行こうのぉ~」という方!「まだ行ってないわ~」という方も是非、是非お越しください!!スタッフ一同心よりお待ちしております♪
2009,02,09 Mon 20:29
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